【渾身!論点シリーズ】くせ者「企業経営理論」との付き合い方(BCランク用語チェック その①)

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はい!へんりーです。

これまでの記事はこちら

 

さて、法務(会社法)について取り上げた前回に続き、一体どんな「渾身!」をお届けできるか・・

考えがまとまらないうちにブログ投稿期限の前夜を迎えました。(いつもの通り・・)

 

そしてやっと閃いた・・

今回は、診断士1次試験の一番の曲者(くせもの)とも言える、

「企業経営理論」を取り上げることにします。

後述しますが、論点は【組織論】と【マーケティング】です。

 

春セミナーのフリートークや懇親会、その後のメールをくれた人からの質問においても、

「企業経営理論の点数が上がりません・・」

「企業経営理論にどれだけ時間をかけるべきですか・・?」

といった相談をいくつかいただきました。後述しますが、自分も昨年の勉強中に低空飛行をし続けた科目なので、苦戦している人が多いものと勝手に想像します。

 

というわけで、企業経営理論について次の3部構成でお送りします。

  1. あなたもまだまだ間に合います!(その証拠をお見せします)

  2. 深追い注意!科目の特徴と打開のヒント

  3. BCランクの過去問に出てくる用語チェック

 

ではさっそく。


1. あなたもまだまだ間に合います!その証拠をお見せします。

 

昨年の僕の足跡を公開しましょう・・・

<企業経営理論>

TAC完成答練  1回目(5月) 52点

       2回目(6月) 28点  (!?)

TAC公開模試          50点

2017年1次試験本番           70点

 

これが「証拠」です。

今の時期に、企業経営理論で悩んでいる受験生のみなさんに向けて、堂々と言わせていただきます。

「今からでも間に合います。」

 

昨年6月に28点取っていたやつが、今ここでブログを書いているのです。

 

28点を取ったその日、TAC横浜校だったか、たしかに難易度が高く、講師の先生は「56点くらいで合格点」と言っていた記憶があります。クラスには、

「俺40点ちょいだった・・・先生もうだめですー」

と嘆き、モチベーション低下を丸出しにしている受験生もいました。

 

そんな中で僕は、俄然点数が低いくせに、「まあ、見てろよ」と思っていました。(内心けっこう焦りつつ)

 

そんなわけで、読者の多くの人たちの方が、現時点でも、昨年の僕より進んでいると言えると思うのです。

あなたが諦めるのは、ぜんぜん早すぎます。諦めるなんて、まだ許されません!

 

本番を迎えるまで、いや本番を終える前、ぜったいに諦めないでください。

 

本当に、そこが分かれ目です。

 

さて、気合注入はこんなところにして、次は企業経営理論の中身について。

 


2. 深追い注意!科目の特徴と打開のヒント

 

春セミナーでも強調しましたが、1次試験の科目には、

「やった分だけ点数が伸びる科目」と、

「やってもなかなか伸びない科目」があります。

 

前者で有名なのが「財務」。合格者に聞くと、「経済」も同じという人が多いです。

どちらの科目も、学習途中で一旦は伸び悩みますが、一度「あるレベル」まで達すると安定した得点源になります。あるレベルとは、閾値(いきち)を超えること、たかじんの記事を参考にしてください。

 

そして後者の典型が「企業経営理論」です。

「なんだかやり始めは楽しい」けど「あるレベルから伸び悩む」そして「最後まで伸び悩む」・・ことで有名な科目です。

範囲が広く、設問や選択肢の文章が難解(国語の問題)、正解を一つに絞りにくい、といった特徴があります。やった分に比例して伸びていかないモヤモヤ科目。

 

そうとは知らずに、

過去問や問題集(スピ問)をただただやりこんでも点数が上がらないことに焦り・・

「細かな用語まで漏れなく知識をつけねば」「DEランクの問題も解けるようにならなくては」

などという、泥沼=大きな誤解!!にハマってしまう・・

という人も、実は少なくないのでは、と思っています。

 

このくせ者科目に対しては、とにかく深追いは禁物!効率よく取り組みましょう。

 

打開策のヒントは、大きく次の3点になるかと思います。

①【ターゲットを絞る】→マスターすべき範囲は間違いなくABCランク問題

②【問題慣れする】→基礎的知識に加えて、独特の文章に慣れる

③【解き方を工夫する】→解く順序や問題文への印付けなどの工夫で確率を上げる

 

①については、以下の記事を参考にしてください。

今年の道場春セミナーで大好評「1次試験の過去問は、ABC問題を最優先!DE問題は後回し!」を解説した、だいまつの記事です。

少し紹介しますと、9代目の誇る「540点超え」のだいまつ&きゃっしい、その2人ですらDEランク問題の正答率は「平均点」だった(ずば抜けていたのはABC問題だった!)というのが、データ分析の結果です。

結論は、高得点のために「DE」ランクの問題はやらなくていい!非効率過ぎる!というもの。

これは能力やベース知識にも左右されない、全科目に言える真理と言えます。どうか鵜呑みにしちゃってください!

 

それを踏まえた上で、最新の企業経営理論<分野別出題頻度>をまとめたchikaの記事を読めば、取り組むべき相手<ターゲット>を絞ることができます。

 

②について、過去問の研究の仕方は先代noriさんの投稿が参考になります。

誤答の選択肢に対する「ツッコミ力を鍛える」

とってもユニークですが、これもまさしく鶏ガラ法ですね。

単に答え合わせして、また解いてを繰り返すより、定着させることができると思います。

 

③についても、歴代の道場メンバーが様々な取り組みの工夫を披露してくれています。自分に合うのがあれば「パクってカスタマイズ」してください。

「マーケティングから解く/国語の問題対応」などを紹介しているハカセさんの記事

「問題文への書き込み」を紹介した碧さんの記事

 

ここで、僕へんりーの本番試験問題<企業経営理論>への書き込みも紹介します。

Henry_Kakikomi

・見直し優先度を示す☆マーク

・「不適切なものを」選ばせる問題の凡ミス対策

あたりを工夫しています。ご参考までに。

 


そして最後に、

3. BCランクの過去問に出てくる用語チェック(その①)

 

毎年、少なからず新しい用語がいくつか登場するのもこの科目の特徴の一つだと言えますが、

それでも高得点者は、基礎的知識を確実に身に着け、ABCランク問題を確実に得点しています。

 

今回は、知識の定着具合をチェックする狙いで、BCランク問題で出てくる用語」をピックアップし解説してみたいと思います。

論点は、勝負のCランク問題が出やすい【組織論】と、Bランク問題が頻出する【マーケティング】です。

頻出とは限りませんが、TACリサーチデータでBまたはCランク、そして過去問題集で [重要] マークが付いている用語を選びました。

 

まず、H28年度からは第14問。Cランクです。

 

ピックアップする用語は:「グレシャムの法則」

 

 

・・・・

どんな法則か、パッと思い浮かぶでしょうか?

「グレシャムの法則」

→もとの「グラシャムの法則」は、「悪貨は良貨を駆逐する」(質の悪い貨幣(悪貨)を造り流通させたところ、みなが良貨を家にしまい込み、悪貨ばかりが出回った)という、金本位制の法則です。

それを、米国学者であるハーバード・サイモンが、「ルーティンは創造性を破壊する」と言い換え、「計画のグラシャムの法則」(今目の前のルーティン業務に忙しくしていると、将来に向けた革新的・戦略的な計画などを後回しにしてしまう)として提唱しました。

診断士で出てくるのは後者。これは覚えるしかありませんが、グラシャムさんが「創造性を後回しにしちゃいかん」と怒っている姿でもイメージしてみてはいかがでしょうか。

勝手におじいちゃん。

 

どんどん行きます。

H27年度からは第33問。Bランクです。

ピックアップする用語は次の2つ:

 

「コーズリレーテッド・マーケティング」

「パブリックリレーションズ」

 

 

・・・・

「コーズリレーテッド・マーケティング」

→多年度生の方はご存知、H24年度の2次試験でも登場しました。英語ではcause-related marketingです。

Causeは「理由」「原因」ここでは「動機」の意味が近いです。と言われてもピンとこないかもしれませんが、英語で「なぜなら」をいうときのbecauseの一部”cause”だと思えばいかがでしょうか?

洋楽の歌詞ではよく、becauseを略して、Causeあるいはもっと短くCuzなんて言うときもあります。
僕の世代からすると、エアロスミスの歌う「ミス・ア・シング」 (I Don’t Want to Miss a Thing)のサビで使われる’Causeが頭に浮かび・・・はい、脱線しました。

Relatedは「関係」、これは和製英語にもなっているリレーションシップRelationshipと結び付けられたらよろしいかと思います。

つまるところ、動機を関係づけるマーケティング、具体的には、寄付つき商品の販売など、「社会貢献」と「事業収益」を結び付けたマーケティングのことです。

 

「パブリックリレーションズ」

→なにやら英語シリーズですが、この用語もパブリック・リレーションズと2語にわけるべきでしょう。
Publicは「公の、公共の、国民の」の意。人気アーティストのコンサートや、ワールドカップ(間もなくロシアW杯♪)の試合をみんなで一緒に見る、パブリック・ビューイングは聞いたことがあるかもしれません。ここでは「みんな」というイメージで適しています。
つまり、企業が自らと関連する「みんな」=お客・ユーザー、従業員、株主、周辺住民、国などと、「関係」Relationの構築をはかっていくことを意味します。

 

H26年からは第30問。設問2はCランク、設問3はBランク。

この問題からのピックアップ用語は次の2つ:

「フルネスト(full nest)段階」

「ライフコース・アプローチ」

 

・・・・

イメージ湧きますか?

まったく湧かないと、正答率はかなり低くなってしまいます。

 

「フルネスト(full nest)段階」

→正直これは、しばらく出ないと思います。笑 一応、解説すると、英語のNestは「巣」のこと。家族の話なので、この「巣」さえわかれば、イメージができますね。巣(Nest)がいっぱい(Full)、つまり家族が一番多い時期(子どもが生まれてから自立するまで)を指します。以下の絵をイメージしちゃってください。


「ライフコース・アプローチ」

→消費行動の分析単位に関する問題ですが、用語がなかなか紛らわしいです。

先に対比として「ライフスタイル」なら、イメージが付きやすいでしょう。「あの人のライフスタイルは・・」のように日常でも耳にすることがあるはず。簡単に調べてみると「消費者が、所与の社会的、文化的、経済的条件のもとで示す生活の様態」といった説明がされています。つまり「生活」にポイントが置かれています。

 

これに対し「ライフコース」とは何か。身近な「コース」を思い出すのも手ではないでしょうか?
予備校で「〇〇コース」があります。「~氏はエリートコースで」なんて言いますよね。和製英語になっていますが、「course:道筋、進路」です。人生のどんな道筋を進んでいくか、人生にたくさん訪れる岐路でどちらを選択するか、そういうイメージです。

「ライフスタイル」が日常であるならば、「ライフコース」はもっと大局的なイメージですね。用語の意味の暗記というよりも、こういったイメージを持っていれば、問題を解ける率が上がると思います。

 

といったところで、今日はここまでとします!

上記を読んだだけでは、確実な知識の定着は期待できないと思いますが、「これは覚えていなかった」という「抜け」を見つけるきっかけになれば幸いです。

繰り返しますが、「アウトプット(問題を解く)→インプット(暗記カードやまとめ作成)」が基本ですので、今回の記事はサプリメント的にご利用ください!

それではまた次回。

アナタも、やれるはず。
もうちょいあがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

 

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【渾身!論点シリーズ】くせ者「企業経営理論」との付き合い方(BCランク用語チェック その①)”へ7件のコメント

  1. K より:

    きゃっしいさん

    記事拝見しました。ありがとうございます。

  2. K より:

    へんりーさん、親身にご親切に色々ありがとうございます。

    一人で勉強していると間違った方向にいっているか、正しい方向でできているか、あいまいなままで進んでしまうことがよく起こってしまうので、(楽な機械的なスピ門の回転にはしってしまう)

    今回のへんりーさんのご指摘を肝に銘じます。

    「王道」について、色々とご質問されていただきたいところですが、
    まずは9代目の方の過去の記事を参考に学ばさせていただきたいと思います。

    次回の記事楽しみにしてます。いつも有益な記事ありがとうございます。

  3. きゃっしい より:

    Kさんこんにちは。道場9代目きゃっしいです。
    横から失礼します。
    企業経営理論の対策で「どこでひっかけようとしているのか勘すらも働かない状態」でお悩みとのことでしたが、ひっかけのパターンを知って予測すると少し対応はしやすくなると思います。
    明日の記事で、ひっかけのパターンのうちの1つをご紹介しようと思っていますのでもし良ければご覧ください。

  4. へんりー より:

    Kさん、

    追加コメントありがとうございます。
    回答いたします。

    >TACの基礎、完成答練やトレーニング、過去問5年分を暗記するぐらいまで覚えてのぞんで、

    →既にお気づきとのことなので、あえて厳しい言い方をさせていただきますが、
    企業経営理論に対し『暗記』で臨むのは、「王道からとてつもなく離れた」学習法です!

    過去の投稿でも書いたのですが、「王道」に沿って進む(パクってカスタマイズ)が合格への何よりの近道と言えます。

    道場ブログでも何度か説明されていますが、診断士試験には「理解系科目」と「暗記系科目」があります。
    さらにブレイクダウンすると、同じ科目の中でも「理解系問題」と「暗記系問題」が存在します。

    詳しい説明はここでは割愛しますが、企業経営理論は大きなくくりでは「理解系科目」と言えます。
    そして多くの設問が「理解系問題」でできています。(労務分野などは暗記系ですが)

    ここで、
    暗記系問題とは、問いと正解が1対1になっている問題です。問われた用語なり知識なりを知っているか、知らないか、◯×がはっきりしています。

    一方、
    理解系問題とは、土台となる知識を応用する問題、形を変えて作られた問題です。
    例えば、「ドメイン」に関連する問題はたくさん出題されます。元ネタは同じ「ドメイン」ですが、その定義や考え方、周辺知識までを使いながら、問い方を変えることで(ヒネることで)問題が作られています。
    極端に言えば、理解系は「いくらでも新しい問題が作れる」のです。

    いくらでも問題パターンが作れるので、どれも「教わっていない」「見たこともない」になります。
    これに対し、過去問の、とある一つの正解を丸暗記したとしても、次にまた姿を変えられたら手も足も出ない、という道理です。

    ではどう対処すべきか?

    王道は、「説明できるようになれ」です。
    その用語なり知識なりについて、他人に(例えば小学生に)わかりやすく解説できるようになっていれば、表面的な名称や定義ではなく、構造、因果関係、周辺知識について「理解」し応用できる状態になったと言えます。
    それこそが「見たことのない問題」を解ける応用力です。

    どう身につけるか?
    ①基礎的な知識の整理(もちろん、基礎の部分は覚えている必要があります)

    ②選択肢の考察→正答だけでなく、誤答選択肢を考察し、どこがおかしいか、どこを変えたら正解になるか、どうヒネったらさらに難しい問題になるか、などを考える。ヒネり方にも、よくあるパターンが存在するので、それを「覚える」という暗記の面もあります。
    このように、その問題をしゃぶりつくすのが真の鶏ガラ/出涸らし法です。
    応用力を身に付けるための、王道の学習方法です。

    また、ここで強調しておくと、
    2次試験は完全に「見たことのない問題」を相手にする試験です。
    そして、中小企業診断士は、そういった応用問題を扱う仕事をすることになります。

    >私もA、B、C、Dに仕分けする作業を普段からやっていましたが、本試験ではすべてがCランク、Dランクに感じたため、途中でランク付けを辞めました。
    →体感ランクが異なっていようが、ABCに特化した取り組みをどうか続けてほしいと思います。
    合格者の多くが(道場メンバーのほとんどが)やっていた「王道」です。自分に合う合わないではないのです。王道は王道、それを信じてやらなければ、道を外れていく一方だと思います。

    以上、長くなりましたが、少しでも腑に落ちるところがあると嬉しいです!

  5. K より:

    へんりさん、ご回答ご丁寧にありがとうございます。

    私は多年度受験不合格組なのですが、以前の受験では、TACの基礎、完成答練やトレーニング、過去問5年分を暗記するぐらいまで覚えてのぞんで、結果は40点代でしたw

    見たこともない問題や論点ばかり、しかも問題分が長く、意味がとりづらい、どこでひっかけようとしているのか勘すらも働かない状態となってしまい、本試験の問題がものすごく難しく感じました。(緊張も多少あったのかもしれませんが)

    そのとき、「習ったことを解ける能力」より「知らない問題を解ける能力」が必要なのだとつくづく感じさせられました。

    私もA、B、C、Dに仕分けする作業を普段からやっていましたが、本試験ではすべてがCランク、Dランクに感じたため、途中でランク付けを辞めました。

    「知らない問題を解ける能力」も出涸らし法で養えるのでしょうか?

    「応用力」を身につける学習方法が未だ確立されていません。

  6. へんりー より:

    Kさん、
    コメントありがとうございます。
    そして記事を読んでいただき大変嬉しいです。

    ご質問のポイントは、企業経営理論における、TACの答練と本試験の差ですね。
    「TACの答練」とは、より難易度の高い「完成答練」を指しているという理解で回答します。

    まず正直なところ言ってしまうと、自分はそこまで両者の差を認識していませんでした。

    >文章長い、設問読みにくい、ひっかけ複雑
    というのは、ABCランクの問題にはあまり見られないと思うのです。おそらくそいつらのほとんどはDEランク問題という可能性はありませんか?

    自分は過去問を解く際、事前に解答欄のA〜Eランキングを確認し、設問一つ一つにA〜Eを書き込んでおき、A・B・Cの問題だけを解く、ということをやっていました。とにかく効率重視です。

    一方、模試や本番では、もちろん設問ごとの難易度ランクは事前にわからないわけですが、試験中に文章を難解に感じたら、とにかく、時間をかけて悩まないように心がけました。その問題はDEランクの可能が高いと判断し、割り切って次の問題に進むようにしたのです。DEであるならば、ほとんどの人が解けないのですから(「だいまつやきゃっしいでも平均点!」)。

    過去問のABCランク問題の中にも、TAC完成答練よりひねっているような難しい問題が少しはあったかもしれませんが、特別な対策をしたわけではなく、「どこが間違っているか(どこを変えたら正解の選択肢になるか)」の考察(=出涸らし法)を、スピ問、答練、過去問のそれぞれで同じように取り組んでいました。なお、自分の解いた過去問は直近5年分、のABCランク、のみです。
    独特な文章に慣れるために、まずは過去問。
    その上で、「題材は同じでもひねって出題してくる」が特徴的な科目ですので、大手予備校の予想問題である答練や模試も捨てたものではないと考えます。

    以上、長くなりましたが、お答えになっていますでしょうか?
    不明点や追加の疑問等あればお気軽にどうぞ!

  7. K より:

    へんりーさん、企業経営理論の解説ありがとうございます。とてもわかりやすかったです。

    ご質問ですが、TACの答練と本試験の問題を比較したとき、

    TAC→文章短い、設問読みやすい、ひっかけシンプル

    本試験→文章長い、設問読みにくい、ひっかけ複雑

    だと思うんですが、この乖離をどのように克服されたんでしょうか?

    やはり過去問中心の学習でしょうか?

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