【勉強方法】もう1度診断士試験を受けるなら

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口述セミナー@東京のお知らせ
12月7日(土)午後を予定
場所、時間の詳細は後日告知いたします。

※大阪、名古屋は口述セミナーの予定はございません。
あらかじめご了承ください。

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事例Ⅵ(@大阪)
11月16日(土)18:00~ 大阪駅周辺にて。
※お申し込み受付は終了しました。

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こんにちは、いよっちです。前回までの記事はこちら

いきなり内輪ネタで恐縮ですが先週のmakinoの記事を読んで驚きましたよ。

記事は2本分ストック、ネタは4本も考えてあるなんて、、、

私はというと、2週間毎の寄稿の締め切り直前になって、「やばい!次のネタどうしよう・・・」なんてネタを悩みはじめ、掲載日ギリギリになって投稿する、そんな自堕落な生活を送っています。

記事の内容から書き手の性格を想像するのも面白いかもしれませんね。

makino同様、きっちり準備タイプは、かわとも・なおさん・ブブさんあたりでしょうか。

一方、私のような”突貫工事型”のメンバーは、ちこまる(仮)・たっつーあたりですね。(勝手に同類にしてゴメン)

どうでしょう?記事から性格、透けて見えますか?笑


さて、内輪ネタはこのくらいにして、今日の本題です。

先日都内で行われた事例Ⅴ(慰労会)には平日夜にもかかわらず、多くの受験生&道場関係者に集まっていただきました。

自信・手応えあり!!という方もいれば、どうせ落ちたので気晴らしに来ました・・・という方もいれば、はたまた、2次は受験してないけど来年のために来ました!という方もいれば、様々な背景の方にお会いすることが出来ました。

そんな盛会の中、とある質問を受けました。

「もしも、もう1度診断士試験を受けるとしたら、どうやって勉強しますか?」

自堕落な書き手であり、次のネタなんて決めていない私にとって、救いの手が差し伸べられた瞬間でした。

「あぁ、ネタが天より舞い降りてきた・・」

 

2次筆記試験の合否発表まで残すところ約1か月弱。万が一ダメだったことのことを考えて、コンティンジェンシープランとして、来年の受験方法を考えている方が多いのかもしれませんね。この質問に答えている瞬間、周りの方の真剣度がグッと増した気がしました。

せっかくなので、診断士試験の酸いも甘いも経験した道場メンバー12人で上記質問にお答えしてみたいと思います。十二人・十二色の答えなので、統一見解なんてありませんが、自分に合う方法を模索するヒントになればと!

また、この時期だと、今年から勉強を始めた方もいらっしゃるでしょう。特に曖昧模糊とした2次試験にどう立ち向かうか、参考になればいいなと思います。


【1次試験対策】

まず、10代目の学習スタイルのおさらいです。

道場メンバーを選ぶ際、世代、性別、学習スタイル等でなるべく多様性が重視されるようですが、今期の道場メンバーの1次対策は独学派が多数でした。

ここからが本題。もう1度受験するとしたらどうするか、です。

ほとんど同じ見た目の円グラフの出来上がりです。実は12人中11人が同じ学習スタイルをとると回答しました。その理由を一部抜粋します。

予備校(通学・通信)派:
◆かわとも:ペースメーカーになる。土曜の通学がランチも含めて楽しみで、モチベーション高く学習を進められた。
◆ぐっち:初学では、ペースをつかんだり、ポイントを押さえて学ぶには、予備校は有効だから。
◆kskn:自分のペースでできていい感じだった。不満なし。

独学派:
たっつー:1次試験は60点とれれば十分な試験であるところ、独学の方が、費用的にも時間的にもコスパがいいので(独学の方が、お金と時間をかけずに合格点に早く到達できると思えるため)
どいこう:いくつかの科目は既習だったので、初期値として予備校のフルスペックの講座とフィットしにくい状態だったとおもいます。
かもよ:通学よりコストと時間の調整が楽だから

結論:
・予備校派はペースとモチベーションを保つためのツールとして予備校を活用している一方、独学派は時間とコストのバランス重視。
・一人でも受験勉強を進めるペースとモチベーションが続きそうなら独学、続かなそうなら予備校を。結局のところ、予備校/独学、どちらを選んでも期待通りの効果は得られる(認知的不協和なし)。

ちなみに、唯一勉強方法を変えると答えたのは私(予備校(通学)→独学)です。

予備校(通学)で勉強していたものの、だいたい予習を済ませたうえで、予習で分からなかったところを授業で確認し、それ以外の時間は授業を聞かずに問題を解いていた性質なので、今思うと通学のメリットを享受しにくかったように思えます。


【2次試験対策】

続いて、2次対策の学習スタイルです。

1次対策と比較すると、おおよそ通学・通信・独学とそれぞれいい感じのバランスになっています。

さて、もう1度受験するとしたら・・・実は、回答結果が結構割れました。2次試験対策の”掴みどころのなさ”がよく表れているように思えます。

①学習方法を変える派:7人
A)独学→予備校
◇かもよ:問題のメソッドをちゃんと勉強しよう、って思うかもしれない。
◇そーや:最低限のお作法は予備校で習った方が合格可能性が上がると思う。特に二次は何から着手していいか分からないから基本的には予備校行った方がいい。通信・通学はどちらでもいいと思うので、その人に合ったスタイルで予備校を利用した方がいいです。(ただ、予備校で注意すべきは、予備校答練の採点基準と本番2次試験の採点基準の違いは理解して勉強した方がやっぱりいいと思う。)
◇ぐっち:初学としては、学習法を学ぶために予備校は有効だから(2年目以降は独学でいいと思う。)2次対策は講師によって千差万別なので、自分に合う講師をちゃんと探した方がいいと思う。
◇たっつー:一度受けてみて、2次試験の怖さがわかった。たまたま合格できたが、何が正解なのかは今でもよく分からない。安定的に合格するためには、(時間とお金さえあれば、)予備校に通って、一つの軸となるノウハウを獲得した方がいいように思える。

なかなか実態を捉えにくい2次試験特有”お作法”を体系立って1度は学んでおいた方がいい、という意見ですね。

B)予備校→独学
◇かわとも:通学と悩んだけど、通学しなくても過去問、ふぞろい、道場ブログの三点セットで合格できると思う。通学のメリットは初見問題の演習で経験値を得られることだが、模試を多く受けることで代替可能かと。
◇いよっち:ふぞろい、他の予備校の模範解答、合格者の再現答案などを横並びで比較すればベースにするものは一通り揃う。あとは道場のノウハウで十分かもしれない。
◇なおさん:きゃっしいとだいまつのおかげで合格したので。

正解が公表されない2次試験だからこそ、特定の予備校の教え方・解答方法ではなく合格者等のノウハウで代替するという意見のように思えます。

 

②学習方法を変えない派:5人

A)予備校(通学):
◆ちこまる(仮):客観性が磨けたと思ったので
◆makino:独学にはしない。誰かに教えてほしいので、通学or通信ですね。2次専門校の方が、いいように思う。特に、地方の2次受験は、「双方向コミュニケーションができる通信」が良いかな、と思います。点数の伸びない人は「自分に何が足りないのか」教えてもらえる環境があると良いかと。お金はかかりますが、合格までの時間は節約できると思いますよ。

B)予備校(通信):
◆どいこう:通信講座は時間節約(通学時間ゼロ、高速再生)ができるという魅力があります。
◆kskn:講義はほとんど聞かなかったけど、いろいろな演習に触れられたのはよかった。

C)独学:
◆ブブさん:合格に必要なノウハウは一発合格道場&対策本で対応は可能と思います。

 

ちなみに私も、もう1度受験するなら独学派ですが、「独学でいくぞ!」と決めたら少なくとも以下には取り組むかな、と思います。

■予備校の模範解答を集める
この時期は、各予備校が発行する模範解答が手に入り易いです。主要な予備校のものは集めてしまいます。

■合格者(特に高得点者)の再現答案を集める
予備校の模範解答は、制限時間を無視した「完璧」に近い答案(それでも、え!?と思うような解答もありますが、、)です。制限時間内に書かれた、リアルなお手本としては合格者の再現答案を集めた方が良いでしょう。AASのブログでは、高得点者を抽出する形で再現答案を探すことができるので利用価値は非常に高いです。(H30年の高得点者の再現答案はこちらこちらも使ってやってください)予備校の模範解答と再現答案を使い倒してみてください。

■フリマアプリで教材ゲット
(良いか悪いかは別として)今のご時世、メルカリやラクモなどのフリマアプリに診断士関連のものが多く出品されています。一般販売されていない予備校の教材(事例問題)や、模試の問題&解答解説などが見つかることも。独学でいながら、足りない部分をフリマアプリで補うのも1つの手段かと思います。

 

【番外編:勉強仲間】

予備校にするか、独学にするかを考えるうえで、「勉強仲間」の存在は無視できません。独学派だったメンバーも勉強仲間の存在を羨ましいようですね。

◇たっつー:試験を経験してみて、やはり勉強仲間は作った方がいいように思った。モチベーションの維持にもつながるし、2次勉強会の組成メンバーにもなりうるので。
◇かもよ:勉強仲間や診断士なった後も予備校の人たちは繋がってていいなーと本当に思います。


本日は、「プチ座談会」のような形でお送りしました笑

参考になればいいのですが、逆に迷わせてしまったかもしれませんね。今回は、10代目のメンバーにアンケートを書いてもらった内容をベースに記事を作成したのですが、診断士試験対策の本質を言い表しているように思えたので、引用しますね。

◆ブブさん:ノウハウを正確かつ早期に掴むこと。後は、それを信じて愚直にやり切ること。

 

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

以上、いよっちでした。

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