こんにちは、chikaです!
先日の夏セミナー(東京&大阪)にお越しくださった皆様、
本当にありがとうございました!
夏セミナーの私のパートでお話ししました内容を更に深堀し、
二次試験、これを書いたらNG集についてご説明します。
【前提】
二次試験はアイデア勝負ではない。
“出題者が期待している解答”を書くべし。

2次試験は「アイデア勝負」ではありません。
× キラリと光るセンスの良い提案を書く(=差別化する)
○ 出題者がこれを書いて欲しいと思っている解答を当てにいく
コンサルティングの現場では、アイデア力が試されることもあるかもしれません。
しかし、二次試験においてはアイデア勝負ではありません。
なぜなら、
・国家資格で合格/不合格を分ける以上、採点基準がある(はず)
・正解は公表されないが、出題趣旨”は公表される
各予備校は模範解答を出している。
合格者の答案には共通性がある。
からです。
では本題。
以下の解答をしてしまっては、
出題者が書いてほしい内容からかけ離れてしまい、点数が入りません。
題して、

~二次試験、これを書いたらNG集~

①社長の話を聞いていない
社長の話=与件文。
与件文にある「会社のビジョン」や「課題と感じていること」を無視して解答するのはNG。

例えば、
与件文「次期社長は、事業継続のためには地域の繁栄が必要であると考えている」
と書いてあるのに、
解答で「インターネットを活用した全国への拡販」と書いてしまう、等。
また、単純に根拠の見落としに要注意。
与件文にさらっと書いてある問題点、課題点、不自然な表現、
これらを見落としてしまうとNGです。

②事例企業の外部環境を無視した解答
 与件文に書いてある外部環境は、コンサルティングで言うと調査した内容。
与件文に書かれている顧客ニーズ、競合の動きなどを無視して解答するのはNG。

 例えば事例Ⅱで、
与件文に「商圏内はファミリー層が増えている」と記載されているのに、
B社の商品は高齢者のニーズが高そう!と思いついて、高齢者にターゲット設定してしまう、等。
コンサルの実務において、外部環境の調査をせずに提案しているのと同じですよね。

自分の成功体験や、過去問の模範解答を書いてしまう
過去の実体験や、過去問の模範解答を思い出してしまい、
ついついそれを書いてしまうとNG。

 過去自分が体験した状況と、事例企業の状況が完全に一致することはありません。
また、過去問の事例企業と、全く同じ状況の事例企業が出ることはありません。
よって、思いつきの解答は、
事例企業の外部環境、内部環境を無視した解答になるのです。
特に、事例企業が自分の働いている業界と同じ場合は要注意!
専門知識を書きたくなるところですが、
高度な専門知識は、与件企業に必ずしも活用できるとは限りません!

④与件文の重要根拠を見落とす
与件文中にある小さい根拠に飛びついてしまい、
重要な根拠を無視して解答してしまうのはNG。

例えば、昨年度の事例Ⅲは、
下請け製造業が自社製品を開発・販売する、ということが大きな課題でした。
しかし、与件文には細かい課題がたくさん散りばめられています。
よって、重要な課題である「全体生産計画を立てる」「各班の連携」という課題を無視し、
与件文からすぐに思いつく「多能工化」「計画の日次化」などの単純な解答のみにしてしまうと、
高得点は狙えません。
このように、与件文の小さい根拠にすぐに飛びついてしまい、
事例企業の重要な課題(根拠)を無視してしまわないよう
与件文を読んだ後に、
「この企業の一番の経営課題はなんだろう」
「この事例企業のストーリーはなんだろう」
と、いったん俯瞰して考えるのが大切です。

⑤聞かれたことに答えてない

設問で、「課題」を聞かれたのに「解決策」を答えてしまう。
設問で、「強み」を聞かれたのに「機会」を答えてしまう。
設問で、「最大の要因」を聞かれたのに、要因を列挙してしまう。
設問で、「競合と比較した強み」を聞かれているのに、競合と比較した解答になっていない。
などなど。

これらは、
設問分析がきちんとできていないから、
聞かれたこととズレた解答をしてしまうのです。

設問分析については、7代目細川泰志さんの以下の記事が大変参考になります。
オイラ式【その5】~設問分析1(ゆるゆる)~
オイラ式【その6】~設問分析2~
オイラ式【その7】~設問分析3~
オイラ式【その9】~設問分析4~

 

 

⑥事例Ⅰなのにマーケティング解答

事例Ⅰは、「組織人事を中心とした経営の戦略および管理に関する事例」
とされています。

しかし、設問文によっては
「売上が上がらなかった要因」「売上を上げるための施策」など、
「組織・人事」以外のことを聞かれているように読める設問もあります。
そこでうっかりマーケティング目線で解答してしまうとNG。

★例① 平成28年度設問1
「1990年代後半になっても(中略)
新規事業が大きな成果を上げてきたとは言えない状況であった。その要因として、どのようなことが考えられるか」

★例② 平成25年度設問1
「~事業を長期的に継続させていくために必要な施策として、新商品の企画や新規顧客を開拓していくこと以外に、どのような点に留意して事業を組み立てていくことが必要であるか」

上記のように、業績UPが絡んだ設問は要注意!

もちろん、事例Ⅰに限った話ではありません。
事例Ⅲでマーケティング解答してしまうのもNG
逆に、事例Ⅱで人事面や生産面で解答するのもNGです。

事例Ⅰは組織人事!
事例Ⅱはマーケティング!
事例Ⅲは生産管理!

この大前提を外さないように気を付けましょう。
以下の記事を一度読んでみることをおすすめします!
事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの本質を横串攻略!
事例 I : あんたは経営企画室のペエペエ平社員!

 


⑦大企業目線の解答
競合への追随・同質化や、低価格戦略など、
大企業目線の戦略を立ててしまうとNG!

中小企業診断士の二次試験です。
事例企業は、全て中小企業です。
試験のタイトルにも、
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ」
としっかり記載されています。(事例Ⅱ、事例Ⅲも同様)

中小企業は基本的に「ヒト・モノ・カネ」がありません。
原則は「ニッチ」「差別化集中」です。

よって、競合への追随同質化や、低価格戦略など、
大企業目線の戦略を立ててしまうとNG!なのです。

また、中小企業では非現実的な以下の施策もNGです。

・人員削減によるリストラクチャリング
・大幅な配置転換
・大量採用
・大規模の新規設備投資
・TVCMなど大規模なプロモーション
・最先端のIT化施策 等

 



つまり、出題者が期待する解答とは、
与件文の根拠を元に、
設問の欲求と制約条件を満たした、
事例のルールに沿った解答
であると思います。

そのために、
与件文から正しく根拠を探す特訓、
設問分析の特訓をやらなければなりません。

最後に。
二次試験はとにかくPDCAを回すことが大切です。

事例を解く

模範解答(受験校の模範解答、ふぞろいの合格者の答案)と比較

何故その模範解答が書けなかったか分析

与件文の読み込みが甘かった?設問分析が甘かった?等
何が自分に足りてないか課題出し

(課題克服のための特訓)

その課題を意識して、次の事例を解く

 

その繰り返しです。
やみくもに事例を解いても全く意味がありません。
PDCAを回すことによって、自分のベストの80分間のプロセスを作ることができます。

残り約2ヶ月、とにかくPDCAを回し続けてください!
応援しています♪ chikaでした!

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コメント & トラックバック

2次向けの過去記事のまとめありがとうございます。いっぱいあって迷っていたのでここから見てみようと思います。
Chikaさんの⑦の視点は意識していなかったので、とても参考になりました。

すでにご対応済みでしたらすみません、
「オイラ式【その7】~設問分析3~」
のリンクが【その6】になっているようです。
オイラ式【その7】~設問分析3~
http://rmc-oden.com/blog/archives/92032

【その7】の最後のDLが今はないのがもどかしいですが、読み込んでみます!

かもよ様

URL間違いのご指摘、ありがとうございました。
大変失礼いたしましたm(_ _)m

少しでも記事がお役に立てれば幸いです!
引き続き頑張ってください^ ^!

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