【中小】守備範囲をキッチリ

みなさんこんにちは。2回目の投稿となりました。アンドロメダです。

今週は中小Weekということで、私も白書のカテゴリに触れていきたいと思います。

私も例に漏れず、中小が最も苦手でした。一次試験終了から今日にかけて、最も知識が抜けている(定着率が悪い)科目でもあります。

 

<分析>

では、それはなぜか?

私が受験生のときに感じていたことがそのまま理由として当てはまるのではないかと考えました。

  • 過去問が使えず、インプット・アウトプットの材料が(他の科目と比較して、相対的に)少ない科目
  • 各論点に関連性があまりなく、問題への対応も応用が利かせづらい科目
  • 知ってるか知らないかで勝負が決まる科目
  • グラフと共に記載のあるデータが全て

であるということ。ほとんど関連性のないデータをひたすら覚えていくのはかなり厳しい。

 

<戦略>

ではどうするか? 全部に当てはまるものではないですが、

  1. 覚える範囲を絞る (←Point!!)
  2. ビジュアル・イメージで覚える

ことが重要。

「そんなの当たり前じゃねーか!」という方もいらっしゃるでしょう。「そんな必要はない。気合いで全部覚えればいい。」という方も、もちろんいらっしゃるはず。自分は基本的に後者のタイプでした。ただ、後者でも闇雲に覚えていくのはかなり気の遠くなる作業であることも事実。

 

では、「もし上記2点を重視した場合、あなたならどのような戦略で今後訪れる直前期を乗り切りますか?

 

私の実体験から考えると、1.に関しては、(受験対策校を利用している場合に限りますが)テキストに範囲を限定して集中的に覚えるのも一つの手でしょう。あとは広げても答練と模試くらい。

私もスピード問題集には大変お世話になりましたが、この「中小(白書)」に関してのみ手をつけませんでした。理由は、「応用が利かせづらいこの科目で、テキストで扱った内容で解ける問題が著しく少ないと感じたため」です。知識の定着に主眼を置いて利用していたスピ問が、この「中小(白書)」に限ってはほとんど機能しなかったのです。その理由から、もちろん白書も読んでいません。

もちろん、スピ問の利用目的によってこの戦略は変わってきます。どのような戦略を取るかはご自身で判断してください。

 

しかし、中には「範囲を絞りすぎるとカバーできない部分が多くて不安」という方もいらっしゃるでしょう。ですが、よく考えてみてください。受験対策校のテキストは元々ポイントが絞られたものであるということを。それは他の科目でも同様です。試験傾向を分析するプロが作ったテキストで学習を行っていれば、「それなりに」試験に対応できるはずです。そういう仕事はプロに任せましょう。

また、範囲を広げたら広げたで今度は、「覚えることが多すぎて、全部頭に入れられるか不安」という、また別の不安要素も出てきます。それなら、守備範囲を定めて、その中に入ってきたボールはキッチリさばくことに専念した方が、中小企業政策に割ける時間も多く取れていいのでは?という判断もできると思います。時には思い切った戦略も必要です。

 

2.に関しては、テキストに載っているグラフをコピーしてノートに貼付け、そこにポイントを書き込んでビジュアルとして覚えてしまった方が早いかなと、個人的には思っています。要は、問題を見たときにグラフなり表なりが頭の中に浮かべば勝ちですから。ノートを使って脳に刷り込むようにして覚えていました。

あくまでも学習法の1つとして受け取っていただければありがたいです。機会があればそのノートも公開したいと思います。

 

 

<覚えるポイント>

最後に、私が重視していた白書を覚えるポイントを掲載しておきます。

  1. 特徴:小見出し(=結論)をまず押さえる
  2. 傾向:他の数値とは明らかに違うもの、過去の推移とは明らかに違うもの
  3. 数値:グラフの1位2位と、それらの大雑把な値(約○割)

AとBはmust。Cはだいたいの数字に丸めることで覚える量を軽減させることができます。問題の選択肢も1%単位でずらした選択肢はほとんどありませんから。このポイントを先ほどのノートに追記したりマーカーで見やすくする等して、自分にとって一番覚え易いグラフを作るのも1つの手でしょう。

 

要は、「自分の採る戦略に根拠を持ちましょう!」っていう話でした。

 

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by アンドロメダ

 

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