診断士受験をオススメする理由(下)

こんばんは。ZonEです。

今日は2回シリーズの後半ということで、昨日に引き続き、診断士合格後に感じた合格して良かった点についても述べさせていただきます。

 
様々な勉強会・研究会に参加するパスポート?

診断士試験に合格して一番驚いたことは、何といっても診断士ネットワークの強さです。

勉強会や研究会、プロコン(プロコンサルタント育成講座)、セミナーなど、自分を高める機会が数多くあります。しかも、その多くがリーズナブルな費用で参加/受講できます。(診断士協会の会費が高い…という話もありますが、これらを含めトータルで考えれば自己投資としては高くない…と個人的には思っています。)

合格するまで、こんな世界が待っているとは知らなかったので、正直ビックリしました。

 
すごいと思える人々との出会い

また、そういった場に顔を出すようになって、「この人すごいなぁ…」と思わず溜息が出てしまう人々と出会えたことも大きな収穫です。つくづく自分は「井の中の蛙」だと感じ、「試験に合格して一息ついている場合じゃない。もっと頑張らなきゃ…」と奮起することができました。

もちろん、合格の狭き門をくぐった人々の集まりということもあるので、その中に身を置くと「果たして自分の強みは何だろう?」とか「自分は何をもってこの組織に貢献できるだろう?」とか色々と考えさせられ、この点も自分を成長させる上で良い刺激になります。

一流になりたければ、一流に交われ」的なことをよく言いますが、(受験仲間も含めて)その意味でも、この資格を受験して良かったと思います。

 
診断実務を通じて知見を広める

あと、合格後に実務補習や実務で実際の会社を診断させていただくようになって初めて分かったのですが、実務診断は自分の知見を広める上で非常に良い機会です。

社長を納得させ決断の背中を押す提案をするためには、その会社のことを親身になって真剣に考える必要があります。もちろん、自分の全く知らない業界であれば、色々と必死に調べます。

その会社のことを思って真剣に取り組めば取り組むほど、このプロセスを通じて、自分の全く知らなかった世界に関する知見が広がることは言うまでもありません。

「色々な業界の知見を広げてどうするの?」とか「何か1つの業界に特化した方が良いのでは?」という声も聞こえてきそうですが、私は色々な業界について知見を広めることは意味があると思っています。

ヘンリー・フォードが分業化による流れ作業で自動車の大量生産を実現したのも食肉加工工場からヒントを得た結果ですし、成功のヒントを他業種から学んだ企業は枚挙にいとまがありません

5年毎にある診断士資格の更新には、実務ポイントが必要ですが、ポイント獲得のための実務診断も検知を広めるための良い機会だと前向きに考えたいと思います。

 
以上のように、場や人や企業など色々な縁に出会えるこの資格ですが、その縁を活かすかどうかは自分次第だと思いますので、せっかくの縁を無駄にしないように今後とも頑張っていきたいと思います。

また、この道場の合格者と将来何かのプロジェクト(診断、執筆、etc)でご一緒できることを切に願っております。

それでは、今日はここまで。

by ZonE

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です