所得効果と代替効果

こんにちは。ハカセです。

初めて「経済学」に取り組む方にとって、なかなか理解できない項目の一つに「所得効果と代替効果」があります。グラフで説明されても、なお、「イマイチよくわからない・・・:cry: 」「スルツキー分解なんて、TACのテキストに載ってないじゃん!」と悩む方が多いのではないかと思います。「どうやったら理解しやすいか」「経済が苦手な合格者がどう対策したか」、その考え方を伝授します!ear

  1. 難しい問題は捨てる
    過去問では、最後の方に「大問」として「現在の所得と将来の所得」に関するスルツキー分解の問題が出たことがあります。これを解くのは非常に難儀です。そして、仮に事前に対策をとったとしても、それが出題されるとは限りませんし、正答出来るとも限りません。大問も4点、簡単な問題も4点です。この際、難しい問題の対策はスッパリ諦めるのも賢明な一案です。もちろん、「所得効果と代替効果」全体を切り捨ててはいけません!(笑)。この基礎は覚えつつ、大問対策はしない、ということです。ちなみに、ボクはスルツキー分解なんて分かりませんが、平成21年度の経済の試験は88点でした。scissors
  2. アウトプットの重要性!
    とはいえ、基礎だけはしっかり対策する必要があります。
    ・ 代替効果 = 同一グラフ上にある
    ・ 所得効果 = 同一グラフ上にない
    であることは、テキストをみれば分かりますよね。でも、これに関する問題が解けない。何故か。(・・?   それは、アウトプットが足りないからです。

    問題: 代替効果では、両方の点は同一グラフ上に
    解答肢: A. ある、B.ない、C. ある場合とない場合がある、D. わからない

    なんていう親切な問題が出るはずがないのですから、基礎知識を身に付けた上でそれがどう出題されるか、を把握する必要があります。
    そのためには、「スピード問題集」です。一発合格者の大部分が、スピード問題集を購入して解いています。

次回は、「間違えやすいポイント」を分かり易く解説したいと思います。

posted by ハカセ

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