予習をするかしないか

こんにちは。wackyです。

先週金曜日に道場のオフ会beerがありました。おかげ様で多くの方に参加していただき非常に盛り上がるupことができました。参加者も今の時期ならではで、診断士、2次試験結果待ち、来年リベンジ組、今年勉強開始等々…

参加していただいたみなさん、本当にありがとうございましたhappy01

さて今日のテーマは「講義の前の予習」についてです。

よく「予習はやった方がいいですか?」「予習はどうやっていましたか?」と聞かれることがあります。

まず予習をした方が良いかどうかについて言うなら、道場メンバーは口を揃えて「予習をした方がよい」と答えます。私も「予習をした方がよい」と思います。

ちなみに私が受験生だった頃は殆ど予習をしていませんでした。厳密にいうと少しはしていました。私は日曜2コマ講義を受けていたのですが、講義開始前に当日の講義の箇所をサラッと読み、なんとなくわかりにくそうな箇所をあらかじめマークしてから講義に臨み、講義ではその論点の解説に集中するようにしていました。

これでは予習というのもおこがましい内容なので、「予習はしていない」ことにしています。

私の場合は予習よりも復習を重視していたので、講義終了後にどのように復習してものにするかを常に念頭に置いていました。それに予習に時間を割くことはあまり意味がないと思っていました。正確にいうと予習に割く時間がなかったんですけどね。

なお私の1週間の学習スケジュールはこんな感じでした。

講義日を起点に翌週の講義までの間を復習にのみ割り当てていました。

復習においては、該当範囲内の論点の理解を主目的としていたので、テキストの内容を読み込んだり、必要に応じてWebフォローの講義を聴いたりして理解を深めるようにして、その後アウトプット(トレーニング冊子やスピード問題集)を使って知識の定着の確認、知識の使い方を確かめるようにしていました。もし該当範囲でわからないこと(理解できなかったこと)があれば、翌週の講義時に講師に質問をして理解できるようにしていました。

基本講義時の学習ポイントは理解を深めるということと、翌週以降に積み残ししないことです。

でも今振り返れば予習をしておけばよかったなと思います。

なぜそう思うか?

それは予習をしたほうが効率的だと思うからです。

講師による基本講義の最大の特徴は「学習領域を最大限噛み砕いて解説してくれる」点にあると思っています。さまざまな論点や知識をただ文面通り説明するだけではなく、具体的な例やテキスト以上の詳細な解説を追加し、受講生が理解できるよう最大限の工夫がされています。この工夫された基本講義を最大限活用するためには、受講生側もそれなりの準備が必要なんだと思うからです。

あらかじめ講義範囲の内容を下調べしておき、自分が理解できないと思う論点について「何か理解できないのか」「何がわかれば理解につながるか」を抽出して講義に臨む。講義中にそのポイントに集中して講義を聴きそれでも解決しなければ、講義後に講師に質問をして解決する。つまり、講義終了後には当該範囲の理解がほぼ終了している状態を作り出すのが理想的なのだと思います。

私の場合は、先に示した通り復習重視だったのですが、結局講義を2度聴き(教室講義+Webフォロー)していたので時間は講義時間のほぼ倍かかっていたことから効率的には良くなかったのではないかと思っています。

ですので、今思うと「予習をやったほうが(効率的には)よい」と思っているのです。

さて最初の質問に戻るのですが、「予習をしたほうがよいのか?」について私の答えは「どっちでもよい」です。「予習をやったほうが良い」と言いながら「どっちでもよい」と矛盾したことを言っているようですが、私の考え方は、基本講義の最大目的である「論点の理解」に最も効率的にたどり着ける勉強方法は「予習をキッチリすることだ」ということで、予習をするかしないかはあくまでも手段の一つでしかないということです。現に私は予習をしていませんが合格できましたしね。

要するに大事なのは「基本講義を受講するうえで目的意識(=ゴールの設定)をもつ」そして、「目的を達成するための方法を考えること」だと思うのです。

先にも書いたように、基本講義での目的を「論点を理解すること」だとすれば、そのためにはどうすればよいのか、基本講義にどのように臨めばよいのかを「考えること」が大事。予習なのか復習なのかはそれを実現するための方法にしか過ぎないということ。私の場合は復習メインでしたが、目的は「論点の理解」においていたので、Webフォローや講師への質問を最大限活用し無事ゴールへのたどり着けたのではないかと思います。(全科目無事にというわけにはいきませんでしたが・・・)

基本講義を受講する期間は、論点を理解することに十分時間をさける期間であるとともに、勉強方法について十分考えて試すことができる期間でもあるのです。色々な勉強方法を試して成果がでる方法を自分なりに考えてみてください。

なお予習方法については、道場の様々な記事を参考にしてもらえばよいと思うのですが、やはりWebフォローでの予習が最も効率的で効果的ではないかと思います。先にも書いた通り講義というのは初学者が論点を理解するために最大限工夫されているものです。それをいつでも何度でもかつ好きなところだけ聴くことができるWebフォローを活用しない手はないですよね。受験生時代にこの方法に気づいていれば…coldsweats01

なお先日のふうじんの記事にも紹介されていましたが、Webフォローを予習に使うことに気づいていたZonEは本当にすごいですね。まさにコロンブスの卵的発想

というわけで「基本講義を受講する目的」を再度確認してみてください。そうすればおのずと「何をやるべきなのか」は明確になってくると思います。

by wacky

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