【中小】今日からできる、お薦め勉強法

みなさんこんにちは、コニケンです
突然ですが、この建物何か分かりますか?そう、霞ヶ関駅の上にある経済産業省の本館と別館です。中小企業庁は別館7F/8Fがメインフロアのようです(画像はMETI HPより)。今回は中小企業経営・政策ということで、実際様々な施策が生まれてくる現場を載せてみました。
さて、ここからが本題。先週からお送りしている中小WEEKもいよいよラスト二つです(締めは明日ひめさんの投稿です!)科目の特徴については、すでに6名の執筆陣が書いているので、今回は私が行っていた今日からできる勉強法について三つ紹介したいと思います。一応最初に言っておきますが、私は決してこの科目を軽視せず、結果的に本番で70点台取れたことで、一発合格に大きく近づきました
たしかに覚えることは多いですが、必要以上に深入りせず(もっと知りたい!と好奇心を持つことはもちろん大事ですけどね)、しっかりと戦略を立てて整理しながら学習すれば、確実に点に結び付きます
テキストの記載内容が、似たような文章で、ピンポイントで出ればもちろん確実に3点を取りに行かなければいけません。たとえ出題に一ひねりあった場合でも、ある程度幅広く押さえておくことで、選択肢を二つくらいまで絞れて、正答率はグッと上がるはずです。
二次試験に直接結び付く論点はたしかに少ないですが、ここで改めて強調したいのは、是非ともこの科目を軽視せず、しっかりと最後の最後まで(=試験本番のお昼休みまで!)自分の頭の中で整理し切って、この科目で一点でも多く稼いでください。

<お薦め勉強法>
1)中小企業政策一覧表を作って、常に手元に持っておこう!
主に暗記科目でもあるこの中小企業政策・経営は、通勤の隙間時間・休み時間等を使う絶好の科目です。5分もあれば一つの論点の自分の中の定着度が上がります。そこで、数々の中小企業政策(主なところで20前後でしょうか)を一覧にした紙を一枚作り、手帳等に潜めておくことで、常に眺められるような状態にしておきます。もちろん、頻出順に並べておけば、なお良いです(T○Cテキストの出題領域表で拾うか、完成講義レジュメの補助資料等に載っています)
たとえ電車が混んでいたとしても、紙一枚を眺めながら、
・施策の概要
・ポイントとなる数字
・対象
・認定者
等について、頭の中でブツブツ呟いてみます(さすがに車内で実際に声を出してしまうと少し迷惑なので…)つまり、あえて内容は書かず、ただズラズラと20の政策名を書いておきます。大前提としては、上記のポイントについて、予め別のノートに「答え」を自分の言葉でまとめておきます
頭の中で呟いた上で、分からなかった部分に関しては、ノートが見られる状態になったら確認した上で、マークしておきます。そして、次に同じ論点を見るときは、それが確実に潰せていることを確認します。全ての主要政策がこのように潰せるまで、このサイクルをひたすら回していきます。家に帰って、このリストを見ながら、声に出して一つ一つ説明していくのも(たとえ独り言になったとしても…)良いでしょう。
あくまで、テキスト以上のことは覚える必要がありません。やることがある程度決まっている科目ってある意味幸せじゃないですか?ここでの努力は絶対に惜しまないようにしましょう

2)中小企業を一つでも多く知ろう!
私は、この資格の学習を始めるまでは、正直、中小企業というものそのものにあまり馴染みがありませんでした。きっとそういう方も多いと思います。そういう状況の中、ただただ政策ばっかり覚えていても、イマイチピンと来ないことがあり得ますし、納得感も少ないでしょう。それでは覚えるのにただ時間がかかり、あまりにも勿体ないです。
そこで、見出しの通り、中小企業を一つでも多く知る対応をとることで、長期的に考えてみても、二次の事例問題に取り組む際、資格取得後に、様々なクライアント先に出向く際にも、プラスとなるような自分の中の「引き出し」を作っておくことにも繋がります。
以前、「特許を身近に感じる」というテーマで記事を書きましたが、やはりどの科目も、具体的な事例に興味を持ち、「身近に感じる」ことが、一発合格への近道だと私は強く信じています。
色々な本はもちろん出版されていますが、わざわざ本屋に出向かなくても、私が定期的にチェックしていた三つのsourceについて紹介します
○J-Net
http://j-net21.smrj.go.jp/
すでにこのサイトは閲覧している方が多いと思いますが、とにかくあらゆる企業の政策活用例、成功例が紹介されています。昼休み普通に眺めているだけでも気分転換になりますし、とにかく内容が本当に興味深いです。是非目に留まった企業をクリックして読んでみてください

○日経新聞:新興・中小企業面
毎週月曜日に1面分、中小企業が特集されています。上に書いたような、特定企業の取り組みを知る上でも、中小企業全体の動向を知る上でも、診断士試験を受ける者としては、是非端から端までチェックしてみてください。

○がっちりマンデー
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/
日曜の朝7時半から放送されている、私の大好きな番組の一つです。不定期ですが、中小企業の技術力等、いわゆる「オンリーワンの強み」が分かりやすく紹介されています。これも、素直に感心してしまうことが多いですが、やはり診断士を目指すにあたっては、(もちろん今の私もそうですが)どうやったらこの企業がここに辿り付けた分析してみると、二次試験対策も含めて、今後に繋がっていくと思います。

3)グラフのポイントを、自分の言葉でまとめ直してみよう!
最後は、テキスト前半に書かれている、中小企業経営について。こちらは、中小企業白書2011年版に記載されている主要な統計データを覚えることになりますが、テキストに記載されているグラフのポイントを、自分の言葉でまとめ直してみてください。すでにポイントがワンフレーズで書かれているものもありますが、これを丸暗記するよりも、自分の言葉でまとめ直した方が、間違いなく「しっくり」来ます。もちろん、ポイントが書かれていないものに関しては、他と同様、ワンフレーズを作ってみてください。グラフそのものの細部の数字まで漠然と覚えていくのは、さすがに難しいですよね?
そして、そのワンフレーズに対応する形で、ポイントとなる数字・箇所に大きくピンク色等で○付けをして、あくまで必要な部分のみ、ビジュアル的に覚えましょう。

<おまけ>
ご存じの通り、この科目は本番90分あります。ただし、90分フルで使う受験生も比較的少なく、途中退出をする人も多いです。自分自身、本番は結構気が散ってしまいました。。ただし、早く帰っている人=できている人とは限りません!!周りを気にせずしっかりと集中力を保ちつつ、少しでも正解に近づけるように、それまでに勉強したことを総動員しながら選択肢を絞り込んでいきましょう。

<最後に>
いよいよGWまで二週間ですね。初学者のみなさんは、ここまで半年間ひたすら突っ走ってきたと思いますが、改めてその半年間を振り返ってみると、自分の成長を実感できていませんか?GW後からは、ついに二順目が始まります。我々も最大限サポートしていきますので、是非一科目一科目、一緒に磨き上げていきましょう
byコニケン

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【中小】今日からできる、お薦め勉強法”へ2件のコメント

  1. こにけん より:

    あんみつさん、情報ありがとうございます
    残念ながら観たことないですが、がっちりマンデーよりも、さらに「ものづくり」にフォーカスした番組みたいですね。
    私もエンジニアなので、どうやって中小企業でヒット商品が生まれてるのか、以前から強く興味を持ち続けています。早速今週末観てみます!

  2. あんみつ より:

    本年度合格に向け、いつも参考にさせていただいております。レギュラーチェックしていただきたいものに、次のテレビ番組もおすすめです。
    ”ヒットの泉 ニッポンの夢ヂカラ”(TV朝日 毎週日 9:30)http://asahi.co.jp/hit-izumi/
    まさに中小企業のブレイクポイントを探す番組となっております。ご参考まで。

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