ドキュメント2009/8/9法務+α

こんばんはJCです。先週の経営情報システムのまとめでも昨年の二日目が厳しい内容だったことをお伝えしましたが、情報は2日目の2科目目。実はその前の法務でも、ものすごい状況が受験生たちに襲いかかっていました。本日はドキュメンタリーたっちでお伝えすることにしましょう。

◆本試験1時間半前 8:30◆
H21年8月9日本日も朝8:30に勉強仲間と明治大学リバティータワー近くのカフェに集合し、わずかな残り時間で質問しあったり、リラックスしたりして過ごす。一日目の科目が例年になく対応しやすかったため、みんなわりかし余裕をぶっかまして、笑顔が多い。勉強仲間で一人だけ千葉商科大学が会場になった友人がいたので、 「千葉商科は問題が違うらしいよ」といた電phonetoかけたりしていました。catface
9時過ぎには試験場へ異動。途中入り口でT○C講師陣が待ち受けてくれている。先生達と握手してパワーをもらう。リバティータワーには中2階にしか喫煙所がないので、立て続けに3本吸いだめをしておく。落ち着いて受験するためにも、30分前には一旦席につき、トイレtoiletを済ましたり、文房具のチェックをしたりして、時間をつぶす。

◆本試験15分前 9:45◆
1科目目は経営法務。試験監督による注意事項が読み上げられ、続いて解答用紙が裏向きで配られる。透けて見えるので問題数を数える…。23問!?
いやーな予感。すげー、いやな25問じゃないの?1問4点じゃない?
5点の問題もあるってことすごーく嫌な予感。60点取るためには4点だったら10問落とせるけど、5点だったら8問じゃんこれは厳しい…。さっきまですごく落ち着いていたはずなのに、アドレナリンが逆噴射するくらい、どきどきしてくる。

◆本試験開始 10:00◆
10時。チーンというベルの音とともに、一斉に問題用紙をめくる音・鉛筆で書き込む音が耳触りに感じてしまう。僕の場合はいつもの通り、第一問目からページをめくってどんな問題があるのか確認することから始める。
第1問 簡易吸収合併…細かい論点だなと感じる。
第2問 簡易吸収合併…えっ!?またぁ
第3問 ケース問題…後回しにしようっと。
第4問 倒産…とーさん!?多分出ないと思ってた論点。 枝問が3問もあるし。
第5問 ケース問題…これも後回しか
第6問 知財…ようやく自信が持てる設問。
第7・8・9問 問題文が長い、後回しか!? その後の問題も問題文が長いものばっかりで、
最後のページにたどり着いてしまった…。
なんじゃこりゃあ。テキストで対応できることが全然少ない…!やばい!15秒間上を向いて天井を睨む。

◆本試験中 10:05◆
「自分の常識を信じるしかない
そう思い直して、解答を開始。自信をもって解答できたのなんて、ほんの数問だったかもしれません。あっという間に60分が過ぎてゆく。倒産は弁護士の範疇だからと、さらっとしか眺めて来なかった。グラフを眺めながら、自分の常識からすると答えはこれだなと選択肢を選ぶ。長い設問文を丁寧に読みながら、間違いを除外してゆく。いつもの作業。しかし、いつものような正解はこれだ!という自信の裏打ちはない。とにかく60分を戦い抜いたという印象。チーンというベルの音が空しく響く。1日目の余裕があっというまに崩壊。まるで9.11のワールドトレードセンターのようにがらがらと崩壊してゆく僕の自信。

◆本試験終了11:00◆
まずはトイレ。T○C八重洲校のクラスメートのMさんとすれ違う。いつも、にこにこ笑顔が特徴なのに今は表情despairが固い。きっと自分もなんだろうなと思いつつ「こりゃ足切られるなら法務かも」と語りかけると、Mさんも「やばいかも…」と答えてくる。気分を変えなきゃと、2階の喫煙所smokingに向かう。エレベーターでは受験生の若い女性が隣の若い男の子に「T○Cの模試より難しいじゃんdash」と文句を言っている。たばこを吸って、気分を変えて「さぁ、情報で巻き返しだ!」と気合を入れて試験場へ戻る。
この後、情報でさらに青くなることをこの時の僕はまだ知らない…。shock

というわけで、波乱の二日目はこうして始まりました。さて、今週も道場メンバーからの熱~いメッセージをどうぞ。ちなみに今日は若い順。

<アックル>
今回のドキュメントを読んで昨年の受験日を思い出しました。
先日説明したとおり、二日目の 法務には本当に参りました。初日が簡単だっただけに、ショックが大きかったです。
今年も極端に簡単な科目と難しい科目と分かれると思います。一喜一憂せず、試験終了まで、冷静に、そして合格への熱い思いを忘れずに 最後まで全力で受けてください。
最後まで諦めない者に勝利の女神はほほ笑みます。
それでは、体調に気をつけて、まだまだ頑張ってください。

<ZonE>
私も1次試験の2日目には、これまで体験したことが無いくらい、動揺させられました。法務で足切りを予感させられ、挽回するつもりで臨んだ得意の情報で返り討ち。昼休みの食事もロクに喉を通らず、不安定な精神状態で臨んだ中小経営・政策もボロボロ…。初日の貯金+足切りが無かったので救われたものの、試験に臨む精神状態としては、完全な負け戦ムードでした。
今年受験する皆さんにも色々なドラマがあろうかとは思いますが、無駄な動揺や落ち込みに心悩ますことなく、1科目1科目毎に冷静かつ着実に対峙していただきたいと思います。怒涛の7週間もいよいよ最終週。関東地方はいよいよ梅雨入り…で憂鬱な日々が続きそうですが、引き続き頑張ってください。

<ハカセ>

JCの当日ドキュメントは面白かったですね(笑)。でも、「透けて見えちゃった」ものはしょうがないけど、透けて見るために開始時間前に問題用紙や解答用紙を触っていると、試験官に起こられますからね (^_^;) 無用な疑いをかけられぬよう、注意しましょう! (^O^)/
土曜日のエントリーでご紹介した「直前5分間用のペーパー」、あるいは「まとめ表」、直前に作るのは大変ですから、答練・模試で間違えたところを中心に、早めに作っておくのが得策ですよ!  !(^^)!

<ふうじん>
今回のJCのドキュメント(体験談)面白い!H22年度受験生にとりとても参考になるネタですね!
今振り返ると、あの本試験問題は試験委員にとって「快心の出来」だったのでは。「難しい」と思わせつつ、「基礎がしっかりして」「思考力のある」受験生なら点数取れる作りですからね。私が試験委員なら、味をしめて今年もケース問題乱発するな。

<JC>
上のドキュメントの通り、僕は法務で相当やられた感満載で、足切りかもという不安を覚えました。でも翌月曜日の解答発表で採点したら79点でした。あんなに青くなって心配したのは全然意味がないどころか、他にも科目が残っているのに逆効果ですよね。なので、本試験では出来た!とか出来なかった!とかはあんまり気にしないで、心を無にして、次の科目に臨むことを心がけるべきだと思います。そう簡単にはいきませんけどね。

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