【渾身】運営管理(リフト値と少し物流)

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どーも、そーやです。

最近の診断士同士の勉強会で勉強時間150時間だったと言ったら、嘘でしょ?と驚かれました。私の合格は100%の再現性があるとは思えませんが、直前期に時間がないと嘆かれている受験生がいれば少しは参考になるかなと思います。キーワード1.勉強科目の取捨選択と、2.各科目基本論点(いわゆるABランク)を中心に学習するスタイル、そして3.問題演習をしないという思い切った選択です。
その合格体験記はこちらから。
また過去の投稿記事はこちら
これまでの投稿記事の中ではタブレット(iPad)勉強法の記事が好評いただいてます(宣伝)

なお、お時間がない方は2.リフト値ってなーに?から読むことをお勧めします。

 

「渾身」運営管理への思い入れ

二回目の渾身シリーズでは、私の1次試験で一番心の支えとなった運営管理から「リフト値」と少しだけ「物流」について取り上げたいと思います。運営管理なんて仕事でも関わったことがなかったですし、去年の今ぐらいにH29年の過去問解いたときは40点もいかなかったと思います。TACのスピテキを使って読み込みはやっていましたが、過去問を解くとなると知識がきちんと体系化されていないために何が間違ったキーワードとなっているか分からない状態であり、自信がほとんどありませんでした。これはマズいと思い、考えた対策が運営管理の中に得意論点を作るという方法でした。改めて過去問を眺めてみると、物流の問題が毎年4問程度出ていること、それに対してスピテキのページ数が20ページもないことに着目し、覚えれば点を取れるのではないか、と考え物流」論点から中心に運営管理対策を取り組み始めました。そして取り上げでは順序が逆になりますが、H30年度向けスピテキでは具体的な記述がなかったが、2年連続で出題されていた「リフト値」もベン図を描くのは得意だしとりあえず押さえておこう、と思いこの論点もきちんと勉強をしました。(そしたらまさかのH30年もリフト値がど真ん中で出題され、個人的にはラッキー問題となりました)

リフト値ってなーに?

去年までは普通に運営管理を勉強しているとあまり見かけない言葉でした。しかし、H28年第39問を皮切りに、H29年第40問H30年第39問と3年連続で出題される論点となり、もし今年出題された場合には外せない論点となってしまいました。

リフト値とは、バスケット分析における重要な指標の一つであり、ある商品xの購買が他の商品yの購買とどの程度相関しているかを示す指標です。
(引用:graffe.jp「リフト値とは:その事象が、どれだけ「持ち上がっているか」を考える指標|データ分析用語を解説」)

なおバスケット分析(ショッピングバスケット分析)とは、POS(Point Of Sales)システムにて蓄積したPOSデータの活用分析手法の一つで、一度の購買で顧客の購入商品の組み合わせを分析することです。

 

具体的な計算方法とは

H28年第39問を例に解法を図示します。また途中の計算式はH30年第39問(設問2)で直接問われています。

リフト値は、商品aが購入されたときに同時に商品bも購入される確率確信度、図中の上の分子の計算)商品bが購入される確率(図中の分母の計算)で割った値で求められる。

上記の解説では数学のベン図を利用していますが、ベン図ってなんだっけ?という方でも、「商品aと商品bの両方を購入した人の数」はだいたい設問文に記載されているため一次では問題ないと思います。もし二次試験の事例Ⅱでバスケット分析が求められることがあれば、こちらの理解はきちんとしていた方がいいとは思いますが、これは余裕がある方だけで結構だと思います。

「物流」論点の勉強方法

こちらはページ数も少ないので、過去問はすべての選択肢を確認する学習方法をお勧めします。私は特に優先度の高い過去問に解説を記載して、それをテキスト替わりに読むようにしました。そうすることで論点別できちんと覚えられたので、単にテキストを眺めるよりとても頭の中に入りました。過去問の活用方法に悩まれている人がいれば是非参考にして下さい。
なお図内のAやBの表記は私の中での暗記優先ランクみたいなものと思ってください。

【H27年第34問 物流の倉庫内作業(保管:ロケーション)】

 

 

【H29年第37問 一括物流システム:DC型、TC型】

 

【H29年第35問 その他の物流戦略:共同輸配送、一貫パレチゼーション】

 

【H29年第36問 その他の物流戦略:ユニットロード】

 

【H27年第38問 物流関連用語:サードパーティロジスティクス(3PL)】

 

物流難しいイメージがありますが、覚える論点は少ないですし、ヤマを張りやすいので時間がない方にはぜひ積極的に学習してほしい論点です。それで運営管理にも自信を持ってもらえればと思います

以上、そーやでした。

 

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