WATATAさん寄稿:合格のイメージを作る具体的な方法
WATATA でございます。今月は週1回寄稿させて頂いております。
またまた、ちょっと怪しげな「お金も時間もかけずに合格率を高める方法」のご提案が続きます。今回は「合格のイメージを作る具体的な方法」です!
もうすぐ本試験ですが、まだ出来る事は沢山あるはずです。もう一歩、もう半歩の頑張りのため、何か皆様のヒントになれば幸いです。
■なぜ、イメージが大切か?■
私たちのモチベーションは、感情と強く結び付いています。良い感情が得られるとわかっているのなら、その為に頑張ります。
例えば、おいしい料理を食べたいと思うのは、食べた結果「おいしい!」という感情を得たいからですよね。何かモノが欲しいのは、入手した結果により良い感情が得られる事を期待するからですよね。
「頑張れば良い感情が得られる」という事が明確に分かっている場合、人は頑張ります。では、どうすれば明確になるでしょうか? それが「イメージ」だと思います。合格した場面のイメージや、合格後に活躍している姿を具体的にイメージすることで、「合格したら良い感情を得られる」ということが明確になります。その結果、無意識に合格に向けた努力をする様になります。
ちょっと説明がクドいでしょうか・・・
■イメージを作る具体的な方法■
さて、本題の具体的方法です。これはNLP(神経言語プログラミング)という手法の一部から紹介します。私は、実際やってみて効果があったと思っています。
一人でやる場合は、質問の答えを実際に口に出して答えてみましょう。誰かにやってもらう方が効果的です。以下の流れに沿って、他の人に質問をしてもらい、答えた内容を紙に書いてもらいましょう。
では、スタートです。
①目を閉じ、深呼吸をして下さい。
②あなたが「中小企業診断士試験に合格した」と知った場面をイメージして下さい。
(又は、「あなたが合格後に活躍している場面をイメージして下さい」)
→イメージ出来るまでしばらく待ちます。
実際に自分がその日に居るかのように、詳細にイメージしましょう。
③今はいつですか?
→何月何日何時何分までイメージできるとベスト。
④今、どこにいますか?
⑤今、何をしていますか?
→とにかく具体的に!
⑥今、何が見えますか?
→できるだけ複数答える
⑦今、何が聞こえますか?
→できるだけ複数答える
⑧今、どんな気分ですか?
→できるだけ複数答える。
⑨合格出来た喜びを、どんな体の動きで表現していますか?
→実際に体を大きく派手に動かしてみる。メモ不要。
⑩今の感情を十分に味わったら、現在に戻って下さい。
合格したい気持ちは高まりましたか?
こんな感じです。これはかなりシンプルにご紹介してます。実際にNLPのワークとしてやる場合には、もう少し説明を行い、もっと本格的なやり方で進めます。
⑨の「体の動き」は、良い感情を呼び起こすスイッチとして使う事が出来ます。モチベーションを高めたいときに、実際のそのアクションをやってみて、合格した時の感情を呼び起こしてみると良いと思います。
■NLPはちょっとお勧め■
今回ご紹介したのは、NLPの「タイムライン」というワークに近いやり方です。(そのものではない)
私は、試験勉強の気晴らしを兼ねてNLPの講座に通っており、こんな様なワークをやってました。(直前期はさすがに控えましたが)
来年度合格目標の方の場合、ちょっと時間を取ってNLPのコース等に行ってみるのも一つの手です。(初歩的なコースであれば、2~3万円程度の出費かと思います)
「試験に合格する」以外の目標達成にも使える手法です。私の場合は、3年連続で年初にこういった目標達成のワークをやっており、今のところ2年間分の目標は達成しました。
余談ですが、目標を立て、それに従って生きる事は楽ではないと思います。
でも、企業にPDCAサイクルが必要である様に、人生にもPDCAサイクルが必要ではないかと思います。
自分もまだまだ十分PDCAを回せていないので、もっとガンガン回していきます!
ではまた!
by WATATA