祝10周年!帰ってきた先代たち 【9代目zenzen】

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口述セミナー@東京のお知らせ
12月7日(土)午後を予定
場所、時間の詳細は後日告知いたします。

※大阪、名古屋は口述セミナーの予定はございません。
あらかじめご了承ください。

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初めましての方もお久しぶりの方もおはようございます。
9代目zenzenです。
今回は道場10周年記念ということで先代投稿のお声がけをいただき、
久しぶりにお目にかかります。

さて、お題は「診断士試験合格後の活動について」ということで、
参考になるかどうか不安ですが、正直にお伝えしていきます。

<現在の活動について>
私は合格してもうすぐ丸2年が経とうとしています。(2017年12月合格)
1年目は道場とタキプロの活動だけでお腹いっぱい胸いっぱいで、
2年目の春にようやく協会に入会し、主に研究会に参加するという形で
診断士ライフをスタートさせております。
いわゆる周回遅れというやつです。

現在私の参加している研究会は以下3つです。
・原価管理研究会
・ISO研究会
・実践ITコンサルティング研究会

実践ITコンサルティング研究会ではスピンアウト講座として
データサイエンス勉強会という機会があり、
これにも参加することにしています。
また、この研究会からセミナー登壇の機会を得たため、
来年の6月ごろに診断協会会員向けにお話しする予定になっています。
(既に不安になっています)

それから研究会ではありませんが、
フレッシャー向けの「ゆるつなカレッジ」というものに参加しています。
よくわからん名前だな、という印象ですが
「ゆるい繋がり」のことを指すらしいです。
これは大阪診断協会が昨年から始めた取り組みで、
先輩診断士の話を聞いたり、同期合格者でグループワークをしたりする
ような講座で、「診断士受かったけど何しようかな」という方や
「まず知り合いを増やしたい」にはちょうどいい機会だと思います。
興味のある方はこちらを参照下さい。

<そもそものお話>

元々具体的にやりたいことがあってこの試験を目指した訳では
ありませんでした。
そもそものモチベーションとしては・・・

1)勘に触る上役を言い負かすための知識が欲しい
2)士業の友人と対等に話せるようになりたい
3)本業でのプレゼンスを向上させたい
4)会社の外に相談する場所が欲しい
5)何でもいいから達成感が欲しい

とかとか。

今のところ、1)以外は達成できているので
その点については満足しています。

<勤務先での変化>
・体制の変化
件の勘に触る上役が今年の5月いっぱいで体調不良を理由に退職したため、肩透かしを食らった気分です。振り上げた拳を向ける先が無い・・・。そのせいという訳でも無いのでしょうがその後しばらく無気力な感じでしたね。

そして本格的に代替わりが進み、会社の体制が変化しています。

現在実権を握る専務(創業者の長男の方ですね)は、
この資格を評価してくれているのかどうかは知りませんが、
研究会の参加に対しては随分好意的で、その日の早退許可と交通費の補助を貰えることになりました。

診断士活動に対して会社の理解が得られそうもない、
という方も中にはいらっしゃるかと思います。
勿論厳しい会社もあるでしょうが、まずは声を上げてみることでしょうか。
私は研究会への参加が業務に対して良い影響があることをレポートに書いて提出しましたが、意外にあっさりOKしてもらえました。
(ただの幸運かも知れませんが)

・振られる仕事の変化

この夏から私が勤務先で取り組んでいるテーマはBPR(Business Process Re-engineering)と呼ばれるものです。

正直、転職を考えていなかった訳ではないのですが、(実際一つ受けたがあっさり落ちた)
この仕事は診断士的にプラスの経験になるであろうことと、自分が会社に対して不満や違和感を持っていた部分を自分の手で変化させ得る可能性があるということで、今はこれを進めていくことを第一と考えています。

現時点ではスモールスタートとして業務改善のレベルに留まっていますが、私も腹案の2つや3つは常に持っているので、これを実現するチャンスと捉えて取り組んでいます。

<内的な変化>

いざとなれば、というカードを手に入れたことで、やはり心境には変化があったと思います。

余裕があると言えば言いすぎかも知れませんが、「聞く」能力が向上している気がします。
BPRを進める上では各部門に対する業務ヒアリングが欠かせませんが、
これは昔に比べて上手くなっている気がします。(自分比)
また、今までは自分の意見をさほど表に出してはきませんでしたが、
会議においても発言の質と量は向上しているはずです。(あくまで自分比)
少しは自信が出てきたのかも知れませんね。

 

・・・とは言いながらも

派手に活躍する他の方を見て忸怩たる思いが全くない、と言えば嘘になります。
そりゃ比較すれば完全に「映えない」と思いますよ。
(実際私を除く9代目メンバーはかなり派手に動いている方だと思います)
それは1年目、受験生支援活動をする中でも強く感じていました。

「本当はああなりたかった筈なのに」

パラレルワールドの先の自分と重ね合わせるように誰かを見ては
彼我の差に絶望的になる、そんなことが何度もありました。

ただ、そんな愚痴を友人にこぼしていたときに殊の外救われる言葉を貰えたのでちょっと書いてみます。

「お前が差を感じるのは事実なんやろうと思うよ。そんな簡単に埋まるものでもないやろうし、5年とか6年とかかけてようやくいくらか埋まるかどうか、という話とちゃうか。」

そのとおり、なのでしょうね。
あまり言いたくないのですが(言うてるやん)
私は「失われた10年」とか「失われた15年」を地で行っている人間なので、
ここまでの人生は全く褒められたものではありません。
はっきり言って世間の水準を大きく下回るものです。
ありていに言えば「負け組」ってヤツです。
(よく平気な顔して道場9代目とかやってたな?お前面の皮厚いな)

元々イイ線行ってる人がさらに+αを目指して受験するのと
(結構そういう方多いですけどね)話が全く違う訳です。
大きなマイナスをどうやってゼロに近づけるか、
私にとってはそういう問いです。

1年目が、この道場での活動が、
お陰様で望外に面白かったので勘違いしそうになりましたが、
私が「診断士として」語れることは現状で多くはありません。
何年か後にはもっとお話しできることが増えているとは思いますけどね。
いや、増やします。

 

診断士資格は「運転免許」に例えられることもありますが、
今のところ私にとっては「お守り」のような存在ですね。
ほんの少し、自分に勇気を与えてくれるような。
小さいことでも「やってみよう」と思うことが、
そして実際に行動してみることが、
私にはとても難しかったのでね。
(自己肯定感低いな、オイ)

 

独立だったり、転職だったりと言うような
あからさまな変化は出来ていません。
それでも、
同じ場所にいるけれど、見える景色はまるで違う
そんな2年目の日々を過ごしています。

 

 

最後までまとまりがない記事で申し訳ありませんが、
いい感じの文字数になってきたのでこの辺で終わりにします。
お目汚し失礼いたしました。

 

以上、zenzenでした。

 

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祝10周年!帰ってきた先代たち 【9代目zenzen】”へ2件のコメント

  1. かまかま より:

    おひさしぶりです。
    関西のセミナーでいつもお世話になった者です。
    ブログやセミナーでは「やっぱり受かってる人は皆違うな」と若干しんどい思いをした時があるのですが、
    zenzenさんの普通な感じに癒されました。
    私自身もあまりできるタイプではないため、
    zenzenさんを見て普通の人でも努力すれば合格することができると勇気をもらってました。
    今年合格できたのは、他の道場の方ももちろんですが、zenzenさんのおかげだと思ってます。
    本当にありがとうございました。
    また、どこかでお会いできることを楽しみにしています。

    1. zenzen より:

      かまかまさん、合格おめでとうございます!
      勉強会で解答を拝見したときに、「解答に安定感がある」「解きなれている」と
      思ったことを覚えています。
      ご謙遜されていますが、実力通り順当な結果だったのではないでしょうか。

      ある方の言葉を借りれば、
      「何を受け取るかを決めるのは自分自身」ということなのでしょう。
      同じようにブログを読み、セミナーに参加した方が全て同じ印象を受ける訳ではないと思います。
      特段私のおかげということはなく、
      かまかまさんがご自身を動かす理由をそこに見つけた、見つけようとしたからではないでしょうか。
      それはかまかまさん自身の素養であり、才能であり、実力です。

      とにもかくにも、合格おめでとうございます!
      こちらこそ、またお会いできることを楽しみにしています。

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