こんにちはJCです。
1次が終わって、2次試験の勉強に取りかかった初めのころの段階では、80分で事例を解き終えることってなかなか難しいですよね。僕もそうでした。
当時の僕がT○Cの講師の先生に相談したメールmailの出だしはこんな感じ。

1次学習期間中も仲間を募って、学習会を開いたりと少しは2次の勉強にも取り組んでいたと思っていましたが、久しぶりに80分で時間を区切って取り組んでみると、
①時間が全然足りない
②設問の問いの方向性と解答の方向性が全く異なってしまっている。
(利益率向上を問われているのに、売上げ向上に終始した解答になっている)
③問題文の読み込みが甘く、因果関係の掘り下げが足りないために薄っぺらな、根拠に乏しい解答になっている、
等々お恥ずかしい状況です。

■なんで時間が足りないのか?その1■
その後、安定し始めてから「なんだ、そうだったのか!」と気付いたことですが、時間が足りない要因は僕の場合2つありました
一つ目は、読む時間が長い。設問文を読んで、与件文を読んで、また設問文を読んで、与件文に戻って設問文との対応を行ったり来たりしながら、探してゆくという作業をやっていたんですね、最初の頃は。

で、僕の場合の読む時間の短縮方法は
①まずは与件の第1パラグラフの冒頭に書かれている会社の概要だけ読む。
②その後、設問文を時間をかけて読む。問題で問われると想定される事象を設問文の空欄に細かくメモする
③それから与件文を線を引きながらじっくり読み込む。4色ボールペンが好きという方もいますが、僕の場合はシャープペン1本でした。

ポイントは②の設問文の読み込みじゃないかと思います。設問文と与件文を行ったり来たりしている初期段階では、与件文を読んでいる最中は設問で何が問われているかがすっ飛んでいたように思います。でもじっくり読み込むことで、設問文の要求が頭の中に焼きつけられていますので、与件文を読みながらも、設問1との対応とか、この「なお」以降の文章は設問3に使えるとか、与件文にメモを付けながら読めるようになりました。ちょうど2年前の今頃の僕は「設問文を倍の時間をかけて読む」というテーマを自分に課してました。

<設問文の読み込み>
設問文はしっかり読み込むことは特に重要です。僕は設問文の中で重要と思われるところにまるをつけるようにしていましたが、文節ごとに/で区切るという方もいます。いずれにせよ、読み飛ばし、読み間違いがないようにしっかりと読み込むためのお作法なのだと思っています。
特に設問文で前文と個別の設問に分かれている問いは、前文に大事なところが隠されていることに要注意です。
例えば

H21年事例Ⅱ第3問
B社は顧客の拡大と自社へのロイヤルティ(愛顧)を高めるために、新しい事業を考えている。どのような事業が考えられるか。
(設問1)
B社は自社だけで行えるサービス事業を考えている。それはどのようなものか。120字以内で答えよ。
(設問2)
B社は商店街の裏通りにある銭湯との共同事業を考えている。どのようなサービス事業が考えられるか、120字以内で答えよ。

この問題で前文をすっ飛ばして、対応してしまうと大事故となってしまいます。
ここでのポイントもしくは制約条件は①顧客拡大②自社へのロイヤルティ(愛顧)の向上です。この2点を盛り込まずに作られた解答は残念ながら点数にならない可能性があります。
設問文を読む際にはこの二つの制約条件に大きく〇とか波線とかで印を付けておきましょう。
 

また、設問文を読む際には設問と設問の結び付きや問題全体で問いたいことも合わせて考えるようにすると効果的な解答を導き出すことができそうです。

■なんで時間が足りないのか?その2■
二つ目の時間を足りなくさせる要因は書く時間が長いというものでした。僕は当初から80分で解くことを課題としていたのですが、そうするとどうしても途中で書く時間についての焦りが出て来て、考えながら書き始める状態に陥っていたんですね。これは×。考えきれていないので、書きながら消しゴムで消して、また書いて消しゴムで消して…という作業を繰り返すことで、却って書く時間が長くかかり、余計に時間を足りなくさせる要因になっていました。

で、書く時間の短縮方法は書く時間そのものを短くするというものです。
①上記その1で考えながら読み進む
②もう一度設問文に戻る時には、設問に対応した解答に使うべき根拠等を設問文の空欄に細かくメモする。
③僕の場合には全設問の解答メモを作ってから、書く作業に入っていました。

 

考える時間をきっちり取って、整理した上で書くことにより、何より消しゴムの登場回数が減りました。100字の解答だったら80字くらいまで一気に書いて、最後の20字の終わり方を字数を逆算しながらまとめて行く。そんなやり方で時間が足りなくなるという悩みは解消しましたし、得点は大きく向上してゆきました。

さらには、その1とも合わせて、設問文の要求と大きく異なる解答の方向性という悩みも一緒に解決したように感じます。

■考える作業がとても重要■
2次試験は「読む」⇒「考える」⇒「書く」という3つの作業に分けるとすると、できうる限り「考える」に多くの時間を使うような訓練の2カ月で必要になってくると思います。

解答用に使う根拠を設問文の空欄にメモしながら考えて行くと再現答案の作成も可能です。
試験は本番だけだから再現答案なんて作る必要ないじゃない、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、きちんと考えて、論理だてて作成した解答は再現答案はきちんと作れるものなのです
逆に書きながら考えている段階では再現答案はなかなか作れません。再現答案そのものが重要なのではなく、再現答案を作成できるレベルの解答プロセスが重要なんだと考えています。

ですので、2次の模試試験を受験する時の僕のテーマは「再現答案を作れる解答を目指す」でした。

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さて、僕も最初は80分では解けない!ぼけた解答しか出せないということを悩んでいましたが、いろいろとテーマを決めてトライ&エラーを繰り返し、徐々に自分のなかでお作法というかプロセスを固めていったものです。
今のタイミングで時間が足りない!白紙の設問が出てしまう!ということで悩んでいる方がいらっしゃったら、ちょっと試してみて下さいね。

でも、2次のお作法はほんとに人それぞれです。
僕のやり方があなたに合うかどうかはわからないので、とにかく多くの事例を解いて、解くにあたっては、毎回テーマを決めて、自分にあったやり方を発見するように努めて下さいね。

後2カ月ちょっと、これまでこんなに勉強したことがないっ!!と思えるくらいに勉強してみて下さいね。

by JC



コメント & トラックバック

JCさん、先日はセミナーお疲れさまでした。
私は前回GWころのTAC2次実力模試では、10点台を含む惨敗でした。。
直後に振り返りをしようにも、
設問文のメモから、再現答案を作り出すには
程遠く、まさに考えながら書いて、
時間がなくなり、焦り。。。と悪循環だったと
思っています。
私も当面の課題は、再現答案が作れる解答を
作れるようになる、ことだと思いました!
ありがとうございました!

ガネーシャくん様

いつも道場をご愛顧頂きありがとうございます。
いろんなやり方があると思いますので、思いついたものは毎回の演習で挑戦してみてくださいね。
再現答案が作れる…というのもその中のひとつだと思いますが、それがガネーシャくんさんにフィットするかどうかがポイントです。合っているようでしたら、さらにそれを研ぎ澄ませるように、あっていないとすれば、それはさくっと捨てて、次のことにトライする。本当にトライ&エラーの連続の中から自分にあった型を決めてゆくことかと思います。
頑張ってくださいね!!
心から応援しています。

タイムリーな話題、ありがとうございます。ちょうど、点数が取れない理由を自己分析してて、行きついたのが、「聞かれていることが何か?」をつかみきれていない、ってことでした。
僕にとっては、タイムマネジメントよりも点の取れる解答を書く、という視点で参考にさせてもらいます。

はまっちさん

いつもありがとうございます。
「何が問われているか?」がわかりにくいというのが2次試験の一番のハードルかもしれませんね。
設問文を丁寧に読む。というのが僕にはフィットしました。それから記事には書かなかったのですが、設問文で聞かれていることが過去なのか、現在なのか、将来なのかをさらっとメモしておくこともやっていました。「過去を踏まえて」という設問で過去の事が書いてない答案を結構作ってしまったので。

頑張って下さいね。心から応援していますよ。

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