【渾身】中小政策 暗記が苦手な人向け

おはようございます!かもよです。
突然ですが、皆さんのおうちの近くにはファミリー〇ートはありますか。
最近、店頭に大きく「ポケチキ」と書いてあるのをよくみかけるのですが、一度じっくりご覧になってみてください。

なんだか……
じーっとみていると……
ほら……

ポケテキ」に見えてきませんか?

はい、今はポケットブックなのでわかりずらい導入でした!


いよっちの高得点術3連投のあとで恐縮ですが、社会(っていうかもう暗記全般)が大の苦手なかもよが行った勉強法を一つご紹介させていただきます。
本当に苦手過ぎて先延ばしにしていた(実際春セミナーの時点でなんにもしてなかった)私でしたが、中小は76点を得点することができました。もちろん、いよっちには程遠いんですけれども……苦手教科から稼ぎ頭になってくれた中小の「上昇率」だけは自信があります。
思えば……今となっては遠い日のセンター試験……私は(自ら選んで受験したはずの)社会系がボロボロで……政治経済は38点だったと今でも覚えているくらいなので……。
同じように苦手意識がある方も、諦めず頑張りましょう。
一年前は半信半疑でしたが……
今からでも伸びます!

ただねぇ……勉強の最初からできる!とはもちろん思えませんでした。
なんてったって社会科と暗記が大の苦手なんだから。
一周してもぜんぜん頭に入らなかったです。

そこでですね、中小は思いっきり自分でまとめるぞと決めました。

今日は、そのうちの1ページをご紹介。

大抵テキストやポケテキなどは、
政策・制度(何を)⇒内容(どのように)⇒機関(誰が)
となっています。

ただ、最初の「政策」「制度」になじみがなくてよくわかんないてかもう、多い。(暗記苦手にとって量に圧倒されるって、あるあるだと思う)
じゃあ、自分にとってなじみがよくて、かつ覚えやすいもの(数が少なくできるもの)はなんだろう。
と考えたとき、「誰が」やるんだろう、と考えてみました。

ということで、制度はとことん、
機関(誰が)⇒政策・制度(何を)⇒内容(どのように)
に並べ替えました。

が、何をどうやってるのか、の方向にまとめると、その機関のやっていることの傾向がわかります。また、制度自体の数は多く、新しくも作られており、出題されたことのない制度は多く存在します。いわゆる新規の問題が作りやすい。ですが、機関の数はそこまで多くないので、何をやるための機関なのか、をとらえることで、解答の方向性をとらえることが可能になります。

さて、実際にかもよがまとめたノートがこちらです。

殴り書きでごめんなさいね!!!

まずは、機関の名前と、機関の説明と、その時点で捉えている制度を書き込みます。あとは出題されやすい内容を書き込みます。で出題されやすいポイントを書き込みます。さらにオレンジで特徴や、見分けるポイントを書き込んでいます(ちょっと見分けづらいですね)。
過去問や問題集で新しい制度が出てきたら、機関とまた結び付け、赤で要点を書き加えました。なので書ききれなくて線がびょんびょん飛んでいます!!
大事にしたのは、この1ページになるべく盛り込んでいくつまりここに書かれている機関についてはこのページを見ればよい、としたことです。
(高度化だけはしっかり書きたくて別ページになっちゃったけど)

まず、なぜかたまーに機関の数が問われます。

突然の例題!!
中小企業基盤整備機構の数は? ア.8か所 イ.9か所

……って問題は出題としてあんまりないですよね……。たぶん、せめて「ア.50か所」くらいにしたくなるんじゃないかなぁ……(それよりも選択肢で数については2つ以上問われることはないと思うけど)。
ということで、まずは、一桁なのか、都道府県+α(50前後)なのか、100以上、なのか、だけでも覚えて、それから細かい数字を抑えましょう。

そのうえで、
一桁なのは、
中小企業投資育成(株)3か所。内訳は、東京中小企業投資育成(株)と大阪中小企業投資育成(株)と名古屋中小企業投資育成(株)と、正確には社名の頭に地域の名前がつきます。
経済産業局(全国8か所+沖縄)と中小企業基盤整備機構(全国9か所+沖縄)。これはほぼ、地方に一か所ですね。ちなみに中小企業基盤整備機構は「北陸本部」もあり、9か所となっています。どちらも沖縄のみ、事務局(事務所)と名前が違うので「+沖縄」です。
だいたい都道府県ごとにあるのが、「中小企業支援センター」と「信用保証協会」ですね。どちらも相談も受けています。ちょっと間口が広いですね。
100以上あるのが、(株)日本政策金融公庫(株)商工組合中央金庫も多い。金庫は多いんですね。

次にどんどん問題を解いていくと、機関ごとの出題の濃淡がわかります。
ここで、それぞれの機関の大枠をとらえます。
支援系なら中小企業基盤整備機構が多いです(診断士の試験だから当然ですね)。なので、中小企業支援センター中小企業支援法の指定法人ってことをとらえれば、大抵は中小企業基盤整備機構だな、となりできます。中小企業投資育成(株)は、基本、投資とコンサルをするところなので、制度にはあまり関わりません。政府以外も関わっているというのもポイントですね。
金融系なら(株)日本政策金融公庫について問われる範囲が広いです。国民生活事業が細かく金額と年数が設定されており、ちょっと大変ですが、逆に言えば、ここはしっかり暗記すべきってことです。中小企業事業は、事業年数や、対象年齢について問われることが多いです。信用保証協会の制度は「保証」がつきます。

だいぶ覚えること減ったと思うのですが、いかがでしょうか。
ざっくりとらえたら、もちろん、いよっちのリストのように、細かく追加していきましょう。ポイントは、比較でしたね。違いや特徴的なことを足していくことです。

ということで、さすがにかもよの殴り書きのノートだけでは申し訳ないので、エクセル化したものを下記に置いておきます。データ化するとちょっと味気なかったので、リンク付きにしてみました。昨年の私のノートをベースにしておりますので、情報は是非ご自分のテキストや問題集などと照らし合わせ、カスタマイズしてみてくださいね。

DLはこちらから

やっぱり、暗記苦手な人にとって、ただただ暗記の反復は苦しいっす。情報や運営は、理由や仕組みについての記事やサイトが多いですが、中小は自分でどう理解するかが大事になってくる教科だと思いますので、ご自分の視点を見つけて、まとめてみてみるのも手だと思います。

以上、かもよでした!

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【渾身】中小政策 暗記が苦手な人向け”へ2件のコメント

  1. Kazu より:

    貴重なアドバイスありがとうございます。
    「機関(誰が)⇒政策・制度(何を)⇒内容(どのように)に並べ替えて覚える」ですね。
    確かに全体像が見えて頭に入りやすいように思います。暗記なので愚直に繰り返し覚えないといけないのですが、少しでも記憶に残りやすい手法を取り入れたいと思っていました。早速DLさせていただきました。こちらもパクってカスタマイズして活用させていただきます。

    1. かもよ より:

      Kazuさま
      コメントありがとうございます。全体像というところをとらえていただき嬉しいです。この論点はここにある、と把握できるので、繰り返しの高速化にもつながります。Kazuさまの覚えやすい手法の一つになったようでしたら幸いです。応援しています!

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