【合格者対象】診断士業界の歩き方

こんにちは。初代のJCです。診断士になって今年で10年目で、受験支援よりも、診断士になった人のその後を支援したいと本気で考えています。この記事でご案内の通り、また新たな情報をお伝えいたしたく、今日はこれから診断士になる方々のために診断協会とか研究会、マスターコースについてご説明してみたいと思います。

◆診断協会って入るべき?◆
おもしろいね、HP確認してみて今気づきました。全国組織は中小企業診断協会、東京都は診断士協会なんだ。各都道府県によって、診断協会と診断士協会に分かれてる。数年前に法改正で公益社団法人かなんかから一般社団法人に全国で一斉に組織変更したと記憶しているのですが、その時に診断協会派と診断士協会派に分かれたんですかね?統一せーよ、と思います。とほほ。
そんな協会ではありますが、僕は入るべきと思っています。
東京の場合は年会費5万円、この負担を嫌って入会しない人も少なくないのもまた現実です。
でもね、特に駆け出し診断士にとって、この業界で人とのつながりを作らないと仕事なんてできません。
相互に信頼できる強い結びつきがあって初めて、仕事をご一緒させてもらえる関係が生まれます。協会に入らないとあなたの人脈はすでに出会ってる人だけの狭い範囲で終わってしまいます。広く・深い人脈を作るにはやっぱ診断士が集まっているところに行かないと!だと思いますし、一番集まってるところが協会なんだと思うんですよね。入るだけではやっぱりだめでそこで大いに暴れまわる人に太い絆はついてくるものなのです。
僕の知り合いで年会費をケチって協会に入らなかった人たちもけっこういますが、やっぱりいつのまにかこの業界から消えて行ってるんですよね。ほんと残念で仕方がありません。

◆研究会ってどんなところ?◆
この業界で広く・太い人脈を作るには、まずは先輩診断士のいるところに行かなきゃいけませんよね。身近なものが研究会です。各都道府県協会や東京の場合には支部にもさまざまな研究会が設けられています。例えば僕の所属している東京協会中央支部ではこんなにたくさんの研究会が設立されています。
研究会は月1回開催で年会費も1万円前後が多いです。多くの研究会は初回無料のおためし参加を認めてくれていますので、興味があるなと感じたら一度顔を出してみるのがおすすめです。ちなみに前回の記事でも書きましたが、僕もプレゼンスキルアップ研究会(略称プレゼン研)を立ち上げましたので、ぜひ顔出してみてくださいね。

◆マスターコースって何?◆
研究会っていうのは、親しみやすい言葉ですが、マスターコースという組織も存在しています。そもそも、一般的な用語ではないので「なんだ、それ?」というのが僕の第一印象でした。マスターコースというのは研究会よりもさらに深く学びを提供する場という説明がわかりやすいかもしれません。ちなみにマスターコースというのは東京協会の中央支部に20個くらいありますが、他の支部ではそれぞれ1つプロコン塾(プロのコンサルを要請することを目的にする)があるだけで、マスターコースそのものはたぶんありません。中央支部ではこんなふうにプロのコンサルタントになるための独立を応援するコースや売れっ子の講師になるためのコース、ひとつのテーマを深堀するコース等、結構多彩で面白い団体がたくさんあります。
マスターコースという名称もおそらく、学士(バチェラー)と修士(マスター)の関係から研究会に対してマスターコースという名称にしてるんじゃないか?と思います。
年会費は10万前後が一般的です。研究会と比べて「高っか!」と感じられるかもしれませんが、それは同じ業界の研究会と比較しちゃうからで、マスターコースの講義内容を業界外で売れば年間百万円単位であってもおかしくないと自負しています。
私の診断士でない知り合いがやっているやつなんて5回で40万円ですもん。たいした内容でもないのに…

◆おすすめのマスターコースっていうか、僕がやっているやつ◆
僕が参加しているマスターコースは「経営革新のコンサルティング・アプローチ」という名称です。経営革新計画の補助金関連?というと全然そうではなくて、経営を革新するために必要な深い知識を講義とケーススタディで学んでいくという非常に幅広く深い学びを提供するコースです。でも、名前が長すぎるため、だれもこのコース名を使わず運営団体のBCNGという名前で呼ばれています。笑

100人を超えるメンバーが毎年講義内容とケーススタディを変更してブラッシュアップしています。中身が毎年変わるコースはすごく少ないと思っています。だって、めんどくさいんだもん。
なんでそんなめんどくさいことができるかというと、BCNGは卒業生が運営団体のBCNGに加入することで、全員が翌年以降の講師になります。毎年毎年新しいメンバー自分の得意な分野を濃密に厚塗りしていくんです。BCNGの6割くらいは企業内診断士です。企業に勤めているからこそ得られる、ものすごく深いとんがった知識をBCNGでは講義に活かしています。すごく深くて面白い、さらに言うとすごくフラットで仲がいい。毎回飲み会がすごく楽しいそんな仲間です。道場メンバーの後輩たちも結構参加してくれていて、僕らの居場所の一つになっています。

さらにいうと、1年の受講期間だけでなく一生続けられる関係を構築できるのは実はBCNGだけのようです。そうだと知ったのは、恥ずかしながら昨年のことで、中小企業政策研究会(政策研)というT〇Cの遠藤先生という大人気講師が代表の研究会がプロコン塾・マスターコースを徹底的にまとめるセミナーを3月に開催していて、昨年初めて登壇させてもらって、他コースとの比較で卒業後の道筋があるのは「え⁉BCNGだけなの?」とびっくりしたことです。今年も3月30日に実施されるようです。東京協会のすべてのプロコン塾とマスターコースを徹底比較したセミナーです。お申込みがようやく始まったと政策研のお友達が教えてくれましたので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
そんなBCNGを見てみたい方、HPはこちら。Facebookにもいいね!して下さればつながれます。3月4月には体験無料講義、5月はオリエンテーションを実施します。
4月は僕が国際化で講義しますし、5月も登壇します。ご都合があえばぜひいらしてくださいね。
こころからお待ちしています。

試験に合格した方々にとっては残念な現実ですが、知識はどんどん古くなります。常に学習を怠らないことはイケてる診断士にとってとても重要なことだろうと思います。

さて、来月の予告ですが、次回はスプリングフォーラムも近づいてきますので、協会や支部や部会等々についてお話させて頂こうと考えています。

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【合格者対象】診断士業界の歩き方”へ3件のコメント

  1. JC より:

    たけさん、こんにちは。JCです。慌てないでくださいね。実務補習もしくは実務従事での15日というのは診断士の登録要件です。合格後3年間有効ですので、3年以内に15ポイント取得して登録完了して下さいね。
    それかは、お住いの県の協会の人数規模が小さい場合には東京や大阪のようなフォーラムはないかもしれませんが、ぜひ協会に問い合わせしてみて下さい。必ず若手をまっててくれています。人数少ない方がアットホームで、可愛がってくださることまちがいないですよ。東京の場合には登録前でも入会できますが、これは県によって対応が異なるかもしれませんので、確認してみて下さい。焦らず、長ーくご活躍下さいね。

    1. たけ より:

      ご返信いただきありがとうございました。気ばかりが焦ってしまい、すいません。問い合わせしてみます。

  2. たけ より:

    初歩的な質問で大変恐縮ですが、県の診断士協会は実務補習が15日終了した人だけが、入会できるのでしょうか?県の診断士協会のHPを見ても東京のようなフォーラムはなさそうで、業務都合で実務補習を受けられる目処もたたず、行動できない焦りが募っています。

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