こんにちは。ハカセですhappy01

TAC二次対策模試が終わり、「やばい、本当にどうしていいか分からなくなってきた・・・bearing 」という方も多いのではないでしょうか。

特に「書いているのに点にならない(加点されない)bearingという悩みの方も多いと思います。今日はそんな方のための処方箋

■ 加点が回答の後半に固まっている ■

添削されて戻ってきた答案が、こんな感じ↓ になっている受験生の方、いらっしゃいませんか?smile

そう。解答用紙の後半ばかりに点数が入っていて、前半の記述がほとんど点になっていない答案です。

今年も何人か受験生の答案を見させていただいておりますが、「伸び悩みの方」の多くがこういう答案です。

■ 理想的な答案は冒頭から加点がある ■

TACでは、「お知らせ掲示板 ⇒ その他」のページで、TAC の答案演習の成績優秀者の「参考答案」を掲載しています。

⇒ http://shindan.tac-school.co.jp/forum/pages/sonota/index.php

ここに掲載されている答案を読むと、軒並み、解答の冒頭から下線が引かれている(=加点されている)のが分かりますよね。

参考答案の画像

二次試験が「制限文字数の中で点を稼ぐゲーム」であれば、冒頭から最後まで加点要素があった方がいいに決まってますよね。

■ そこで PREP 法 ■

そこで PREP法を紹介します。ご存知の方も多いと思いますが、PREP法とは、説得力のある文章を構成する際の基準になるものです。

「PREP」とは、Point、Reason、Example、Point の頭文字をとったものです。

Point (結論)
→ Reason (理由・根拠)
→ Example (実例・具体例)
→ Point (結論)

なぜこの PREP法をご紹介するかというと、「この順に説明すれば、説明やプレゼンテーションが、分かりやすく、説得力があるものになりますよ」という一つの指針になるからです。

具体的には、「忙しくて時間が取れない上司に、自分が考えた営業拡販の方針を説明する」というシチュエーションを想定してみてください。

この際に、P → R → E → P の順で説明すると、忙しい上司も「なるほど」と耳を傾けてくれるに違いありません。逆に言えば、これ以外のことに言及すると、「前置きが長いな」とか、「細かすぎるな」などと思われてしまい、上司から「ちょっと忙しいからもう少し意見を整理して来い」と言われかねません。

ですから、この PREP 法は、「要素が過不足なく適切に用意されている」という点(1)と、「この順番で説明されるとスッと入ってくる」という点(2)の両面で、「説得力ある文章構成」の模範 として使われているわけです。

(ここまで、PREP法で説明してみました)

■ ステップ1「因果関係」は絶対条件 ■

これを二次試験に活用するにはどうすればいいでしょうか。

まず、「P」、「R」、「E」、「P」のうち、どれが重要かを考えてみましょう。

まず、「P (Point)」が重複していることが分かりますね。

そして、この中で削ることができるとしたら「E(Example)」になるでしょう。

このようにPREP法をさらに絞り込んでいくと、「Reason」と「Point」が残ることになります。

つまり、PREP法において最も重要なものは「結論と理由」ということになります。

説得力を出す回答にするためには、この「結論と理由」を疎かにすることはできないのです。

まず、ステップ1 として、ご自身の回答が「PとRが盛り込まれているかどうか」、つまり「因果関係を踏襲しているかどうか」を確認してみましょうhappy01

この二つの柱がグラグラしていると、どのようにその他の体裁を繕っても説得力がない文章になってしまいます。down

■ ステップ2 「結論先出し」を試してみる ■

話を元に戻しましょう。

PREP法は「P」が重複しているので、少なくとも、「PRE法」または「REP法」のどちらかにする必要がありそうですよね。

つまり、

PRE法:
Point (結論)
→ Reason (理由・根拠)
→ Example (実例・具体例)

または、

REP法:
Reason (理由・根拠)
→ Example (実例・具体例)
→ Point (結論)

のどちらかということになるのですが、どちらがよいのでしょうか。 think

これは「結論を先出しの方がいいのか、結論を最後に持ってきた方がいいのか」という悩みと同一ですね。

冒頭でご紹介した「前半に加点されない答案の方」にとっては、「結論先出し」つまり、「P・R・E法」で書くのは一つの処方箋になるかもしれません。

前半に加点されない方は、前半の部分が長々と書かれていて、ようやく結論部分に来たかなと思ったらマス目が終わっていた、というパターンかもしれません。そういう方にとっては、PRE法(結論先出)を試してみるのは有意義だと思います。happy01

■ ステップ3 Point / Reason / Example のどれかかどうかを確認 ■

とはいえ、結論を先出しにする(PRE法)か、後出しにするか(REP法)は、本質的な問題ではありませんpunch。なぜならば、適切に回答要素さえ盛り込むことが出来れば、順番が先だろうと後だろうと加点されるはずだからです。(※注 「加点されやすさ」という意味では、もしかしたら REP よりも PRE の方が同じ解答要素で構成しているのに加点されやすいかもしれませんが、それも採点者との相性次第なので、一概には言えません)

それよりも重要なことは、「あなたが書いたものは Reason、Example、Point のどれかになっているかどうか」ということです。

忙しい社長にアドバイスしなければいけないのですから、長々と「プロローグ」とか「序文」を話していたら飽きられてしまいます。

例えば、アドバイスをするときに、「最近暑い日が続きますね。夏と言えば甲子園。でもね、甲子園で高校野球が行われるのは痛しかゆしなんですよ。なにせ僕は阪神ファンでして、死のロードが・・・」と前置きの話をダラダラしていたら、社長は話を聞いてくれないでしょう。

また、あなたが「A社の歴史的経緯」を語ったとします。それが「結論の根拠になっている」、または「設問文で『A社の歴史的な経緯を踏まえて』と書いてあった」ならよいかもしれませんが、そうでないならば加点されないでしょう。なぜならば、「甲子園にまつわる長話」も、「根拠にならないA社の歴史的経緯」も、Reason にも Example にも Point にも当てはまっていないからです。

よって、ステップ3 は、加点されるのは、Reason、Example、Point のどれかしかないことを理解 し、自分が書いた解答の構成要素がこれらに当てはまるかを意識しながら記述(あるいは反省)してみましょうthink

あなたの「加点されていない前半」は、「Point が最後に来ているから」なのか、それとも 「無駄口をたたいているから」なのか、のどちらかです。恐らく後者でしょう think。Reason にも Example にも Point にもなっていないその解答要素は、無駄口と一緒です。必ずどれかになるよう意識して解答要素を考えましょう。

■ よって結論 ■

基本的に日本語は「Reason → Example → Point」という「結論後出し」がしっくりくる言語です。だからこのエントリーも「結論」が最後に来ています(笑)。

今回のエントリーのポイントは、

0. PREP法を理解しましょう。

1. その中で大事なのは Reason と Point のいわゆる因果。因果を含まない解答は論外である。

2. PREP法では、結論の先出しも後出しもアリ。気になる人は「結論先出し」を試してみましょう

3. 重要なのは、解答要素が Reason、Example、Point のどれかに当てはまっているかどうか。これを必ず確認しましょう。

今回のエントリーが、悩める受験生の処方箋flairになることを祈っております。happy01

by ハカセ


コメント & トラックバック

>前半の記述がほとんど点になっていない答案
それは僕のです。σ(^_^;) 頑張ります!

PREPについて、今頃『なるほど』と感じました。しかしよく考えてみると、社内稟議作成にあたっては、無意識にこれやっていることに気付きました。
なんで、答案作成時にこれができないんだろう…。
『知識と与件読み込み能力がまだまだ』という証しということを再認識。
でも誤解しないでください、じゃあ仕事がきちんとできるんだね、と。

> よーた様。やはる図星の方がいらっしゃいましたか。受験生時代の僕がそれでしたので、仲間がいてよかったです。こういう風にテーマを持って改善していくことが重要(PDCA)だと思います、頑張ってください!
—-
> かっぱ様。確かに! 実務のほうがそのようにやっているかもしれませんね。試験対策でそれができないのが不思議ですよね。「よし、点を取るぞー!」ではなく、もう少しリラックスして「要はどういうことなのよ」と一歩下がってみてみると、何か違うものが見えてくるかもしれませんね。また教わりました、ありがとうございます。

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