2次模試まとめ+ストイック模試受験法

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こんにちは、いよっちです。前回までの記事はこちら

2次対策でTACを利用している方にとっては今週末一大イベントが予定されていますね。そう、2次公開模試が開催されます。

「え、、、まだガイダンスと各事例1回ずつしか演習やってないよ?」
「時期尚早すぎるだろ・・・」

その気持ち分かります、よーく分かります。

昨年の受験数は約2300名、2次試験本番を受験する人のおおよそ2人に1人は受験する登竜門です。それだけの人数の答案を直筆で採点・コメントしていく作業には相当の時間がかかるのでしょう。9月26日から結果の返却が始まるようですが、その時点で本試験まで残り1か月。やはり、模試をやるにはギリギリのタイミングなのでしょうね。

TAC通学・通信生には2次公開模試がパック内容に含まれていますから、申し込みを忘れずぜひ力試しとして受験してもらいたいものです。TAC窓口での申し込みは本日26日が締め切りです!申し込みがまだの人は、急いで窓口に向かいましょう!

さて、本日の記事は、本日申し込み締め切りのTAC公開模試以外の模試情報のまとめ、そして、昨年2次模試を6度も受けた経験から2次模試を受けるにあたっての心構えをお伝えしようと思います。


1.まだ間に合う!2次模試情報

①MMC 第4回模擬試験
2次専門の受験対策で定評のあるMMCの模試です。会場での受験は東京に限定されますが、通信で受験することも可能です。私自身も昨年受験しましたし、TAC模試に次いで周りで受けている人が多かった印象です。

開催日:9月14日(土)、15日(日)
開催場所:飯田橋(14日)・水道橋(15日)、ほか自宅受験
受験者数:300~400人(予想)

MMC模試のメリットのひとつに対面式でフィードバックがもらえる「個別アドバイス返却」があります。ただ、こちらを見ると、すでに満員ですね。。キャンセル待ちも期待できないかもしれません。

②LEC 2次公開模試
開催日:9月8日(日)
開催場所:全国 (都内の会場の一部で既に定員に達しているようです)
成績表発送:10月4日(金)~

③大原 2次公開模試
開催日:9月8日(日)
開催場所:東京水道橋校、新宿校、名古屋校、ほか自宅受験可
成績表発送:10月3日(木)~

④AAS 2次公開模試
開催日:8月31日(土)@仙台、9月14日(土)・15日(日)・16日(月祝)@東京
開催場所:東京(王子)、仙台ほか自宅受験
成績表発送:10月上旬

問題・解答用紙のダウンロードでお世話になっている受験生も多いAASの模試です。サンプルを見るに、採点項目が緻密で、細やかなフィードバックが期待できそうです。

丸1日で4つの事例を解くことに慣れていない受験生にとっては、模試は時間・体力・精神力のペース配分を掴むチャンスになるはずです。数多く受ければいいというものでもありませんが、個人的には少なくとも1度は模試で本番のシュミレーションをしておけば、安心して本番に臨めると思います。


2.2次模試受験の心構え

「まだ実力が伴っていないのに、この時期に2次模試を受験したって意味ないよ~」と思う方も多いかもしれませんが心配ご無用です。

ご存知の通り2次試験は模範解答が公表されませんので、問題の解釈がいかようにも成り立ちます。予備校によっても解釈は様々、試験直後の各予備校が発表する模範解答もてんでバラバラです。さらに各予備校が重視するポイントも違えば、そのポイントを基に作問する2次模試も各社それぞれバラバラです。だから、「2次模試で何点取れたか」という結果なんて全く気にする必要はありません。

点数を気にしなくて良いとはいえ、せっかく忙しい合間を縫って1日がかりの2次模試を受験するんですから、最大限のリターンを得たいものですよね。そこで、2年間で2次模試を8回も受験した、自称・ストイック模試マニアより気を付けるポイントをお伝えします。

①受験前日まで

現時点の”80分間のお作法”を明確に
これまで2次対策を進めてきた中で、ある程度解法を手順化していると思います。例えば、開始10分で問題の解釈をする、簡単な問題と難問を区別して簡単な方から処理をする、残り35分でどんな状況でも解答を書き始める、重要な箇所には黄色+設問毎に色を分ける、等です。これらを”お作法”と呼びましょうか。自分なりで構いませんので、一旦お作法を確立させ、なるべく多くを列挙しておいて、模試はお作法を実際に試してみる場と捉えましょう。

これだけはやったるぞ!「テーマ」選定
お作法は作業手順の意味合いが強いのですが、その上位概念として事例ごとに自分なりの「テーマ」を設けると更に望ましいです。例えば、こんな感じです。
・全て解答できなくてもいいから書いた問題では確実に得点する。
・日本語にこだわる(論理構成・字の丁寧さなど)
・事例Ⅰは大外しのゼロ点答案だけは回避する
・事例Ⅱはターゲットを指摘する箇所は満点を取る
・事例Ⅲは問題点の指摘は絶対に外さない
・事例Ⅳでの計算ミス撲滅
などなど、自分なりのテーマを選定してみてください。何も考えないで解くよりも遥かに多くの収穫が得られますよ!

当日の予行演習と考える
これは1次模試と同じですね。
・試験開始の9:40に集中力のピークを持ってくるために、前日何時に寝て、当日何時に起きるか
・休憩時間にどこで、なにをするか
・午後眠くならないよう、どう昼食をとるか
・直前の振り返りに何を見て復習するか
などなど、考えておくべきことは山ほどあります。試験外の行動もあらかじめ決めておいて、見直しの対象にしましょう。

②受験当日

普段と違う環境で受験する
私は「慣れない環境での受験」という環境に慣れるために、普段通っている校舎とは別の会場で受験していました。昨年は、2次試験の会場が立教大学ということを考えて、あえて池袋のTACで受験しました。移動の所要時間が同じなので、当日を想定しやすかったです。

3人掛けの真ん中席に陣取る
ギチギチに人を詰め込んだ蒸し返すような会場が多いです。そんな中で、敢えて真ん中席を狙って座っていました。いや、人肌恋しいとかじゃないです。絶対に。正直端っこの席が快適ですよ。そりゃそうなんですが、敢えて不快な環境に身を置いて、ストレスの中での終日の試験を受ける経験をしていました。

貧乏ゆすり魔に近づく
本番で近くの人が激しく貧乏ゆすりする人だったら・・・想像したくありませんよね。でも本番で出くすかもしれない。そんな状況でも平常心を保てるように、敢えて貧乏ゆすり魔に自分から近づいていました。会場に到着後、
1度席を仮決めした後、あたりを見渡して貧乏ゆすり魔を発見したら、敢えてその人の斜め後方の席にこっそり移動していました。問題を解く際に視線を落とすと斜め前方の人の足元がどうしても視界に入るため、敢えて苦行を課していたわけです。ここまでやるかは別として、ストレスのかかる状況でも一定のパフォーマンスを発揮できる状態にするために、模試でのストレスは大歓迎という気持ちで臨んでみてはいかがでしょうか。

③受験後

◆”お作法”の見直し
得点なんて気にしなくてOKといいました。つまり結果にこだわる必要はありません。大事なのは過程です。一度「こうやるぞ」と決めたお作法が上手くいったのか、それとも上手く機能しなかったのか。その振り返りは念入りに行うようにしてください。

他の受験生の答案を入手する
2次模試を解いている際には、「解答根拠どこだよー?」とモヤモヤするかもしれません。そして、受験後に模範解答を読んでも「え、こんな解答書けるわけないじゃん」と更にモヤモヤするかもしれません(いや、絶対します。T〇Cの模試は特に・・)。得点自体は気にする必要はないものの、周りの人たちは書けていた(根拠を見つけられていた)のか、それとも自分だけが見落としていたのかは知っておきたいですよね。模範解答はあくまで一例であって、多数派とは限りません。可能であれば、通学クラスの人たちや、模試受験時の近くの席の人に声をかけ、複数の人の答案を入手し、自分が多数派にいるのか否かをチェックしたいところです。さらに、模試の振り返りを勉強会形式で出来れば尚モヤモヤの解消にはいいかもしれませんね。

(上級者向け)再現答案を作る
答案のフィードバックまで1か月近く時間がかかることもあり、その間に各自復習のため、回答用紙を提出する前に、答案の写真撮影が認められます。ここで写真で撮った自分の答案を記録しておけるのですが、敢えてそれを見ずに再現答案を作る方法をお勧めさせてください。模試から1~2日ほど時間を空けて、問題用紙・解答メモのみを頼りに、自分が80分で作成したであろう答案を再度作り上げます。再現できた問題は、おそらくメモや記憶にきちんと残っているもので、それは往々にして、論理構成や要素の紐づけに自信のある問題、理解が出来ている問題です。つまり、再現答案を作れない問題というのは、試験時間の中では理解できなかった問題である可能性が高いです。その問題を重点的に復習することで足りない部分を補いやすくなるかと思います。再現答案を理解度の尺度にしてみてください。


今思うと、ちょっとやりすぎ感もあるストイック2次模試受験法、いかがでしたでしょうか。

模試を最大限に活用するために参考にしてもらえば何よりです。

 

最後に、一言お伝えしておきたいのですが、「2次模試の点数は気にしなくていい」「結果は不問、過程が大事」というメッセージは初学者・ストレート受験生向けと解釈してください。

2次試験経験者・多年度受験生にとっては、「結果も過程もどっちも大事です。初年度・ストレート受験生の実力が仕上がっていない今の時期の模試で、上位20%に入れないとなると、本試験は相当苦戦するはずです。徹底的に結果にこだわって上位20%を死守してきてください。健闘祈ってます!

 

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

以上、いよっちでした。

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