祝10周年!帰ってきた先代達【9代目きゃっしい】

*:*夏セミナーのお知らせ*:*

一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

大阪:8月11日(日)

名古屋8月24日(土)

時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

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お久しぶりです。9代目のきゃっしいです。
過去記事はこちら

いよいよ1次試験も目前に迫ってきましたね。
年に1回の試験ですので、これまで学んできた成果を100%発揮できるよう心と身体を万全に整えておきたいものです。

特にの部分については、実力十分なはずの方が試験当日の緊張だったり焦りだったりで本来の実力を発揮できず、残念な結果になってしまったという話を様々な場面で聞きます。

ちょうど1年前くらいにもメンタルについての記事を書かせていただきましたが、これまでの力を100%発揮させるためにも、試験当日の気持ちの持って行き方というメンタル面は大変重要です。

メンタル面を万全に整えるためには、事前のイメトレが効果的ですのでここで、少し具体例を挙げてイメトレをしてみましょう。

 

■シチュエーション その1

難しい問題でドツボにはまり、考え込んでいたら、まだ3問目なのに気付くと30分経過していた・・・

想像するだけでぞっとしますね。

試験まであともう少しだけ時間のある今であれば、そもそも本番の試験でそんなことにならないように、日頃の過去問演習で時間配分も含めたマネジメントを身につけましょう、と言いたいところです。
こちらの記事も参考に、今からでも本番で1点でも多くの点が取れるように時間配分のマネジメントの練習をしておきましょう

しかし、そんな準備をしたとしても、本番の緊張でなぜだかそんな事態になってしまうという可能性もゼロではありません。
ですので、今からタイムマネジメント力を鍛えておくというのは前提にしつつも、念のためイメトレしておきましょう。

こんな恐ろしい状況になったらどうするでしょうか。

私でしたら、まずはこの段階で目標を「合格」からまずは「一発退場を防ぐ」ことに切り替えます。
一発退場を防ぐ」とはつまり、40点未満を取らないということです。
ですので、例えば1問4点の科目であれば、25問中15問は捨て、解けそうな10問に全力を注ぐということです。

もし、事前に問題を解く優先順位を設定しているのでしたらその優先順位を参考にして、解くべき10問をピックアップします。
緊張のせいか、それもやっていないようでしたら、さらに2~3分時間を消費することになりますが、ここは勇気をもって時間を使い、自分にとってどの10問が解けそうかを判断します。

それ以降は元々10問だったと思って、残りの30分全部を使って10問を確実に解くようにします。
残りの問題は基本的にはなかったことにして、もし時間が余れば解いてもいい、という形にします。
そしてあえて捨てた残りの問題は、makinoさんの渾身の調査結果を信じ、にマークしちゃいます。

そんなこと本当に本番でできるか心配な場合は、例えば過去問をあえて30分で解き、きちんと解ける10問に集中して40点をクリアできるか、ということを確認してみてもいいでしょう。

 

■シチュエーション その2

分からない問題をパスしていったらほとんどパスだった・・・

これもぞっとしますね。
昨年の経営法務を受けられた方は、そんな経験をリアルでされた方もいたのではと思います。

こんな恐ろしい状況になったらどうするでしょうか。

私でしたら、できないものはみんなできないのだから、とりあえず笑う作戦でいきます。

まずは「今年の爆弾はこの科目で来たか」と心の中で呟きます。
(ちなみに、爆弾科目とは、以前の記事で詳しく書かせていただきましたが、毎年1科目か2科目ある激ムズ科目でして、難しすぎると年度によっては得点調整が入ることもある科目です。)

そして、(カンニングとならない範囲で)周囲の様子を見渡します。

恐らくみんなやたら問題用紙をパラパラとめくっていたり、ため息が聞こえてきたりと動揺しているでしょう。
そうであれば、爆弾科目は確定です。

これは爆弾科目だからみんなもできない問題だ、とわかったら落ち着いてシチュエーション①でも紹介した一発退場を防ぐための対応をします。

もしそれでも解ける問題が10問見つからなかった場合は、「きっとH30の法務みたいに得点調整が入るだろう」と考え、悩ましい問題の中でも明らかに×だと判断できる選択肢を消して解の確率を少しでも高めるためにあがきます

そして、こんな恐ろしい問題に出会ったら、試験が終わった後も心配で心配で俯きがちになってしまうかもしれません。
しかし、そんな科目に出会った時こそあえて顔を上げ、周りを見渡してみてください

恐らく、みんな悲壮感漂う顔をしているはずです。

そうしたら、「予想通り、爆弾科目はあった」と心の中で呟き、(見た目だけでも)笑顔で過ごしてみましょう。少しは気持ちが楽になるはずです。

ちなみに、これは若干の科学的根拠もありまして、笑顔には副交感神経の働きを活発化させ、神経のバランスを取り戻させる効果があり、笑顔をつくることで、ストレスが解消され思考も自然とプラス思考へ導かれていくそうです。これは作り笑いでも同様の効果がもたらされるということです。

笑顔で気持ちを立て直した後は、すぐにでも次の科目の最終チェックにかかりましょう
過去を振り返っても得点は1点も上がりません。
試験が終わった後に間違えに気付いてしまった、という場合も同様です。
終わったことを振り返っても得点は1点も上がりませんが、すぐに次の科目の最終チェックをしたらもしかしたら数点くらいは得点が上がるかもしれません

イメトレの際は、試験中に気持ちを立て直すところだけではなく、試験が終わって爆弾科目でみんな動揺している中、笑顔をこぼし、次の科目のチェックをする、というところまでイメージしておけば、心の準備は万端です。

 

■シチュエーション その3

これまで全く勉強したことのない問題が出題された、もしかして傾向が変化した?

古くはホワイトデータセンター(H28 情報 第23問)、昨年だと呪われた一族問題(H30 法務 第20問)などなど、あれ?と驚く問題に出会うと、傾向が変わった?と不安になることもあるかもしれません。

そんなことが起こった場合についてイメトレしてみましょう。
そんなことが起こった場合は、まずは「傾向というのは毎年変わるものなのだ」ということを思い出します。

そして、「これまで全く勉強したことのない問題」と思う問題の数を数えてみましょう

何問でしょうか。
きっと、多くても数問ではないでしょうか?

人は珍しいものに目が行ってしまいがちです。
特に絶対に合格しないと!と気合の入っている試験であれば、ちょっとした変化でもすごく気になってしまいがちです。
その結果、「これまで全く勉強したことのない問題」が本当はわずか2~3問しかなかったとしても、気分としてはほとんどの問題がこれまで全く勉強したことのない問題かのように思えてしまいます。

しかし、冷静にそんな問題の問題数を数えてみることで、落ち着いて客観視できるようになり、これまで全く勉強したことのない問題が数問あっても大勢に影響はない、ということに改めて気付くことができるのではないかと思います。

もし、今の段階で心の準備をしておくのであれば、実際にどこかの年度のEランク問題だけを眺めて、「これは解けなくても大丈夫」と自分に言い聞かせることでだいぶ気持ちが楽になるのではと思います。

さてさて、イメトレの例としては以上となります。

 

なんだか普通に受験対策の記事を書いてしまいましたが、本当は今回は10代目からは「診断士試験に合格してからの活動について書いて欲しい」とのリクエストでしたので、それについて書くつもりでした。

しかし、せっかく試験直前に書く記事なのだから前フリにちょっと今やっておきたい対策を紹介しようかな、と思って記事を書いていたら、ついついあれもこれも書きたくなってしまい・・・普通の受験対策記事だけで長文になってしまいました。

ですので、まとめシート以外の合格してからの活動についてはまた別の機会にご紹介させていただきます。

 

それでは、みなさまの1次試験の突破をお祈りしています。
残りあと20日、ラストスパート頑張ってください!

以上、きゃっしいでした。

 


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