私が隙間時間にやっていた2次対策①「設問文解釈トレーニング」

こんにちは。ZonEです。

2次試験対策というと「いかにまとまった時間を確保して、できるだけ数多くの事例を解けるか?」が焦点になりがちです。もちろん、一定数以上の事例数をこなさないと2次試験合格は難しいでしょうから、それも大切です。

しかし、受験生の大半が「多忙な社会人」であることを考えると、確保できる「まとまった時間」には限界があります。他の受験生と差別化を図れるほどの機会に恵まれている方はほとんどいないでしょう。特にストレート生はなおさらです。

もちろん、せっかく確保した「まとまった時間」を使って解いた事例から得られる気付きなどの収穫を最大化する努力は欠かせませんが、隙間時間を使ってできるトレーニングの質を高めることも非常に重要です。

そこで、参考までに私が隙間時間を使っておこなっていた2次対策トレーニングをシリーズものとしてご紹介させていただきます。

1回目の今回は、「設問文解釈トレーニング」についてです。

「設問文解釈」がきちんとできれば大怪我を予防できる

道場ブログ読者の皆さんに「設問文解釈の重要性」について、今さらご説明するのは恐縮ですが、ちょっと挙げるだけでも、

  • 聞かれていることをきちんと答えないと得点に結びつかない。
  • 答案のブレを抑えるためのヒント(制約)が盛り込まれている。
  • 設問毎の難易度を把握することで、時間配分や強弱の付け方など全体最適を図りやすい。
  • 与件文に書かれているであろうことを予測して、情報収集効率を高める(アンテナを張る)。

など、様々な効果を期待できます。

ちょっと乱暴ですが、「『設問文解釈』がきちんとできれば、大怪我をする可能性を大幅に減らすことができる」と言っても過言ではないと思います。

ひたすら妄想

そこで、隙間時間でできるトレーニングとして私は、過去問や演習問題/模試などの設問文をコピペした資料を作成して、移動時間に取り出してひたすら妄想していました。


↑こんな感じで、A4サイズに印刷したものを半分に折って持ち歩き、

  • どんな制約の下で、何を聞かれているのかを考える。
  • 設問の難易度や与件文に書いてあるであろう要素を予想する。
  • 答案の構成要素や文章の展開を頭の中で組み立てる。
  • 特定のキーワードに対する反射神経(例:フレームワークを思い浮かべる)を鍛える。
  • 設問文へのマーク方法などを頭の中でイメージする。

など色々な課題を課しながら、ひたすら妄想していたのを覚えています。

なお、上記写真の矢印型のクリップは「BOOK DARTS」という商品で、資料を取りだした際にどの行からスタートすればよいかを瞬時に把握できるので便利です。

隙間時間をより効率的に使うには、反復動作1回あたりの無駄な動きを削ぎ落とすことも重要です。資料を取りだすたびに、毎回「どこからスタートするんだっけ…?」などと前回の続きを探していては効率的とは言えませんよね。

まとまった時間に限らず「勉強時間を確保する」ことは色々と大変だと思いますが、2次試験まで引き続き頑張っていきましょう!!

それでは、今日はここまで。

by ZonE

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