1次試験 模試直前週の「準備リスト」と「7科目の皿回し」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「お気に入り」「ブックマーク」にご登録ください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
こんにちは、きゃずです。
過去記事はコチラ。
先日、1年目診断士の同期交流会というイベントに行ってまいりました。主に東京近郊で活動する40名前後の方が集まりましたが、老若男女みなさん凄まじいエネルギーなのです。本当に多くの刺激をもらい帰ってきました。
2次試験合格後の半年を振り返ると、「縁」という一言に尽きます。点が線になり、線が面になり、折り重なりながら人とのつながりができていっていることを感じます。そしてその起点は、僕の場合は一発合格道場で筆を執る機会をいただいたことなのだと思っています。
というわけで今日のテーマは、1次試験 模試直前週の「準備リスト」と「7科目の皿回し」です。
※前回の記事では、だいまつが挙げてくれた「合否をわけるポイント」をもとに、僕自身の直前期対策の取組みをお伝えしましたので参考までに。(1次試験まであと1.5か月の過ごし方・学習法を「合否を分ける6つのポイント」から考察した)
◾️「本番として」受ける模試の準備
今週末6月30日(土)、7月1日(日)には「TAC1次公開模試」が行われます。準備はいかがですか?
学習そのものもありますが、ここでいう準備とは、【持ち物チェックリスト】【試験前・試験中の時間の使い方】などを決めてますか?というもの。
模擬試験は、ただ「本番に似た問題を解く」ための時間ではありません。それであれば過去問をひたすら解けばよいでしょう。
模試を「本番として」受けるからこそ、(決して少なくない)お金と時間、それにエネルギーをかける意味があります。そしてその中には、事前の準備も含まれるのです。
■持ち物チェックリスト
最低限必要と思われるものを列挙します。実際に僕が事前チェック用に作成していたものです。
ほかにも、ご自身にとって必要と思うものは付け足しておきましょう。
□受験票(顔写真添付を確認。万が一落としてしまった時に備え、受験番号を控えておく)
□筆記用具(特にマークシート用の鉛筆・消しゴムは複数用意を)
□時計
□財布
□携帯
□食料(試験会場付近ではなく、自宅の近くで調達を。水分、さっと食べられるおにぎり、栄養ドリンク、チョコなどの糖類)
□クッションタオル(お尻が痛くなるのを防止。休憩時間の枕代わりにも)
□防寒用の上着(外は厚くても、試験会場はクーラーガンガンの可能性)
□雨対策(替え靴、替え靴下)
■試験前・試験中の時間の使い方
同様に、試験前・試験中の時間の使い方も大枠は決めていました。もちろんすべてが計画通りにいくわけではありません。
が、当日ベストパフォーマンスを出すためにはどう動いたらよいかをイメージすること自体がトレーニングになりますし、メンタル面での気後れは軽減できると思います。
以下は実際に使っていた一例です。ご自身に照らし合わせてカスタマイズしてみてください。
□前日22時半 就寝(寝られなくても横になって体を休める)
□5時 起床
□5時半 朝食(おにぎり、味噌汁、バナナ)
□6時 出発(家の近くのコンビニで水分・おにぎり・栄養ドリンク・糖分購入)
□7時 XX駅到着(各科目の厳選暗記カード、まとめシートなどを科目順にチェックして過ごす)
□9時 会場(XX)入り(自分にとって都合の良い期待をせずに、どうせ何かが変わると思って臨む)
※科目間:①糖分摂取、 ②眠かったら仮眠、 ③各科目の厳選暗記カード、まとめシートなど
とにかく切替え。振り返らない、引きずらない、人と話さない
■模試直前週 7科目の皿回し
前回投稿でお伝えしきれていなかったのが「7科目の皿回し」。模試後の取り組みとしてこのように書いていましたが、模試前でもこれまでの各科目の手応えに応じて活用できる考え方です。
(既に科目合格している方は、数字を残り科目数に読み替えて読み進めてください)
模試の結果やこれまでの取り組みの結果を踏まえて、科目ごとに本試験で狙う得点を設定し、そのために必要なアプローチを決めました。「7科目の皿回し」をするために時間の傾斜配分を変えたのです。
回しやすい気持ちいい皿だけ回すのではなく、落ちそうな皿、少し手を入れればよく回りそうな皿を優先的に回す。ということです。
ここでの重要ポイントは、直前期においては
「理解系の問題よりも、暗記系の問題にシフトする」
「暗記カードやまとめノートはページを厳選したり付箋を貼ったりして、検索時間を極小化する」
ということ。
理解系の問題は、いちど身につければ忘れにくく応用が利きますが、そのぶん時間がかかります。
暗記系の問題は、忘れてしまったら覚えなおす必要がありますが、覚えるための時間は比較的短くすみます。
これらの特性を考慮すると、試験直前期にどちらを優先する方が得点増への期待効果が高いか…お察しですよね?
そして暗記を高速回転させていくためには、覚えきれていない論点に思い切って絞り込みしてしまいましょう。
7科目全体を見回して、あと一押しが必要な皿を回しましょう。1科目、1論点にこだわりすぎず、全体のバランスの意識が重要です。40点の足切り科目を防ぎ、合計6割越えできればよいのですから。
合格基準(診断協会HPより)
(1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
(2) 科目合格基準は、満点の60%を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
だいまつやきゃっしいの記事では、エピングハウスの忘却曲線に即した学習方法について述べられています。大いに参考になるのでぜひ読んでみてください。
(合否を分けるポイント!直前期で得点を超ウルトラ伸ばす学習計画・記憶術)
(明日からできる過去問復習法~今日間違った問題は○○して○○しよう!)
いよいよ本試験まであと40日弱。目の前の一日一日を後悔なく、全力で過ごしていきましょう。
不安なところがあれば、それを道場ブログのコメント欄にお寄せください。メンバー一同全力で受け止めて、お返しします!
以上、きゃずでした。
あすかさん、コメントありがとうございます。少しでもお役に立てて良かったです。
事前にリスト化しておくだけで当日チェックの手間と忘れ物リスクを減らせますし、なにより試験に集中して臨めると思います。ご自身でアレンジしてみてくださいね!
模試〜本試験まで気候も厳しくなり大変な日が続きますが、体調に気をつけつつ走り切りましょう。応援しています!!
「準備リスト」忘れてました。ありがとうございます!私には酔い止めと痛み止めなんかの薬類も要るなぁ。