【渾身!論点シリーズ】表と横串で暗記攻略!(法務/会社法 機関設計編)

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はい!へんりーです。

おはようございます!

GW明け、気温が下がっている地域も多いようですが体調を崩したりしていませんか?

うちの猫たちは寒そうに丸くなって爆睡中・・ちょっと5月ぽくない光景です。

 

体調がわるいときは割り切って十分な睡眠時間を取るのが大切です。・・・いや、大切というか、必須です。

焦る気持ちはもちろんわかりますが、そこで無理をしても、集中力を十分に発揮できる状態にいつまでも戻れず、悪循環に陥ってしまう可能性があります。

ぜひ、身体を健康な状態に近づけることを最優先させてくださいね。

 

さて、我々9代目メンバーが気合を入れ、連日お届けしている【渾身!論点シリーズ】ですが、お役に立てていますでしょうか?

同シリーズは昨年以前の記事も含めて、こちらでまとめて見ることができます。

また、「サイト内検索」も活用しつつ、あなたが悩んでいる・苦しんでいる・気になっている論点の記事を見つけて参考にしていただけたら嬉しいです。

リクエストや感想等があれば、どしどしコメントをお願いします!

 

なお、「渾身シリーズ」ばかり続くと肩がこってしまうので、ときには「ゆるわだ」な記事も挟んでいこうと思っていますのでよろしくお願いします♪

 


というわけで、今日の本題。

前回記事の続きも兼ねて、「暗記攻略」をテーマとし、特に「経営法務」(以下、「法務」)にフォーカスしてみます。

 

先月実施した春セミナーでも、

「暗記を上手くやるコツはありますか?」

という質問を多く聞かれました。

徐々に本番が近づいてくる中で、1次試験における膨大な量の「暗記」について不安を覚えるのは自然なことだと思います。

あなただけではありませんから安心してくださいね?

 

こういった暗記系の相談に対して、アドバイスさせていただいたのは、

「まとめ表の活用」

「横串を刺す」

というものです。2つはリンクします。

 

まず「まとめ表」とは、例えば以下のようなものです。(先代wackyさんの記事から拝借)

こちらは、「法務」のうち、会社再編についてまとめた表になります。

 

このようなまとめ表を100%有効活用するために、「横串」がキーワードになります。

たとえば、テキスト(「スピードテキスト」等)では、会社再編という論点をどのように説明しているでしょうか?

第一に、複数ある再編のうち、「事業譲渡」について、その仕組みから、細かな規定や手続きといった項目に対する説明がされています。

続いて、「合併」について、同じく、その仕組みから、細かな規定や手続きといった項目に対する説明がされ、

そのあとの「株式交換・移転」「分割」までも同様の構成になります。

 

以上のようにテキストでなされる連なった説明は、上の添付した表の縦(列)方向に整理されています。

しかし、この「タテ」の視点だけでアウトプット+インプットをいくら繰り返しても、定着率は上がりにくいのです。

理由はさておき、みなさんもテキストを読んでいて実感があるのではないでしょうか?

 

ここで、重要になってくるのが「ヨコ」方向の視点です。つまり横串し。

 

例えば、「債権者保護手続きの要否」という項目について、「事業譲渡」「合併」・・・と、横串を刺すように比較することで、記憶の定着を図るのです。

わかりやすいように、「タテ」「ヨコ」の矢印を入れたのが以下です。

 

どうして横串しが有効なのか?(あるいは、なぜ「タテ」だけでは暗記しにくいのか?)

 

それは、ほとんどの暗記系の問題は、「ヨコ」の視点で作成されているからです。

パッと見ではわかりませんが、過去問などを見ながら少し考えてもらえれば理解できるかと思います。

・・・と、「そんなの当たり前じゃん」と感じる人も少なからずいるでしょうが、横串しをはっきり意識しながら活用すると有効性が増すと思い簡単に説明してみました!

 


 

それでは、この「横串」の有効性を確認してもらった上で、応用編として具体的な論点を取り上げます。

今回は、「法務」のうち、出題頻度の高い [株式会社の機関設計] を題材にします。

 

この論点は複数の先代の記事でも取り上げられていますが、春セミナーの参加者からの「ブログ記事にリンクが多いと見に行くのが大変なので、新たに説明し直してもらえるとありがい」といった趣旨のリクエストにお応えしようと思います。

 

僕が、本論点をマスターするためにやっていことは以下。要するに「アウトプット→インプット」の流れです。

①毎度おなじみアウトプット最優先*(スピ問・予備校の予想問題「答練」の出涸らし法

②アウトプットして得た、新たしい知識、間違えやすいポイントなどを「まとめ表」**にどんどん書き足す

 

* アウトプット最優先について確認したい人は以前の記事を参照ください。また、「スピ問」については初代ハカセさんの記事に説得力があります。

 

** 機関設計の「まとめ表」作成にあたっては、TACスピードテキストの章終わりに載っている表を印刷して使いました。

割き込みを重ね、最終的にファイナル・ペーパーと化したものをお見せしたかったのですが、そのまま載せるわけにもいかないので(何より字が汚いし細かくて読めないので)、今回、以下のように作り直してみました。

へんりー作「機関設計」まとめ表↓

NOTE:

・表を作る上では、上部に矢印マークとセットで書いている①②③④の定義理解が前提となる

・青色四角は後から追加したメモ

・右端に書いているメモでは「ヨコ」方向に串刺し、左側の役員の部分は「タテ」方向に串刺し

 

もちろん、これを眺めるだけではたいして役に立たないと思いますので、みなさん各自で「まとめ表」を作成してみることをオススメします。

作成といっても、時間をかけてゼロから書きだすのではなく、テキストへの書き込みや道場の過去の記事にある表を使用するのも手かと思います。

 

以下のように、機関設計の表の埋め方(「必須」「任意」「不可」など)を示します。

基本ルール「その1」から「その7」までをマスターすることが、本論点のABCレベル問題を確実に取るための第一歩です。

 

その1. 会社法において株主総会と取締役は絶対必要。
その2.公開会社、監査役会設置会社、委員会設置会社は、取締役会が必須。
その3. 取締役会設置会社は、原則、代表取締役と監査役が必須(*)。
(*株式譲渡制限会社かつ取締役会設置会社かつ大会社以外の会社では、監査役または会計参与のいずれか(または両方)の設置が必須)

 

 

続いて、

その4. 大会社、委員会設置会社は、会計監査人が必須。
その5. 会計監査人を設置した場合、監査役も必須(委員会以外)
その6. 監査役会は、「公開会社かつ大会社」で必須。

 

 

最後に・・

その7.  小監査役(会計監査に限定)は、譲渡制限会社のみ設置可能。だが、監査役設置会社および会計監査人設置会社は設置できない。
→言い換えると、「譲渡制限会社かつ大会社以外」で、監査役と会計監査人のどちらも設置にしていない場合のみ設置可能。

 

 

※本内容は2017年8月の1次試験受験時点での会社法をベースにしています。法改正の影響等の最新情報は毎年確認が必要になるのでご注意ください。

 

以上です。

テキストに載っていると思われる基本的な説明は省いているので、上のへんりー表を活用しながら、理解を深めてみてください。

1問1問の配点が高いことで知られる「法務」ですので、確実にマスターし得点源にしちゃいましょう!

改めて、GWは終わりましたが、まだまだまだまだ間に合います!

アナタも、やれるはず。

もうちょいあがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

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