(勝手に永久保存版)独学向け・一次試験の短期攻略法

✿:❀道場 春セミナーのお知らせ✿:❀

一発合格道場 春セミナー2019 in東京
4月6日(土) @港区勤労福祉会館
一発合格道場 春セミナー2019 in大阪
4月14日(日)@生涯学習センター梅田

受付開始は3月10日(日)~
道場ブログ内でこくちーずにて
詳細はこちらから

4月7日(日)タキプロ名古屋 春セミナー道場メンバーがゲスト参加させて頂きます!名古屋近郊の方!是非、ご検討ください!
詳細はこちらから 

❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿


【目次】
◆ 前置き
◆ 問題集を選ぶ
◆ テキストを選ぶ
◆ 学習計画を立てる
◆ テキストを斜め読み
◆ 過去問を解いてテキストに書き込み
◆ テキストを読み込む
◆ まとめ


おはようございます、たっつーです。

さて、いよいよ今日3月10日の昼12時から春セミナー(東京&大阪)の申込み開始です!

現在メンバーが一生懸命準備していますが、1次試験突破のためのコンテンツだけではなく、2次試験の攻略法等、最終合格まで見据えた内容となる予定です。
個別相談会の時間もたっぷり確保していますよ~。

自分に合った勉強法等がきっと分かると思いますし、何より(特に独学の方にとっては)勉強仲間を作れる貴重な機会ですので、ぜひぜひお申し込みください。
また、「本当の個別相談会」は、懇親会と言われていますので、ご都合がつく方は、懇親会も含めてお申し込みください!
(お申し込みは、こちらの特設ページから「こくちーず」にて!)

◆ 前置き

さて、今日の私の記事は、「独学向け・1次試験の短期攻略法」です。

今回の記事は、自分が道場メンバーになったら記事にして読者の方々に共有しておきたい、と思っていたもののひとつなので、大変僭越ながら、「永久保存版」と冠させていただきました。
(でも、自分に自信が無いので「勝手に」と枕詞をつけて保険をかけておく・・・)

合格体験記に記載のとおり、私は、運も味方して、約1か月の勉強で1次試験に合格することができました。
その勉強法のエッセンスは合格体験記にも書かせていただいているのですが、今日は、その内容をより詳細にご説明したいと思います。

「でも、たっつーって424点でぎりぎり1次合格でしょ。しかも1回だけしか受験していないし。そんなまぐれかもしれない一次試験の勉強法なんか読んでも意味ないよ。」と思われる方もいるかもしれません。

ただ、私は司法試験は3回受験したのですが、下記の勉強法を積み重ねた結果、最終合格した年は、択一は上位合格でした。
そして、周りの司法試験受験生も、大体下記の攻略法(そのままか、あるいは少し変化した形)でしたので(私調べですが…)、その意味では、択一試験を効率的かつ確実に攻略するために、「鉄板」(基本)の勉強法ではないかと思っています。

基本的な流れは、「問題集を解き、得られた知識をテキストに書き込み、直前期にテキストを読み込む」というものです。

※ なお、今日の記事は、短期かつ効率的に勉強することだけを追求したり、お勧めする趣旨ではありません。仕事や家族の都合で、時間をかけたくてもかけられない人にとっては、下記のような勉強法も参考になるかもしれないと思い、ご紹介する次第です。

◆ 問題集を選ぶ

まずは、軸となる問題集ですが、中小企業診断士試験の問題集選択肢は、大きく、①TACによる「最速合格のためのスピード問題集」(いわゆる「スピ問」シリーズ)、②同じくTACによる「第一次試験過去問題集」(年度別)、③同友館による「過去問完全マスター」(分野別)の3つがあります。

短期間で1次試験を攻略することを前提としていますので、問題集は一つに絞ります。

まず、スピ問(①)か過去問(②or③)かですが、私は過去問集をお勧めします。
スピード問題集は、たしかに基礎知識を固めるのはいいと思うのですが、過去問と問題文が違いすぎるので、結局過去問にもある程度取り組まざるを得ません。そうであれば、最初から過去問に取り組んだ方が早いです。

過去問集にするとして、年度別(②)か分野別(③)ですが、これは分野別をお勧めします。
後記のとおり、過去問を軸にして進めていきますので、分野ごとに過去問が固まっていた方が、テキストへの書き込みや自分の理解度促進等も含めて、勉強が進めやすいからです。

そうすると、③の同友館による「過去問完全マスター」(分野別)となります。

同書は、過去問10年分を分野別に並べたもので、やや分量が多いのですが、解説がかなりしっかりしていますし、同友館がCランクと分類した問題(過去10年間で1 回しか出題されていない、または、重要度が低いと判断された問題)がカットされているなど、独学者にとっては取り組みやすい問題集だと思います。

◆ テキストを選ぶ

次にテキストですが、テキストは、色々な書籍をきちんと見比べたわけではありませんので、確たることは申し上げられませんが、一般的に定評のあるテキストを選べばいいと思います。

ただ、後記のとおり、過去問で得た知識のうち、テキストに記載されていないものは自分で書き込むことになるので、書き込みの手間を減らすために、ある程度情報量が多く、(できれば)余白もある程度あるようなテキストを選んだ方がいいです。
(私はTACのスピードテキストを選びました。)

◆ 学習計画を立てる

過去問集とテキストを買ったら、学習計画を立てましょう!

学習計画の立て方は、平日と土日の勉強可能時間の比率、お仕事の繁閑度合等を踏まえて、人それぞれ立てる必要がありますが、必要に応じて、私の前の記事かわともの記事、「サイト内検索」で「学習計画」と検索して出てくる過去記事等を参照してください。

もし私の前の記事に記載の方法で学習計画を立てるとしたら、以下のような形になります。
・同友館の過去問完全マスター(7科目で計7冊)のページ数を合計する。
・そのページ数を、「今日から1次試験日までの日数」-「14日くらい」で割る(なお、「14日」というのは、後記の「直前期にテキストを読み込む期間」を考慮したものです。)。
・1日あたりに処理しなければならない大体のページ数が分かるので、それに沿ってひたすら進める。

なお、同友館の過去問完全マスター全部だと分量が多すぎると思われる方は、同書の過去問10年分のうち、過去5年分の過去問に絞るとか、まずは同書のAランクの問題(過去10年で3 回以上出題されており、かつ重要度が高いと判断された問題)のみを解く等、ご自身の勉強可能時間と照らして、適宜調整ください。

◆ テキストを斜め読み

では早速過去問を解いていきたいのですが、いきなり過去問を解いても取っつきづらいと思いますので、「その日に解く過去問のテキスト該当箇所だけ」を斜め読みしましょう。

なお、ここでは、テキストの内容を完全に理解する必要はないので、斜め読みで十分です。
また、一気にテキストを読み進める必要はなく、あくまで、「その日に解く過去問のテキスト該当箇所だけ」で十分です。

◆ 過去問を解いてテキストに書き込み

さて、ここが一番大事なところですね。

テキストを斜め読みしたあと、過去問に取り組み、間違えたところ等について、テキストにどんどん書き込んで、「過去問の知識が反映されたテキスト」を作ります。

私の場合は、①新たな知識であれば余白に書き込み、②テキストに書いてあることを間違えたのであれば、備忘のために黄色ハイライトしつつ、(必要に応じて、)注意書きを書き込んでいました。

私の場合の具体例はこちらです。

(引用元:中小企業診断士 最速合格のためのスピードテキスト (1) 企業経営理論 2018年度(TAC出版))

字汚い!!!!

すみません、私の1次試験勉強時は本当に時間が足りなかったので、スピード優先だったのです…。
綺麗に書きたい場合は、直接書き込むのではなく、「書き込んだ付箋」を貼る方法をお勧めします。
特に左側のページは、(右利きの場合、)テキストに綺麗に書き込むことが結構難しいので…。
(更に言えば、PDFでテキストデータを取り込んで、PDFソフトで書き込みをするというのでもありかもしれません。)

例えば、私の具体例でいうと右側のページの「VRIO分析」のところに、「価値と希少性だけでは×!模倣困難性が必要!」というメモがありますが、これは上記②に該当するメモですね。

こんな感じで、自分が間違えた問題の肢や、得られた「気づき」について、自分の言葉でメモしておくと、強く記憶に残ります。
また、自分のメモの意味が後で分からなくなった時に、過去問に戻りやすいように、メモの前に、過去問集のページ数を書き込んであります。

上記を愚直に繰り返していきますが、過去問を解くのは1週で十分で、2週目をやるくらいなら、別の問題集(具体的にはスピ問)に移行した方が、知識の再確認も含めて、メリットが大きいと思われます。

◆テキストを読み込む

ここまでで、「過去問の知識が反映されたテキスト」が徐々に出来上がってきますので、そのテキスト(自分の書き込みを含む。)を適宜のタイミングで読み込んで頭に叩き込みます。

最悪、試験の直前期(直前の1~2週間くらい)に読み込めばいいと思いますが、テキストを読んだときに、過去問の記憶喚起がしやすくなるように、できれば定期的に読み込むことをお勧めします。
(おすすめは、通勤・通学の電車の中です。)

一度、過去問を解きながらテキストを読んでいるわけですので、スラスラと読み込むことができ、テキストを読むことが全くストレスに感じません。
また、テキストを読む際に、自分の書き込みもきちんと読んでおけば、過去問に戻る必要がありません。

ある意味では、「自分の書き込みを読むこと=過去問を解くこと」なので、何週も過去問を解いたのとほぼ同じ効果が得られるわけです。

◆まとめ

上記が、私の「独学向け・1次試験の短期攻略法」でした。

いかがでしたでしょうか。
人によって合う、合わないがあると思いますが、いいと思って頂いたところは積極的に取り入れていただければと思います。

明日は、なおさんによる「解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」です!
先に読ませてもらいましたが、合格者の解答プロセスが臨場感をもって紹介されていて、参考になること間違いなしです!

どうぞお楽しみに!!

 

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です