【二次ノウハウ】「過去問」と「予備校演習・模試」の違い!ちゃんと使い分けていますか?

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はい!へんりーです。

暑い日が続いていますがお元気ですか?

 

自分はここ数日、風邪気味です。

どうか皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけてください(><)

 

さて、2次試験対策は順調でしょうか?


「事例を解くのに時間がかかります・・」

 

「80分間では足りないです・・」

 

といった声が聞こえてきそうです。

 

でも大丈夫!

2次試験対策を始めたばかりならば、1か月くらいはその状態が続くと思ってください。

誰もが通る道です。

とにかくブレずにアウトプットを続けることです。

 

 

まさか、しびれを切らして「やっぱり自分はまずはインプットから・・・」なんて勉強していませんか?

だとしたら、それは黄色信号です。。

 

 

ぜひとも前回お伝えした、2つのオキテを守ってください。

おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、「設問から先に」(設問要求解釈で勝負が決まる!)

改めて、これらは「人それぞれ」とか「自分に合えば」では無い!と言い切ることにしています。

それだけ合格者の多くの人がやっていることだからです。

解説は前回の記事をご覧ください。

 

ここで、詳しく解説していなかったのが「過去問重視」の部分です。

今日はこの点について説明させていだたきます。

 


 

ずばり、夏セミナーでこんな質問をいただきました。

 

「二次試験対策をするにあたって、過去問と予備校演習をのどちらを優先すべきですか?」

 

「過去問だけでなく、新しい問題を解かないと不安です。」

 

お悩みごもっともです。

僕も、一次試験の本番が終わるまで、二次試験対策は微塵もやっていなかったので、似た迷い・お悩みを抱いていました。

 

しかし、今なら言えます。

結論はハッキリしているのです。

 試験対策は、なにより過去問(=本試験の問題)を優先!

予備校の演習問題や模試練習(80分間の解答プロセスの訓練に使う!

→その代わり得点は気にしない。(時間がない場合は、解説読みもそこそこに、復習に時間をかけない!)

 

一言で言えば、「過去問重視」なのです。

これも、合格への王道と言えると思います。

「人それぞれ」や「自分に合う方法で」といった余地はない、と思ってください。

 

 

・・・しかし、演習や模試(=新規の問題)よりも、過去問(=本試験の問題)を重視するのはなぜ??

という疑問を持つ方もいるかもしれません。。

少し説明してみます。

 

まず、

「実際に合否が判定されるのは本試験なのだから、本試験問題で経験を積み上げておくべき」

がよく言われる答えの1つです。

 

 

どうでしょう?

納得できます?

 

「・・・わからなくもないけど、いまいち腑に落ちない。」

 

ですよね。僕もそう思います。笑

 

 

では、もっと掘り下げます。

 

過去問 と 演習や模試(=新規の問題)

 

その決定的な違いはなんだと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

「説明責任の有無」

です。

当たり前と言われたらそれまでですが、

模範解答が発表されない本試験には、「説明責任」が無いのです。

 

つまり、

ロジカルに、これがこうなって、唯一無二の正解 にたどり着きます

などという、解説が不要です。

 

ブラックボックス・・

タネのない手品・・・

 

だからこそ、「深み」が出ます。

「正解」にある程度の幅を持たせてあるかもしれません。

「正解」までの道筋も一つではない可能性もあります。

 

それが、予備校の演習と大きな違いを作ります。

特に大手予備校の演習や模試では、下手な問題を作れば全国の受験生からツッコまれてしまいますから、

(言われてみれば)「綺麗に」正解に行き着く「道筋」を持っています。持たざるをえないのです。

 

ときにそれは、「そんなの思いつくか!」という道筋になることがあります。

80分間ではとてもたどり着けない「綺麗すぎる」解答になってしまっていることが、往々にしてあります。

これは「説明責任」による弊害だと思います。

 

さらに言えば、

1年に1回の本試験に比べて、

予備校の演習問題や模試は、より短期間で作成されている可能性が高いでしょう。

どうしても練られ方に差が出てくるはずです。

ともすれば、問題作成者の「色」がより表れやすいと思います。

よって、予備校の演習問題や模試は、あくまで練習=本番の解答プロセスの確認《80分間の使い方、設問要求解釈、骨子作成あるいは下書きから解答編集作業の質》に使うべきだと考えます。

時間がない方は、「答え合わせ」(模範解答の分析)に時間を割くのはオススメしません。

なぜ「正解」にたどり着けなかったか、そこは悩まずに、

さっと解説を読み、自分に無かった知識があれば、教訓ノートにメモを取り、「もうけもの!」と思ったらそれでお終いです。

 

一方、本試験は、専門家が練りに練って作られていますから、本当によくできています。

次回以降に解説しますが、与件文や設問文に一語の無駄もありません。

(ミスリードさせる言葉も含めて、すべての語が「意図を持っている」という意味です)

過去問の解答にしっかりとたどりつくと、

「こんなにちゃんとヒントがあったのか」

「しかしそれを拾いづらく散りばめてあったのか」

と気づくことがあります。

そういった観点を持ちながら、だいまつによる平成29年の過去問の解説(事例II)を改めて読んでいただければ、如何に本試験がよくできているかが実感できるはずです。

しっかり分析し、教訓を得られれば、応用力が付きます。
噛めば噛むほど味がでてきます。

 

もう一度言います、

「どんどん解き、しっかりと復習をするべきは過去問(本試験の問題)」です!

今回はここまで。

アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけあがいてみませんか?

 

以上、へんりーでした!

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