H30年度口述試験を振り返る

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2次試験終了後、打ち上げやります!ふるってご参加ください♪
10月21日12時より受付開始!

事例Ⅴ(@東京)
11月1日(金)18:30~21:30 新宿駅周辺にて。
お申し込みはこちら

事例Ⅵ(@大阪)
11月16日(土)18:00~ 大阪駅周辺にて。
お申し込みはこちら

事例Ⅶ(@名古屋)
11月2日(土)18:00~20:00 名古屋駅周辺にて。
お申し込みはこちら

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

2次筆記試験から一週間が経過しました。十分に休養は取れましたか?
家族とおいしいご飯を食べに行きましたか?
ここから1月までが少しゆっくりできる期間となりますので、家族との時間を大切にしてくださいね。
(合格者の方は、2月から怒涛の実務補習が始まりますからね)

さて、2次試験はまだ終わっていません。そろそろ2次筆記試験の振り返りを行いつつ、口述試験に向けて準備を進めていきたいと思います。
本日は、口述試験の様子について実況解説的に書いてみたいと思います。

1.準備期間

口述試験は、2次筆記試験の事例企業について、口頭で質問され、口頭で回答します。資料などを持ち込んだり、参照したりすることはできませんので、事例4企業の状況を頭の中に入れておく必要があります。
ですので、与件文、設問、再現解答を時間のある時に繰り返し読み込むことが、口述試験対策の基本となります。

2.2次筆記試験合格発表と口述試験受験票

2次筆記試験の合格発表日に、簡易書留で「口述試験受験票」が発送されます。昨年は12月7日が発表でしたので、私の家には8日に配達されました。(不在にしていたので、翌日受け取りました)
最短で、確実に受け取りたい方は、発表日の翌日には家にいるようにしましょう。届いた受験票がこちらです。

受験票には、試験開始時間、試験会場、口述試験の班番号が記載されています。試験開始時間は12分刻みに設定されています。昨年の立教大学では、一つの試験開始時間に30ほどの班が設定されていました。(ということは同時に30の教室で口述試験が行われていたということになります)

3.試験当日(受付と待機)

受験票には「試験開始予定時間の30分前までに受付を済ませてください」とありますが、受付も少し混み合いますので「試験開始の1時間前」を目安に会場に到着すると良いでしょう。受付後は「1次控室」も用意されていましたので、少し余裕をもって到着するのが良いと思います。あ、くれぐれも受験票はお忘れなく

4.いよいよ誘導~教室前まで

試験時間の少し前になると「10時12分の方(私の場合)は、こちらに移動をお願いします」と声がかかりますので、誘導に従って「2次控室」に移動します。試験時間が近付いたら「ヘッドフォン」は外しておきましょう
2次控え室では、班ごとに、試験時間の順に座って待機します。同時にこの部屋にいたのは「班ごとに3人(00分の人、12分の人、24分の人)」くらいでしたかね。前の人が誘導されていくと、ところてん式に席を一つずれて待機します。

試験時間数分前になると、各班ごとに隣に誘導係の方がつき、受験票の確認をしてくれます。その後、班ごとに定められた教室までマン・ツー・マンで誘導され、教室の前に用意された椅子に着席します。誘導係の方は、「お入りくださいと声がかかったら、ノックをして教室に入ってください。鞄などは教室に入ってすぐ左手にある机の上に置いてください。」と簡単なインストラクションをして帰っていきます。
ご存じだと思いますが、「ノックは3回」がフォーマルです。2回の方も多く見受けますが、2回で良いのは親しい間柄だけですので注意しましょう。なんか、面接みたいでちょっと緊張します。

5.口述試験本番

口述試験は、面接官2名と受験者1名が向かい合って座る形式で行われます。面接官は1名が中小企業診断士、1名が学者さんなのだそうです。「面接官との距離が遠い」「学者は強面、診断士はやさしい」という噂を聞きますが、まさにその通りでした。(^^;

最初に「2次筆記試験の事例企業について幾つか質問しますので、2分を目途に回答してください」と案内があります。
試験開始時間が12分間隔なので、採点と入れ替わりの段取りを考慮に入れると一人の持ち時間は8分程度です。ということは、一人あたり4~5問質問されるわけですね。回答が短すぎると質問が追加されますので、できれば2分たっぷり回答して4問に収めたいところです。

私の場合は「A社→B社→C社→B社」について質問されました。ぐっちとかわともは「A社→A社→C社→C社」だったそうです。面接官を行ったことのある方にお聞きしたところ、「何を聞くかは、あらかじめ用意されたものの中から面接官が決める」のだそうです。事例Ⅳ(D社)も出題されますので、A社からD社まで偏りなく準備しておきましょう

口述試験が終わると面接室を出た時点で終了です。特に退出確認などの手続きはありませんので、そのまま帰宅します。
可能であれば、校門を出たあたりで「口述試験の質問内容」をスマホにメモしておきましょう。

6.口述試験再現質問(なおさんの場合)

・A社はこれまで創業社長が先頭をきって事業を進めてきましたが、そのように創業社長を中心として事業を進めるデメリットをお答えください。

・B社は日本人の若年層の新規顧客を開拓したいと考えています。B社がとるべき施策についてお答えください。

・C社の顧客は90年代に生産拠点を海外に移しました。その理由をお答えください。

・B社は今後、夕食を提供する計画です。どのような夕食を提供したら良いかについてお答えください。

7.さいごに(油断大敵!)

再現質問を見ていただけるとわかると思いますが、1次知識、一般常識、事例の深掘り、事例企業の外からの視点(顧客企業)など、様々な視点から質問されています。また、2次筆記試験で問われた内容は、基本的に問われないと思いますので、ご自身の再現答案を振り返るだけでなく、与件文を「異なる視点」や「追加で設問を作るとしたら」という風に考えながら、これからの一か月強の時間を過ごしていただければと思います。

【注意!】
巷では、口述試験に対して「遅刻がなければ落ちない」とか「10分間沈黙しなければ落ちない」とか噂されていますが、口述試験にも「採点基準がある」そうです。合格率を考えると合格水準は相当低そうですが、中小企業診断士の最終選考に相当するわけですから、「口述試験を通じて中小企業診断士を選考するポイントは何か」、「何に対して加点され、何に対して減点されるのか」にも思いを巡らせながら、決して油断することなく、真摯に準備を進めていただければと思います。

ゴールはもうすぐそこまで来ています。最後まで頑張ってください。応援しています。

以上、なおさんでした。(^^)/

 

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