【経営情報システム】非情報系の方は早目に着手を!
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21日(土)春セミナー@東京追加募集のお知らせ
14日(土)朝6時、追加5席の申込受付スタート
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おはようございます、たかじんです。
皆さん、ブログよりも先に要チェック案件があります!
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では本題です。
前回のブログで、最初に科目全体を俯瞰した上で、力を入れる科目と抜く科目を選びましょうという話をしました。その中で、本日は経営情報システムを取り上げたいと思います。
私は独学だったため、中小企業診断士の試験勉強における情報源が限られておりました。何を隠そう一発合格道場の存在を知ったのも、一次試験受験後でした。もっと早く知っておけば、もっと多くのヒントが得られて、より効率的に勉強できたかな、と悔やまれます。そのような環境の中、参考にしていた書籍のひとつに「中小企業診断士は24週間の学習で1発合格できる!」(税務経理協会)というものがありました。
この本の中に、「IT関連用語やシステムなどに慣れている方(情報系)とそうでない方(非情報系)とでは、学習の順序も変わってきます」という記述がありました。つまり非情報系の受験者は早目に経営情報システムの用語等に慣れなさい、ということです。
私は決してIT系は嫌いではないのですが、システム関係の特殊な知識や経験がある訳でもなく、ビジネススクールでのカリキュラムにも情報システムは無かったので、この本を読んで「そうか」と思い、足切りを回避すべき科目の中でも、まずは経営情報システムに優先的に取り組むことにしました。
そこで使った教材はTACのスピードテキストとスピード問題集、それと通勤講座でした。最初にスピードテキストを読んだ時、あまりの略語の多さに圧倒され、「なるほど、これはこれは厳しい・・・!😓」とかなりビビりました。
ただ内容自体は、財務会計のように考え方や仕組み等を理解するというよりも、読んで覚えるのが中心になりそうな内容だったので、まずはとにかく用語に慣れることから始めました。
この大量の略語を覚えるために、私は古典的に手書きの単語カードを使って用語集を作っていったのですが、その際に気を付けたのは、略語をそのまま覚えることはしない、ということです。
すでにきゃっしいさんもブログの中で述べていらっしゃいますが、略語はその基となっている言葉が必ずあり、その言葉の意味と結びつけて覚えるようにしないと、なかなか記憶に定着しません。単なるアルファベットの羅列を覚えるのは苦痛ですよね。したがって略語を覚える際には、必ずその基となる言葉と一緒に覚えました(それ、きゃっしいさんのブログで読んだけど・・・という方、すみません。だからこれは正しい勉強方法なのだと思います)。そうすることで、手間はかかりますが、記憶の定着力が変わってきます。
例えば、LANのアクセス制御方式であるCSMA/CD方式とCSMA/CA方式の違いは何かということを覚えようとした際に、前者は「データの衝突が起きた場合に再送信するアクセス方式」で、後者は「他の端末がデータ送信中であるかどうかを検知し、送信中のデータが無い場合にデータを送信する方式」である、と覚えた場合、時間がたつと「どっちがどっちだったっけ?😥」と記憶が混乱しやすくなります。しかし、CSMA/CDの「CD」は「Collision Detection(衝突の検知)」であり、CSMA/CAの「CA」は「Collision Avoidance(衝突の回避)」であると、基になる言葉から覚えていれば、「衝突を検知したら再送信するのがCDの方で、衝突を回避して送信するのがCAだな」と記憶の混乱が起こりにくくなります。
「いや、そもそもCollisionなんて単語、普段使わないし、英語は苦手だ!」という方もいらっしゃるとは思いますが、普段の業務等でこのような単語を使わず慣れていない非情報系の方の場合は、急がば回れです。英語も覚えられるし、「一石二鳥だ」くらいに思って勉強するのが良いと思います(余計なことには手を出すな、と以前に書きましたが、覚えるためにはこのくらいはいいでしょう)。
さて単語を覚えつつ、テキストを読み進めていっても、やはり範囲が非常に広く、一体どこまで覚えればいいのだろう?と不安になってきた私は、とりあえずテキストを2回読んだ段階で、スピード問題集に取り組みました。スピード問題集は3回回して、オーソドックスですが、間違えた問題はテキストに戻って解説を読み直すというやり方を取っていました。あとは記憶の整理と定着のために通勤講座を使用しました。要するにアウトプットとインプットを愚直に繰り返し行うということです。今までも道場メンバーが繰り返し指摘していたことですよね。一昨日のゆうさんのブログでも同様のことが述べられていましたね。
ちなみに通勤講座は「6割取れれば一次はOK!」というコンセプトでカリキュラムが作られているので、あまり深入りした勉強はしたくない😅、という方には合っている教材だと思います。内容が理解できなかった時に質問や相談ができない点はデメリットですが、経営情報システムは基本的には暗記科目ですので、通勤講座との親和性は高いと思います。
ただ、今から考えると、過去問をもっと早めにやっていれば良かったと思います。結局、過去問は通勤講座の問題集に出てくるものしかやらなかったのですが、スピード問題集をやる時点で過去問に手をつけていれば、不安がより早く解消されるとともに、この科目への慣れがより早まったかもしれません。
私はどちらかと言うと、「実力がついてから力試しに過去問をやろう」というスタンスを取ってしまったのですが、今から考えると、「実力をつけるため、そして記憶に定着させるためにも早めに過去問に着手する」というスタンスの方が効率的に勉強できるように思います。この点は、昨日のブログでまさにへんりーさんが指摘していたことと一緒です。
結果的に経営情報システムは84点と、「足切り回避」を目指していた割には、なぜか一番の稼ぎ頭になってしまい、嬉しい誤算でしたが、まずは難解(そうに見える)用語を着実に記憶して、過去問(もしくはスピ問)→テキスト→また過去問(もしくはスピ問)というインプット→アウトプット→インプット→アウトプット・・・のサイクルを着実に回していけば、少なくとも足切りには合わないレベルの点数が取れると思います。
もし過去問→テキスト→過去問のサイクルの中で、全然出てこなかった分野の問題が出題された場合はどうするのかというと、それは誰も解けない問題なので捨てましょう。気にすることはありません。そんなニッチな知識は深追いせずに、効率的に勉強を進めていかないと時間はいくらあっても足りません。一次試験まであと4か月ほどですので、体調管理に気を付けて頑張って下さい!
以上、たかじんでした。
それではまた。
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たかじん様 アヒルです。たかじん様の言う通り、やはり過去問大事ですね。頑張ります!ご返答有難う御座いました。
アヒルさん
コメントありがとうございます!
受験予備校が出版している一次試験用のテキストを見てみますと、膨大な範囲の内容が網羅的に記載されております。
確かに一次試験では相当広い範囲にわたって知識を習得する必要があるのですが、テキストに書いてある内容をすべて暗記する必要はありません。
というのは、それぞれの科目で、出題されやすい分野、出題されにくい分野というものがあるからです。
一次試験では60%取れれば合格できます。つまり40%は落としても合格できるのです。したがって効率的に勉強するには、出題されやすい分野を中心にカバーしていくことが必要になります。
では出題されやすい分野、とはどのように見つけるかと言うと、やはり過去問をやることが一番の近道になると思います。
テキストの内容をすべて理解、暗記してから過去問に取り組む、というのではなく、ざっとテキストを読んだら、過去問に取り組む、そして間違えた問題はまたテキストに戻る、というインプットとアウトプットを繰り返すことが効率的に学習を進めるカギになると思います。
なぜなら、過去問を相手に、そのルーティンを繰り返すと、自ずと出題されやすい分野について、多く勉強することになるからなんですね。
アヒルさんの「他の対策」というご質問の答えとしては、ご期待に沿うような答えではなくて大変恐縮ですが、参考になればと思います。
アヒルさんの合格をお祈りしております!
一発合格道場の先生方へ お世話になっています。アヒルです。アヒルは独学のため、今必死になって追い込んでいますが、とても全科目まで手が回りそうにありません。今年は「科目合格」を目指しています。なかでも「経営法務」はなかなか難しくて手を焼いています。それでも過去問中心に何とか合格レベルまでもっていきたいと思っています。「法務」に限らず「過去問中心に」は王道だと思っていますが、何か他に対策があればご教授頂ければ有難いです。お手数ですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。