【経済】出題可能性Bの論点総まとめ!
みなさん、こんにちは akiです。
いよいよ本試験まで2週間を切りましたね。
今週は直前7科目特集と題しまして、執筆陣が独断と偏見で「ここ重要!」と考えるポイントをお伝えしていきます
1日目は経済です。
経済は初日1科目目なので、以降のペースをつかむという意味でキーとなる科目です。
一方、出題範囲が広いので初見の問題に出会う確率が高く、受験生泣かせの科目とも言えますね
難しい問題は誰もできないので対応不要ですが、見たことのある論点を応用させる問題は確実に取りたい所です。
そこで本日は、頻出論点ではないが出題可能性がそこそこありそうな論点を集め、そのサマリを書いていきます。
対策が十分じゃないけどこれ以上経済に時間を割けないという方:最後の暗記対応に、対策十分な方:今一度の確認用にそれぞれご活用下さい
■ [ミクロ]費用逓減産業 ■
固定費用が莫大であり、費用に比べて生産量が極端に小さい産業で起こる現象ですね。
・実現しうる需要規模の元では、平均費用が低下し続ける
・産業への参入費用が多大であるため、複数の企業で市場競争するのは非効率であり、1社又は数社の独占的な生産が行われる
・市場の独占を防ぐため、政府による規制が行われる
政府の規制には、大きく以下の3つがあります。
(1) 限界費用価格規制
限界費用と等しくなるように価格を設定する。
・P=MCである競争価格が設定されるため、効率的な生産量が実現
・平均費用との差分だけ、赤字が発生
(2) 平均費用価格規制
平均費用と等しくなるように価格を設定する。
・競争価格よりも高い価格が設定され、生産量が過少となる
・赤字は発生しない
(3) 二部料金制
限界費用と等しくなるように価格を設定し、生ずる赤字分を消費者に負担させる。
(1)~(3)規制時における、価格と生産量の関係をグラフでしっかり押さえておきましょう
■ [マクロ]マネーサプライと金融政策 ■
信用創造の元では、中央銀行が供給する量の何倍もの貨幣が経済全体に流通するという論点ですよね。
・中央銀行が供給する貨幣量:ハイパワードマネー(H)
・経済全体に流通する貨幣量:マネーサプライ(M)
・Hの何倍のMが実現するか:信用乗数(M/H)
この仕組みを図にしてみると、こんな感じです。
次に、金融政策によるマネーサプライの動きを見ていきましょう。
ポイントとなるのは、各金融政策が信用構造の仕組みのどこに作用するのかを押さえることです
■ [マクロ]消費の三大仮説 ■
ケインズ型消費関数と異なり、今期の消費が今期の所得以外の要素に依存しているという理論ですよね。
消費に影響を与えるものは何か?という観点で比較をしておくと良いと思います。
■ [マクロ]古典派v.s.ケインズ学派 ■
各特徴を比較して押さえておきましょう。
みなさん、バッチリでしょうか
この辺りの論点は深入りは禁物、表面的な部分を理解しておくことが得策だと思います
明日の財務特集もお楽しみに。
また次回お会いしましょう
by.aki
>shindanshitalkさん
コメントありがとうございます!
こちらこそ、八重洲にちょこちょこお邪魔してます(笑)
この辺りの細々した論点は、意味と合わせてポイントだけ押さえておくと良いと思います。(意味が分かると応用がききます)
グラフも、IS-LMなど頻出なものは自分で書けた方がよいですが、基本的に問題文で与えられるので、見て分かれば良いものも多いですよ。
ここまで頑張ってきたみなさん、全員突破できるといいですね(*^-^*)
試験会場に向かって念を送っておきます☆
あと少し、頑張ってください!
ども、八重洲で、ちょくちょくお会いしてます。
○上ですヾ(´▽`*)ゝ
上記論点ありがとうございます。
市場の失敗系のグラフはサラでかけるようにしようと思います。
また、ケインズvs 古典派も
もう一回みときまーす♪(⌒‐⌒)
あっ…あと、11日…( ̄▽ ̄;)