【2次専念】戦いの歴史~受けた模試は全6回~

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一発合格道場 夏セミナー2019

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こんにちは、いよっちです。

自己紹介はこちら。前回までの記事はこちら

先週、オリンピックのチケットの当選発表がありましたね。我が家の結果はというと、全滅・・・

私以外は!

なんと、野球1試合、サッカー3試合を引き当てました。しかも、サッカーは男子決勝まで!「上がったら死ぬ」とまで言われる麻雀の九蓮宝燈をツモったような、そんな感覚でした。(例えの悪さよ…

初回記事では東京2020オリンピックにより、来年の2次試験は難化するのではという独自の持論も展開してますので是非チェックしてみてください。

なんとしてでも今年の試験に合格して、来年の夏はオリンピックを楽しみましょう!!


前々回の下ネタ満載のライトな記事では「堅物法務部のイメージが少し柔らかくなりました。今後とも役に立ち、軽く読める記事期待しています。」とコメントをもらっておきながら、前回記事では”残酷な現実”を赤裸々に語った、がっつりヘビーな記事を書いてしまいました。。。

さて、本日は、”残酷な現実”をどう乗り越えたかという体験談の続きをお伝えしたいと思います。


☆もくじ☆
1.目標&指標の設定
2.実際のところ、どうだったのよ?


1.目標&指標の設定

前回もお伝えした通り、”残酷な現実”を突き付けられた後はしばらく放心状態だったものの、それなりの時間数と事例数に向き合った事実に心が救われ、比較的早い段階で再スタートを切ることができました。

2次の合否が判明するまでのモヤモヤ期の間にはビジネス実務法務検定を受けたり、年明けから簿記2級の勉強を始めたり、と診断士以外のインプットを始める気持ちにもなりました。

さて、肝心の診断士受験に対しては、「もう二度とあんな悔しい思いはしたくない」という一心で目標を立てました。それがこちら↓↓

「絶対に、確実に、2018年の2次試験に合格する」

 

・・・完全に気持ちが先走ってしまって、全く具体性がないですよね。

もう少し冷静になって深堀りしてみると;

 

「絶対に」とは、どんな状態か。

世の中に絶対なんてものはあり得ないが、それに極限まで近づけるということ?

いや、絶対評価ではなく相対評価の試験なんだから、「絶対に(≒どんな状況でも)」合格(≒相対的には20%以内に入る)状態になればいい。

 

「確実に」とは、

100回受けて100回合格するような、圧倒的な高得点を取る方法を身に着けることが大事なのか?

いやいや、圧倒的な高得点は不要。何度受けてもそれなりの点数を80分の時間内で作れる状態(≒再現性アリ)になればよい。

 

という風に考えた結果、目標に、指標を加え以下の通りに置き換えました。

「今年受験する全ての試験で上位20%以内に入る。その結果として、今年の2次試験に合格する」

 

1次試験の再受験(いわゆる”保険受験”)はせず、2次に専念しようと決めていたため、受けられる限りの2次の模擬試験を受けることにし、模試を含めた全ての試験で上位20%以内に入ることを目標にしました。


2.実際のところ、どうだったのよ?

ここからが振り返りです。

私が昨年受験したのは、MMCが提供する模試が4回、TACが提供する模試が2回、簿記2級が1回、そして2次試験本番と、合計8回です。確認してないですが、おそらく模試の受験回数では道場メンバーの中では最多かもしれません。

その結果がこちら↓↓

赤セルは上位20%に入れなかったもの、緑セルは上位5%に入ったものを表しています。

8戦して7勝1敗、完勝とはなりませんでしたが概ね目標はクリアしました。

「自分の実力はどの程度なのか?」と不安・迷いが生じることもありました。3月~5月の早い時期に2次の模試を受ける人の多数が”2次経験者”という猛者たちの中でも、どんな状況でも上位20%という目標を立てて模試を受けることで、自分の位置を測るだけでなく、モチベーションの維持にもつながりました。

気持ちを切らさず2次の勉強を続けられたからこそ、8月以降の模試3回では安定的に上位10%に入る結果を残せたのではないかと思います。

「2次の模試ってどのくらいの人たちが受験するんだろう?」と気になる方のために、受験人数を含めた表も参考までに添付しておきますね。

事例ごとに見ると、結構赤セル(上位20%外)が多いのが見て取れます。各模試で必ず1事例は上位20%から漏れていますし、多い時では3つも。それにも関わらず、合計では上位20%をおおむね確保できていました。

逆に言えば、全事例で満遍なく安定して点数を取るのは難しいということがよくわかります。全ての事例も大崩れせずに食らいつけるか、これが2次攻略のポイントかと思います。


2次に専念していると、1次試験の直前期である今の時期はモチベーションが下がり気味なんて方も多いのではないでしょうか。(私も簿記2級を優先して2次対策をサボりがちでした・・)

ですが、8月以降は勢いのあるストレート生が一斉に2次対策を本格化させてきます。複数年受験生は、今が差をつける最大のチャンス!

今のうちに、事例を解き、ストレート生が今だ味わったことのない”開眼”を体験してしまいましょう!

(※”開眼”とは、「あぁ、そういうことか!」とコツを掴んで急激に実力が上がること。詳しくは、chikaの開眼物語や、ロックさんの記事をご参照あれ)

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

以上、いよっちでした。

☆☆☆☆☆☆☆

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【2次専念】戦いの歴史~受けた模試は全6回~”へ6件のコメント

  1. キャッツ より:

    いよっちさん、
    いつも興味深い記事、ありがとうございます。
    今回の記事は2次専念の方向けの記事のようですが、1次からのストレート生にとっても興味深い内容です。
    まず、この時期1次対策に専念しがちになるのですが、この記事で複数年受験の方々に差をつけられないようにしなくてはと、改めて思いました。
    また、2次模試の生データも非常に興味深いものでした。各模試の結果を横に見ていくと、MMC第3回のように、”各事例そこそこ取って1事例でも高得点事例がある”と高得点事例に引っ張られて順位がぐっと上位に行くことが分かります。また、結果を縦に見ていくと、TACの模試はMMCに比べて点数は低めに、順位は上位めに出ることが分かります。(いよっちさんが同じ時期にはほぼ同程度の答案が書けたとの前提ですが)これから、TACの模試は問題が難しい、もしくは採点方法が低めに出る傾向があること、母集団は1次ストレート生も多いため2次の準備が遅れ、母集団の力がMMCの母集団の力に追い付いていないことが分かります。このことから、TAC模試で点数が低くても悲観しないこと、逆に順位が上位でも浮かれないことが大事だと思いました。
    私もTAC生なのですが、このようなことに気づけたのも、いよっちさんが複数予備校の模試のデータを生のまま開示してくれたおかげです。
    どうもありがとうございました。

    1. いよっち より:

      キャッツ様
      いつもコメントありがとうございます。私の言葉たらずの記事に対する解説コメント、本当に助かります(汗)
      TACとMMCでは2次対策の思想が異なるため、採点基準も異なります。どちらも通った私の感覚に過ぎませんが、TACは特定のセオリーを使って解答できたか否かを試す「加点方式」に対して、MMCは(事例Ⅰ~Ⅲに限っては)80点をMaxとした「減点方式」での採点のように感じています。前者ではなかなか点数が入りにくい一方、後者では大外しさえしなければそれなりに点数が取れます。2次試験がどのようなロジックで採点されているかは分かりませんが、相対評価ということを考えると、点数そのものに着目するよりも、全体の中での相対順位を意識する方が正しく自分自身の位置を把握することに繋がるのではないかと思います。きっとキャッツさんは1次試験を突破されるでしょうから、8月下旬のTAC公開模試が力試しの場になるかと思います。ストレート生には対策の時間が足りませんから、あまり結果に一喜一憂しないで下さいね!おっと、その前に今週末の1次模試、がんばってください!

  2. かまかま より:

    一次試験の直前期で多くの方がそちらをフォローしている中で、(数少ない)二次専念者も気にかけてもらってるんだと思え、二次専念の身としてはとてもありがたい記事でした。
    若干中だるみ気味なこの時期に少し気合が入りました!!

    1. いよっち より:

      かまかま様
      コメントありがとうございます!二次専念されているということは昨年悔しい思いをされたのでしょうね。悔しさから半年も経つと中だるみしてしまうのも当然です。少しでも背中を押すきっかけになったようで嬉しい限りです。しばらく1次対策寄りの記事が続くかもしれませんが、1か月ちょっと辛抱ください。8月ごろから2次対策オンパレードの記事をお届けします。

  3. いよっち より:

    今年こそ様
    ご期待に沿えなかったようで心苦しい限りです。昨年の今頃、2次に専念していた受験生の仲間内では、1次試験の対策記事が続くと面白くないと話があったことを思い出し、今回は、この時期に2次対策に専念した記事をお伝えした次第です。私の言葉足らずによるものと思料しますが、多方面の読者の方に記事をお届けしていることをご理解・ご容赦を頂ければと思います。

    なお、私が1次試験を受けたのが2年前と時間が経っている事もあり、私個人としては今後も「1次試験の具体的アドバイス」をお届けする予定はございませんので予めご承知おき頂き、他のメンバーの記事にご期待頂ければと存じます。

  4. 今年こそ より:

    この時期、タイミングで二次模試の戦果を披露いただいても?と感じました。様々な読者がいる事は承知ですが、まずは一次試験の具体的アドバイスを希望するところです。

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