だいまつが2次試験前最後にお伝えしたいこと

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みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

2次試験本番まで10日となりました。

 

試験本番の直前の準備、注意点に関しては、1次試験の時に書いた記事を確認してくださいね(コチラ)。←超重要です

 

さて、本日の記事が2次試験本番当日までに、私が発信する最後の記事になります。

 

この2か月間は、私が受験生時代に「知りたかったこと」をテーマとして、2次試験の本質や、事例問題の定番パターンに対する解法に関する記事を書いてきました。

 

これらの記事は多くの受験生の方からご好評の声をいただきまして、本当に嬉しく思っているところです。

 

また、泥船に乗せられてしまった きゃっしい様を始めとする、道場メンバーの記事の数々も手前味噌かもしれませんが、受験生の皆さんのお役に立っている、のではないでしょうか。

 

本日の記事で皆さんに伝えしたいことは、以下の2点です。

 

その1 自信を持ってください
その2 振返らない、前しか見ない、そして、
    いつも通りの対応をしてください

 

■その1 自信を持ってください

 

「もしも」の話ですが、

 

皆さんが、もし道場の記事に「出会わなかった」なら、どうなっていたでしょうか。

 

影響の大小はあると思いますが、きっと、皆さんの2次試験対策は、いまとは「違ったもの」になっていたのではないでしょうか。

 

診断士の2次試験には約4,500名の受験生が挑みます。

 

そのうち、道場ブログを熱心に読んでくれている読者は半分もいないでしょう(アクセス状況からして)。

 

つまり、皆さんが10日後に訪れる受験会場にいる受験生の半分以上は、道場ブログ知らずに試験対策をされてきた方々です。

 

熱心な読者の方にはお分かりいただけると思うのですが、

 

道場ブログを使って試験対策をしているか、使わずに(知らないで)試験対策をしているか、は「合格にかなり大きな影響を与える」、私はそう考えています。

 

道場ブログを読んで真面目に試験対策をしたか、していないかは、きっと10点や20点単位で影響してくるはずです。
(例えば、生産管理のことを十分に理解せずに一つの設問をブッ飛ばせば、20点位は簡単に消し飛びます。差がつきます。)

 

1点、2点の差が勝敗を分ける、そんな相対試験の中で、この差は正直、めちゃくちゃ大きい、と言えるでしょう。

 

なんだか、恩着せがましくなってきましたが、私が何を言いたいかと申しますと、

 

それは、

 

「読者の皆さん、自信を持ってください」

 

ということです。

 

道場の記事をなめ回すように読んで、真面目に試験対策に取り込んできたのなら、合格水準の能力・実力が十分に身についています

 

だいまつが大好きなドラえもんで登場する名言を紹介しておきます。

 

「いちばんいけないのは自分なんかだめだと思い込むことだよ。自信を持て!ぼくは世界一だと!」

 

この言葉は、のび太が勝手な思い込みで自信を失ってしまったドラえもんにかけた言葉です。

 

皆さんは、できることをやってきました
大丈夫です。自信を持ってください

 

自信をもってぶち当たればきっと合格できます。クヨクヨ・ナヨナヨしていたら、受かるものも受かりません。

 

前を向いて胸を張り試験に臨んでください。皆さんなら大丈夫です。

 

 


 

 

■その2 振返らない、前しか見ない、そして、いつも通りの対応をしてください

 

 

続いて、本試験会場で大切な姿勢についてお話します。

 

資格試験だけでなく、スポーツの試合などでも同じことが言えると思いますが、

 

練習でできる      ≠ 合格(試合で勝てる)できる
能力が高い、実力がある ≠ 合格(試合で勝てる)できる

 

であるということです。

 

道場ブログを読みながら試験対策を進めてこられた皆さんの2次試験問題を解くための「能力」は間違いなく高いでしょう。間違いなく受験生の中で上位の位置に居ます

 

普段のトレーニングであれば、その高い能力を活かして、それなりの答案が作れるようになってきていると思います。

 

しかし、能力・実力が高く、「練習でできる」ということと、本番で「その能力・実力をいかんなく発揮して、合格できるか」は、別の話です。

 

昨年の私の勉強仲間の多くが、能力・実力はあるのに、本番で力を十分に発揮できずに、涙を飲みました。

 

採点者は、皆さんが何百事例をといたとか、何百時間を費やしたとか、私生活をどれだけ犠牲にしたとか、練習で凄く良い答案が作れるとか、そんなことは一切斟酌してくれません

 

解答用紙のマス目に皆さんが書いた文字・数字が「全て」なのです。

 

合格レベルにある受験生が、合格に手が届くかどうかは、2次試験本番で如何に「いつも通りの状態で問題が解けるか」、「悩んだときに(100%悩みます)、欲を出さず、いつもと違うことをしない、いつもの通りに対応できるか」にかかっています。

 

どんなに能力・実力があっても本番で力が発揮できなければ、合格には手が届きません。

 

そうすると、

 

皆さんは合格レベルの能力・実力が備わっている訳ですから、あとは本番で、その持てる能力・実力をどうやって発揮するか、が勝負になります。

 

では、いつも通りの能力・実力を本試験会場で発揮し、合格水準を超える答案を作る上で必要なことはなんでしょうか。

 

それは、

 

「練習でやっていることしかやらない」

 

本当にこれに尽きます。

 

(繰り返しになりますが)皆さんは既に合格レベルに達しています。

 

普段通りやれば、大丈夫です。

 

なぜ、合格レベルにいる受験者が涙を飲むのか。

 

それは、本試験会場で舞い上がって、さらに言えば会場の雰囲気に飲まれてしまって、「いつもより少し余分に考える」、「与件文を多く読む」、「そして、書き始めるのが遅れる、焦る、さらにおかしくなる」、「いつもより詰め込む、あるいは丁寧(長い)答案を作る」、「ひらめきを答案に盛り込む」といったようなことをやってしまうから、です。

 

21日の試験で皆さんが解く問題、目の前の問題は「初見問題」であることは事実です。

 

間違いなく見たことのない、事例企業が登場します。ここは100%です。

 

しかし、一方で、21日の試験で出題者が皆さんに「問いたい内容」はいつもと同じです。ここも100%です。

 

皆さんが対峙するのは、これまで何度となく挑んできた、事例Ⅰ(組織・人事)、事例Ⅱ(マーケティング)、事例Ⅲ(生産技術)、事例Ⅳ(財務・会計)の問題なのです。

 

つまり、問われる中身(切り口)は、基本的に同じです。

 

道場の記事などを通じて学んでいただいた攻め方(知識・切り口・書き方)が、そのまま使えます

 

例えば、

 

事例Ⅰなら、人的資源管理(採用、配置、報酬、育成、評価)、

 

事例Ⅱなら、誰に、何を、どのように、効果、戦略名や、4P、

 

事例Ⅲなら、生産管理、生産性向上・生産効率化、

 

事例Ⅳなら経営分析、NPV、CVP、

 

です。

 

先日のゆうさんのファイナルペーパー記事も大いに役に立つでしょう(コチラ)。

 

本試験会場の得も言われぬ緊張感、独特の雰囲気は、皆さんやご家族の、これまでに犠牲にしてきたものの大きさ、合格への希望、苦労といった、様々なものが交じり合って、形作られています。

 

緊張するな、という方が無理です。

 

私もそうでしたが、本試験会場では、本当に緊張します。

 

初見問題で頭が真っ白になるでしょう。与件文が全然に頭に入ってきません

 

設問文で問われていることも、本当になんだかよく分かりません。自信がありません。

 

どうしよう。どうしよう。分からない。どの問題から解こう、本当に悩みます。

 

どの与件文の記述と紐つけよう。

 

全然切り分けができていない。

 

解答骨子が作れていない。

 

なのに、開始から30分も経ってしまった。

 

どうしよう。

 

ああ、まだ第1問し書けていないのに、残り時間が35分しかない。

 

どうしよう。

 

最後に残った問題の答えが本当に分からない。やばい、本当に分からない。

 

どうしよう。

 

使い残した与件文の記述がある。もしかしたら、2問で書かないといけなかったかもしれない。

 

どうしよう。

 

でも、書きなおすと時間が足りなくなってしまう。

 

どうしよう。

 

見直し時間が全然取れない。

 

どうしよう。どうしよう。どうしよう・・・。

 

本当にこんな状態に陥り、そして試験が終了していきます。

 

そんなとき、だからこそ、「いつも通り、いつも通り、いつも通り」です。

 

自分自身に言い聞かせてください。

 

事例Ⅰなら、「採用、配置、報酬、育成、評価」

 

事例Ⅱなら、「誰に、何を、どのように、効果、戦略名」、

 

事例Ⅲなら「生産管理」、「生産性向上・生産効率化」

 

です。

 

事例Ⅲを例に挙げると、

 

「設問文に生産管理って書いてあるから、全体生産計画か、計画の見直しタイミングがおかしくないかを与件文でチェックして、進捗・余力・現品管理+効果(CD)を書こう」

 

与件文を見て・・・

 

「あ、計画の見直しタイミングがダメだ、納期に合わせて計画をもっと高頻度で見直さなきゃ、その上で進捗管理もしないとだめだ、と書こう。それと、余力もちゃんと管理して相互応援体制を築いて、納期を守る、よし、この内容で解答を書こう。」

 

こんな感じで、いつもやっているようにやってください。

 

「いつもより少し余分に考える」、「与件文を多く読む」、「いつもより詰め込む、あるいは丁寧(長い)答案を作る」といったようなことを、基本的にやるべきではありません(いや、まあ、多少は仕方ないでしょうが・・・)。

 

なぜなら、いつもやっていない不慣れなことを合否が決する本試験会場でやるべきではないから、です。

 

最初は小さな「ほころび」や「くるい」かもしれません。

 

しかし、それが積み重なると「ほころび」や「くるい」がどんどん大きくなり、やがて取り返しがつかなくなってしまいます

 

だから、

 

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

 

なのです。

 

それと、休憩時間の過ごし方も大切です。

 

きっと、休憩時間に、「あ~、やってしまった。」

 

と、思うでしょう。

 

確信は持てないでしょう。

 

でも、「振り返り」は百害あって一利なし、です。

 

なんのメリットもありません。

 

終わったことを憂いても結果は変わりません

 

でも、次の事例は、まだ「これから何とか」できます

 

結果を変えることができるのです。

 

次の事例のことしか考えないでください。

 

安心してください(?)、後でいくらでも感傷的になれます。

 

ブルーな気分に浸るのは、帰りの電車でやってください。せっかくここまで来たのに、会場でブルーにならないでください。

 

休憩時間中は前だけを見てください。

 

振り返るな
振り返るな

前を向け
前を向け

いつも通り
いつも通り

変なことはやらない
変なことはやらない

私はやれる
私はやれる

絶対合格してやるんだ
絶対合格してやるんだ

 

です。

 

皆さんは合格レベル、ボーダー上にいます。

 

合格に手が届くかどうかは、当日の対応次第、です。

 

当日は、自信を持ちつつ、振返らない、前しか見ない、そして、いつも通りの対応をしてください

 

あと、10日、できることは多くはありません。試験当日に向けた体調の調整も図りながら、最後の追込みに取組みましょう。

 

ちなみに昨日のchikaさんの記事も「いつも通り対応する」ために大切なことなので、是非参考にしてくださいねコチラ

 

皆さんの合格を心から応援しています。

 

合格体験記、楽しみにしていますよ。

 

それと、大阪会場には、私とzenzenが応援に行きます。

 

見かけた方は、余計なお世話かもしれませんが、背中を押させてくださいね!

 

ブログ上でのつながりではありますが知り合い(?)と話をする、それだけでも随分と落ち着けるのではないでしょうか。

 

以上だいまつでした。

 

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だいまつが2次試験前最後にお伝えしたいこと”へ7件のコメント

  1. だいまつ より:

    土建屋コウちゃんさん

    拝見いたしました!
    いや、何と言いますか、ほめ過ぎですね!少し恥ずかしい反面、大変うれしく思います。中身を拝見していると、私の記事を読んだことをきっかけにして、今年の事例Ⅲを「うまく乗り切られた」ご様子。必死でブログを書いた甲斐がありました。
    あと、ブログを読ませていただいた感想なのですが、ド滑り関西人の私が言うのもなんですが、ジョークがお上手でいらっしゃいますね。書き物をするセンスを感じました(決して上から目線ではありません。本音です)。
    これは、もう土建屋コウちゃんさんの合格体験記を読まずにはいられませんね。吉報をお待ちしています!

  2.  だいまつ様・・・・・本当にありがとうございます。貴殿ご解説のblog記事でたいへん、救われました。そしてこの度、だいまつ様への感謝の意をblogにて、表明。

     ご高覧くださいますと、幸いであります。本当にお世話になりました。

  3. のり より:

    早速コメントいただき、ありがとうございます。だけを、わざわざ表現にプレッシャー感じますが、名古屋で頑張ります。

  4. だいまつ より:

    のりさん

    ど、どうも、ありがとうございます。なんだか照れますね・・・。何度も私の書いた記事をお読みいただき本当にありがとうございます。お力になれているようでうれしいです。
    テキストや過去問などもそうだと思うのですが、一度目では気付かなかったこと、自分自身に取り込めなかったことを、何度も読むことで身体に染み着かせることができます。
    日々意識されてきたこと、‘こそ’が本番当日に役立つのだと思います。
    永久保存版シリーズを見ていただければ分かりますが、当日の私は、特に事例Ⅰと事例Ⅱで「やらかして」しまっています。それでも60点以上を確保できたのは、完全に集中できず、頭が真っ白になったり、与件文が完全に読み込めない状況でも、普段やってきたとおりに頭と身体が動いてくれたからだと思います。21日は最後まであきらめずに、いつも通りで、「くらいついて」ください!
    やる気のある人にとって、診断士ライフはこれ以上ないくらい楽しいものです!びっくりするくらいに!今年、合格して一緒に診断士をやりましょうね。
    私が皆さんを応援しているのは、こんな楽しい診断士ライフが待っているのだから、志がある人を応援したい(助けになりたい、喜んでいただきたい)という気持ちからです。幸いにも私には、受験生時代に諸先輩方から教わった診断士試験への知見・対応力(受験生時代に諸先輩方に本当に助けていただきました)、と、ふぞろいやタキプロの活動などを通じて得た気付きがあります。いまの私が持つものは私以外の皆様から得たものです。だから、皆様に還元したい、そんな思いだけでやっています。
    将来診断士を志す皆さんも、のりさんの指導に期待しているはずです。
    本当に応援しています。何が何でも合格をもぎ取りましょう。合格の報告‘だけを’お待ちしています。

  5. のり より:

    だいまつさんの大フアンです。主要なブログは毎日見るのが日課になっています。本当に熱い内容で、すき間時間に何度も永久保存版を読んでいます。効果が出ると信じて。何処からそのパワーが出るのでしょうか。合格者でも、あたまが真っ白になったり、与件文が入ってこなかったりするんですね。少しほっとしました。やる気スイッチを押して貰えて本当に感謝です。コメントせざるを得なくなり、コメント申し上げました。将来私も後輩に教えられる様に合格したいと思います。

  6. だいまつ より:

    TAKAさん

    2次試験再々挑戦への切符getおめでとうございます。
    そして、いつも記事をお読みいただきありがとうございます。

    「自分と合格者との差がわかるようになってきた」とのことですが、これは本当に大切なことだと思います。裏を返せば、「何が自分に足りないかが分かった」、「2次試験の本質が理解できた」ということでしょうから。
    そこから、差を埋めるための努力をされてきたのですから、能力はもう十分です。
    あとは、おっしゃる通り、「平常心」あるのみです。TAKAさんは、昨年までのTAKAさんとは違います。ただいつも通りに解けばよい、それで本当に受かるのです。
    「どうしよう、どう書けばいいかな、こっちの解答要素でいいのかな・・・」なんて、今年の試験でも迷うでしょう。でも、そんな時こそ、冷静になって「いつもならどちらを選ぶか」、「フツーに考えたら、こっちだろ」という方を選んでください。その選んだ方が正解ですから。
    そして、その先に嬉し恥ずかしの合格体験記執筆が待っています。大阪会場で私を見かけたら声をかけてくださいね。大丈夫です。一人ではありません。
    絶対に、勝ちましょう。

  7. TAKA より:

    いつも拝見させていただき、ありがとうございます。
    今日受験票が届き、大阪行きのバスを予約しました。
    3年連続の2次試験です。
    昨年、一昨年と悔しい思いをしました。昨年までは、投稿を拝見して2次試験の対応が頭で理解できていたつもりでも身についておらず、実力が伸びていま
    せんでした。自分ではあと少しと思っていたのですが。
    9月になって、自分と合格者との差がようやくわかってきたようです。
    今もまだまだなところがありますが、だいまつさんのおっしゃるとおり少なくとも合格圏にいることは間違いないと信じています(ここまでくれば信じるしかないですが)。

    昨年は本番でパニックになり、事例Ⅰから腕が振るえ、事例Ⅳでは誰でもできる損益計算書まで間違えてしまいました。精神・気持ちは本当に重要だと思います。
    ありがとうございました(合格体験記を書けるように頑張ります)。

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