バブル世代の受験戦略~なぜ30代は2次試験に強いのか

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おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

ヘンリーくんにならい、ネタバレ防止のために、本日の内容はこちらです。

主な対象:バブル世代の2次初受験生

過去問:不使用

テーマ:バブル世代受験生と30代(アラサー含)受験生との比較と対策

文字量:ふつう

私は、受験者支援団体タキプロの東京勉強会に受験生として2年+リーダーとして1年=合計3年参加しています。

いつもこの時期に思うのは、昨年から準備している組と今年初見組の差は歴然(当たり前ですが・・・)です。でも、2次試験が終わってみると、初見組がしっかり一発合格してくることは、道場のメンバーを見ての通り。

統計情報からは、2次受験回数の情報はないのですが、感覚的には一発合格者は、2~3割かな?一方、公表されている情報は、何度かご紹介した年代別の合格率です

1次試験の合格率に差異はありませんが、2次試験は、年齢が上がるにつれて、合格率は低下します。

年代 1次×2次=全体合格率

20代 15%×27%=4%

30代 15%×23%=3.5%

40代 15%×16% =2.4%

50代 15%×10%=1.5%

60代 12%×8% =1%

その差は?なんだ?と、半年間、同期や先輩診断士からリサーチしてみました。バブル世代の受験戦略立案のお役に立てばと思います。結論から先に言うと、以下の5点の差ではないかと思います。

(1)短文慣れしている。

(2)体力の差がある。

(3)情報収集力が高い

(4)素直である。

(5)本気度が高い。

 

では、項目毎に検討して、バブル世代の対策を考えてみましょう。

(1)短文慣れしている。

2次答案の特徴は短文の集合体です。長くても160文字程度ですし、それも30文字のブロックが5個と10文字おまけと考えても良いでしょう。

このくらいの文字量なので、携帯メールやツイッターに学生時代(頭脳のゴールデンエイジ)に慣れ親しんだ30代が強いのではないかと思います。

我々(バブル世代)の学生時代、遠隔コミュケーションは、もちろん固定電話。デートのお誘いだって、相手親の電話取次のハードルがあり、ドキドキしたものです。携帯メールで彼女を口説いていた世代にはかないませんわ。

でも、バブルジュニア(今の大学生位)の純LINE世代は、「スタンプ化」により、短文スキルが低下しているのではないか?と心配(うちの娘ちゃん、だいたい彼氏がいるのかいないのかも分からんしブツブツ…関係ないか)

【対策】きゃつしぃ100字トレで短文作成スキルを磨く

ダウンロード(お題)

ダウンロード(解答案)

☆詳しくは、8/23きゃつしい記事本文

 

(2)体力の差がある。

ストレートを狙うなら、この2ヶ月にどれだけをこなせるかも大事です。もちろん、質も大事ですが、×=成果です。ここは睡眠を削ってもやらなきゃならない場面もあるでしょう。会社で一日仕事して疲れているのに深夜まで事例を解いて、出勤の電車で模範解答と比較して・・・2ヶ月間繰り返す体力勝負の面もあります。

また、試験当日だって、初見の事例を4つ、ダメ押しで4事例目は細かい計算もあります。一日中、集中力を切らさないということは、体力もなければできません。

精神状態を正常に保つプラットフォームは体力です。本番まで体力・精神を正常な状態で維持しなくてはなりません。2次試験は、準備半分・当日半分と言い切る受験仲間もいます。普段の仕事と生活全部が試験対策です。

【対策】もう晩酌禁止! Jog・Walkingの習慣は続けましょう。関連ブログ

 

(3)情報収集力が高い

このブログを読んでいるバブル諸兄!この時点であなたは情報リテラシーが高い!それは、さておき30代くらいの人を見ていつも思うのは、タブレット端末やパソコンから文字情報を読み取る能力が高く、頭に入る情報量が多いな~と思います。彼らは印刷を必要としていない、私なんか、何でも印刷しないと読む気がしないですからね。

私がインターネットを使い出したのは、ざっくり今から20年くらい前じゃないでしょうか?それまでは、フロッピーディスクが山のようにありましたもん。やはり、ゴールデンエイジに情報社会の洗礼を受けている世代は、情報の集め方が上手いさらに、使えない情報を棄てる能力が私より高いように思います。

そこで、バブル受験生の大人の解決方法は、ズバリ言えば情報を買うことです。私の場合、2年目は信頼できるプロから情報を買う作戦(要するに2次受験専門予備校のMMCに通学)という戦略をとりました。若者には財力で差別化をしたのですね。

【対策】ット情報だけで大丈夫? お金掛けた方がよくないですか?

 

(4)素直である。

2次試験には、実務経験は必要ありません。求められていることは、作問者が求める解答を素直に書くことです。そりゃ、長く社会の第一線にいて、その世界に浸かっていれば、思考回路も実務寄りになりますよ。そのノウハウは診断士として現場に出た時は強力な武器になることでしょう。でも、診断士試験は、あくまで国家試験。未公表とはいえ、何かしら解答がなければ合否を決められません。ということで、過去に得点を得たと考えられる解答案を研究して、得点になりそうな無難な方向性で解決していく必要があります。その点においては、やはり30代の方が作問者の意図を理解して、私情を抑えた無難な解答を書く方が多いということでしょうね。

【対策】作問者の要求に素直に解答しましょう。オレ様禁止!

 

(5)本気度が高い。

バブル世代だって、本気で受験していますよ。それは間違いありません。ただ、合格後の身の振り方を見ていると、バブル世代と30代ではかなり違います。それは、

30代は、アッと言う間に転職・独立・起業している!です。合格同期者830名を全員知っている訳ではもちろんありません。せいぜい60名くらいでしょう。その中で、この半年で転職・独立・起業した人は両手じゃ足りません。それも、だいたい30代。まだ、子供が小さいのによくもまぁ・・・と思うは、やはりバブル世代目線なのでしょうか?

一方のバブル世代の私、「独立しないのですか?」といつもの挨拶みたいな感じで聞かれますが、「う~ん、50前後ってさー、賃金カーブのピークじゃん、若いときにタダ働き同然の貯金もしたからさー、でも、リストラもあるし…もにょもにょ」とお茶を濁すのが関の山。本気度はどっちが高いと言われれば・・・

【対策】みんな必死だよ!気持ちで負けないで!

 

バブル世代は、確かに合格率は低いですがその分、合格すれば自動的にベテランに見えます市場価値は高いですよ。道場でもみんな労ってくれますし(笑)

頑張ろうバブル世代!

以上、よこよこでした。

 

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バブル世代の受験戦略~なぜ30代は2次試験に強いのか”へ2件のコメント

  1. ユージーン より:

    よこよこさんの年代別合格率に、残念ながら合点がいきました!
    私は正に古希になるシニア世代ですから、来年の二次試験対策にはタキプロさんの勉強会のみに絞ろうか、或いはお勧めのMMCさんの通信講座も受けようか、と思案しています。
    (今年はTACの通学でしたが、二次試験に対してはあまりピンと来る点がなかったので、来年度は辞めようと考えています。)
    大阪ですから、MMCならば通信しかありません。

    是非、良きアドバイスを下さいますよう、宜しくお願い致します!

    1. よこよこ より:

      ユージーンさん
      コメントありがとうございます。
      MMC通信とタキプロ併用されてはいかがですか?

      私は、MMC通学でしたが、通信の動画コンテンツも
      利用していました。大変分かりやすく、講義内容もリアルとほぼ同じように感じます。

      通学との違いは、やはり答案返却時に直接質問できることです。もし、時間と経済的に可能であれば、公開模試のアドバイス付返却をお申込みをされると良いと思います。

      また、タキプロ勉強会にも、ご自身の課題を持って参加すれば、タキメンのアドバイスを受けたり、他の受験生さんとの議論を通じて、通信では得られないノウハウも補完できると思いますよ。

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