直観で解く
さあ、残り30日を切りました。
こんにちは、らいじんです。
受験生ブログを覘いてみると、受験票が届きました~って記事が結構ありますね。いよいよという感じですよね。受験会場の予想は当たりましたか?別に当たったところで何かあるわけではないけど、いい勘してる~って感じで気分いいですよね。
さて、今日のお話は、その「勘」ではなくて、「直観」のお話。
「なんだそりゃ」って感じ?・・・だよね。ま、休憩がてら読んでみてくださいな。
勘と直観
勘と直観の違いってなんでしょう。大辞林によれば
【勘】 物事を直感的に感じ取る能力
【直観】推理を用いず、直接に対象を捉えること。
・・・う~ん、何かよく分かりませんな。
ここでは、次のように定義します。
試験において問題を読んでも全く理解できない時、それでも次の答えは何となく「ウ」のような気がしたというのが【勘】。
ある問題を解く際に、その論理構成に従って、AならばB、BならばC、CならばD、だから答えはD、というようにして答えが導き出せるとき、Aを見た瞬間、論理を一足飛びでDという答えを得ることが【直観】。
勘で答えても直観で答えても、答えは一瞬ででるけれど、勘で答えたものが正解かは神のみぞ知るのに対し、直観で答えたものは必ず正解になる。
さて、勘と直観、どちらで解きたいですか?
もちろん直観ですよね。
直観で解く
では、直観で解けるようにするにはどうすれば良いのか。残念ながら直ぐにできることではありません。
A→B→C→Dという論理構成のひとつひとつを徹底的に考え、様々な角度から検証し、試すといったことを通して、逐次思考から飛躍思考へと昇華させることができるんです。
な~んだ、使えないのかと残念がるのは少々早い。直観とまでは行かなくても、それに近い状態にすることはできるし、そうすることが、まさに超超直前期にすべきこと。
過去問や演習問題を解くとき、単に回答があっているか否かを見るのではなく、何故この選択肢が正しいのか、間違っている選択肢の何処が違うのか、どこをどのように直せば正解の選択肢になるのか、自分が不正解の選択肢をつくるなら、どのようになるかを、毎回しつこくつぶやいて解説していれば、AからDまでの飛躍はできなくても、かなりのスピードで結論までたどり着けるようになれるはず。
超超直前期はスピードアップを念頭に
超超直前期は知識を詰め込む時期ではありません。むしろ頭のどこかにある知識をいかに速く引っ張り出すことができるかを練習する時。
ZonEもこの記事で書いていますが、とかく過去問を何回やったとか、回数で進捗度合いをはかりがちです。でも答え合わせの時に、しっかりと正解までに通るべき道を論理立てておさらいしないと、また同じ間違いを起こしたり、正解であってもスピードアップは計れません。
スピード練習をしておかないと、本番でスピードをあげて取り組むことは不可能です。
7科目を上手に回していく上でも、スピードを意識することは役に立ちますよ。
でも、くれぐれも雑にならないように。速くやることと雑にやることはイコールではないですからね。
では、今日はこれまで。
・
・
・
といいつつ、今日はおまけつき。
多分みんな持っているでしょうが、解答用紙のブランクがあるとこの時期とっても便利。
こんなのが欲しい方がいらっしゃればお送りしますのでコメントにその旨書いてください。その時メアドを入れることをお忘れなく。メアドが公開されることはないからご安心を。
では今度こそ本当に、今日はこれまで。
by らいじん
White Devilさん
コメントありがとうございます。
解答用紙のブランクをお送りしておきましたのでお使いください。
応援しています。
by らいじん
勘 と 直観 の違い、よくわかります。
企業と法務ではそこを意識して勉強し
回答時に自然に思い出せるようにしていました。
こうして改めて言葉にしていただくと、頭が整理されますね。
ありがとうございます。
解答用紙のブランク、恥ずかしながら持っていません。
よろしければどうぞ分けてください。