【合格体験記】回り道ながらも5年目で見事合格!大吉さん!

どーも、そーやです。

本日二本目は回り道をしながらも継続をして見事合格された大吉さんです。
(RYOさんの体験記はこちらから)

一次は情報と法務に苦しめられたそうですが、何とか一次通過した後は2回で二次も突破されました!諦めない姿勢や途中で勉強に対するアプローチを変えたことなど大吉さんの工夫が見受けられます。夏セミナーにも参加し、モチベーションを上げて二次突破された大吉さんの体験記をぜひお読みください。

それではどうぞ!

========ここから寄稿========

(0)受験生情報

大吉 38歳

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと(40字目安)

回り道しながら一歩ずつ…です。

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

会社の先輩に勧められたことがきっかけです。その方は色々な資格を独学で取得されており、仕事もできる方で、憧れもあって触発されてしまいました。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

日商簿記検定一級
得意科目:財務、経済学
不得意科目:経営情報システム

簿記検定は診断士の勉強を始める前から持っていました。診断士の財務や事例Ⅳの問題は、簿記の知識があるとかなり有利に進められます。実際、一次試験の会計学や二次試験のCVP分析・戦略的意思決定の問題はほぼ持ち前の知識で対応できたと思います。
一方、経営情報システムは仕事に全く関係がなく、根っからのアナログ人間のため本当に苦労しました。

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

基本的にTACにお世話になりました。1年目、2年目は通学、それ以降は通信にしました(詳細は後述します)。

メリット:カリキュラム通りに進めて行けば、合格水準まで連れて行ってくれる(後々間違いと気付くのですが…)。また、力の入れどころと抜きどころを自分で考えなくてもいい所。

デメリット:費用がかかることぐらいかなと思います。

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

学習開始時期と受験回数
1年目:TACの一次・二次ストレートコースに通いました。この年に受験し、経営情報システムが1マーク足りず足切りで不合格になりました。システムがいきなり難化したあの年です。全体の点数は確か490点を超えていたはずです。結局、経営法務も1マーク足りず不合格になりました。

2年目:不合格の2科目をTACの単科で受講しました。結果、両方不合格。

3年目:受講相談ダイヤルに電話し、2科目を上級通信で受講しました。保険で中小も受験しました。この年一次試験に合格しましたが、企業経営理論と運営管理の知識がすっかり抜け落ち、二次の勉強も全く進まなかったため、受験会場に行くこともありませんでした。

4年目:TACの二次本科を通信で受講しました。一次の保険受験も行い、合格しました。二次試験は敗退し、結果はADBAでした。この年に道場のウェブサイトを発見し、以降定期的に拝読させてい頂くようになりました。

5年目:TACの二次上級コースを通信で受講しました。道場記事も毎日のように読んでいました。一次試験は保険受験し合格、二次試験にも合格することができました。
余談ですが、後日届いた合格通知には一次試験と二次試験の合格年度が両方とも「令和元年」と記載されていました。(ストレート合格っぽく見えますねww)

学習時間
申し訳ありませんが、5年目の後半しか記録していません。二次試験対策で300時間ぐらいです。

(6)合格までの学習法

一次試験
TACテキストを読んで、問題集を解く。答練も解きなおす。愚直ですが、そんな事しかしていません。難しすぎる問題は無視して、基本問題を繰り返しました。予備校に通うのであれば、カリキュラムに沿えば良いと思います。4年目以降はLECのスタートアップ模試も受けました。動画解説もあり助かりました。

二次試験
基本的にTACの方針を信じて勉強しました。演習問題や過去問を解き、解説やふぞろいの答案とのギャップをいかにして埋めるか、この点にフォーカスを当て考えていたと思います。

再現答案
受験した2回共、翌日に作成しました。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

今まで書いてきたように、私は立派な多年度受験生です。とても効率的に学習してきたとは思いません。アドバイスなんてできる立場でもありませんが、私見という前提で正直なところをお伝えできればと思います。

① 苦手科目を作らない
経営情報システムの苦手意識を払拭できないまま、足切りになってしまいました。好き嫌いは当然あると思いますが、過度な苦手科目は作らないほうがいいと思います。

② 保険受験について
私は一次試験を毎年受けようと考えていました。

理由は
①二次試験の受験資格が2年しか続かず、後がない状態であの緊張感に耐えられないと考えたこと

一次試験は覚えているかどうかの試験なので、一度合格水準に到達すればさほど労力をかけず合格できること、の2つです。

③ 予備校に通って二次試験の勉強をすることについて
初めて受けた二次試験前、道場記事をきっかけにあることに気付きました。それは「予備校の授業をただ受けるだけでは合格できない」という当たり前のことです。これに気付いた時、その年に合格できる可能性ほぼ無いと確信しました。どう頑張っても間に合わないからです。同時に、来年はきっと合格できると思いました。
予備校がダメなわけでは全くありません。むしろ行くべきだと思っています。ただ、模範解答やふぞろいの解答と自分の解答のギャップを確認し、何を補えば近づくのか、何を変えれば近づくのかといったことを自分で考え、結構具体的に対策をとる必要はあります。例えば、問題の指示を外さないため解答を書く前にもう1度問題を読むとか、事例Ⅰは強みだけ赤の下線を引いて目立たせるとか(私は基本、色ペン使わない派でした)、助言問題の解答ひな形を考え覚えるとか、想起したい知識を人に説明できるレベルにするとか、です。解答手順のマイナーチェンジを繰り返すようなイメージだと思います。

④ セミナーに参加してみる
大阪で行われた道場夏セミナーに参加しました。他の参加者や道場メンバーの方と直接お話ができ勉強になりますし、モチベーションの維持向上にはとても有効だと思います。ご本人にお会いしたからだと思いますが、makinoさんの勉強時間の記事【2次対策】なぜ段落最後の一文が重要か&勉強時間に関するおまけ結構刺さりました。「makinoさんがあんなに勉強されたのだから、お前(自分の事)はもっとやらなあかんやろ!!」とか思いながら、さらに1時間勉強したりしていました。
それに、合格したら逆に参加できなくなるので、今しかできない貴重な経験かと思います。

========ここまで========

 

いかがだったでしょうか。

簿記1級を持っていたため会計系は得意とされながらも、苦手科目が足を引っ張り1次合格に苦労されたそうです。

やはり1次は幅広い知識が求められるため、苦手科目があると非常に苦しくなります

大吉さんのターニングポイントは、4年目に一発合格道場に出会ったこと、そして5年目の夏セミナーでmakinoと交流したことですかね!道場ブログを読むことがモチベーション維持に繋がり、そしてラスト1時間!とmakinoの記事に触発されて頑張る姿勢は、さながら青春時代の部活の掛け声(ラストいっしゅーー!)の情景が浮かびます。

そして5年に渡る診断士受験でも、見事最後まで諦めず合格を勝ち取った姿勢は素晴らしいと思います。

ぜひ受験生の方も、セミナーの参加や体験記の精読を通してモチベーションを上げて頂ければと思います。

大吉さん、本当におめでとうございました!

 

以上、そーやでした。


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