【合格体験記】正しい「投資判断」で見事合格を掴みとる! よこよこさん

皆様こんにちは! 雑草魂のルナです。

日本列島全体が異様な寒さの中、いかがお過ごしでしょうか? 埼玉もほんっっっっっっっとに、寒いです…。

でも! あちこちでお目にかかる合格者の方はそんな中でも熱く活動をされておられます! 道場にも次々と届く合格体験記。後に続く皆さんに役立つ情報が沢山詰まっているはずです。

本日お届けするのは、よこよこさんからの体験記です。よこよこさんは二度目のトライで二次試験に合格することができました。その秘訣とは…?

 

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【0】受験生情報

よこよこ 50歳

 

【1】診断士に挑戦した理由・きっかけ

農業向け生産資材の営業支店長→経営企画→コンサルティングチームの事務局(現在)と、

ここ10年の業務変遷の中で、農業分野に商工分野のコンサルティング手法を持ち込みたいと思い、御墨付資格の取得に目を付けました。

 

【2】学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

保有資格:ペット栄養管理士など診断士に無関係な資格多数(やや資格オタク)とISO事務局・企業理念刷新・企業研修の企画、等の実務経験

得意科目:企業経営理論は実務経験からある程度理解していた。

不得意科目:経済と財務会計  連立方程式の復習からスタート

 

【3】学習スタイルとそのメリット・デメリット

H28 一次合格・2次不合格 独学

H29 一次未受験・2次合格 MMC通学

 

①メリット

一次の独学の場合、費用が安く、通学や既知論点の講義に費やす時間が不要であること。

二次のMMCの場合、二次試験に特化したプロのノウハウを活用して時間短縮できたこと。

 

②デメリット

一次の独学の場合、労力と得点のバランスが解らず、捨て問の難解論点に時間を費やしたこと。

二次のMMCの場合、費用はそれなりに掛かる。(対効果は十分だと思う)

 

【4】合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期 2016年1月 受験回数1回

②一次学習時間  800時間くらい。感覚的な数字です。

③ニ次学習時間 1000時間くらい。

超満員電車で片道一時間なので、スマホアプリは重宝しました。(診断士一次、簿記、ITパスポート、情報処理)

 

【5】合格までの学習法

①1次(H28)

・1月から8月までの大まかな学習計画を立て、エクセルシートに予実を記録、スピテキ、スピ門、過去問5年を1セットにして、科目当たり2~3週間とし、GWを目途に一回転目を完了する計画にしました。

スピテキだけでは不足を感じたので、しばらく関連資格の勉強を並行して行いました。

簿記3級、ITパスポート、基本情報処理技術者、ビジネス法務2級、公務員試験スーパー過去問(経済学分野)です。中小を除き一回転完了した所で、5月にLEC一次摸試を受験330点でした。

転機は、5月下旬に道場セミナーに参加して、先輩に勉強方法のアドバイスを頂き、他資格勉強は止めて、過去問中心に転換することにしました。推奨された「論点別過去問完全マスター」を全巻購入して、6月から本番ギリギリまでに3回転実施しました。6/25LECは375点、7/2TACは344点と合格点には遠かったのですが、8/6の本番は431点と辛うじて合格しました。

 

②2次筆記

 H28(不合格 得点開示結果 45+49+65+46=205 )

摸試結果が悪く、一次合格してから次のことを考えようと決めていたので、全くの無情報でした。早速、道場や他のセミナーに参加して情報収集を開始しました。予備校の直前対策は既に一杯で、MMCの9月最終摸試だけ申込みが間に合いました。タキプロ学習会に参加して、過去問を何回も解き、ふぞろいで確認、なんとか字数を埋めることができるようになったレベルでしたが、受験後の手応えはそれなりありました。(今にして思えば、間違いに気が付かないレベルの典型パターン。)

結果はともかく、来年に向けて、財務会計の強化を図るため、全経簿記1級に申し込み、11月末の試験に向けてすぐに勉強を始めました。2次試験結果発表と同日に簿記試験の発表もあり、商簿と工簿も含めて、資格取得ヲタ人生最大の屈辱「トリプル不合格」を喫しました。

 

 H29(合格)

不合格の悔しさ、それもC判定が3つ、勉強会の優秀な先輩診断士ですら多年度生がいる事実、仕事上の機会損失、自分の年齢と資質、等を考えるに独学を継続することは得策ではないと考え、「時間は金で買う!」と方針転換を計ることにしました。どうせなら、一番評判の良い予備校にしたいと思い、道場やタキプロの先輩からの情報収集からMMCが良いと判断しました。よって、私の一番の合格要因は投資判断だったと思います。

他要素としては、タキプロ学習会に継続して参加しました。広く受験生の方と一緒に勉強することで、「余裕で合格する人」、「ギリギリで合格した人」、「まだ遠い人」のレベルを肌感覚で知った事が良かったです。というのも、本試験では想定外問題が必ずあります。その時に「普通の受験生は書けないから、このレベルの解答で逃げよう。」と冷静に判断できたことです。予備校の作法に則ったハイレベルな解答にこだわると、固まって時間切れの危険がありました。2次は相対試験ですから「ズルさ」も時に必要だと思います。

 

③再現答案

初年度は、3日後くらいに作成しました。

2年目は、帰宅後すぐに作成しました。

 

【6】学習時・受験時のエピソード

2次会場のエピソードです。東京会場で受験したのですが、1回目は受験番号が最終組の教室で受験、2回目は番号が若い最初の組で受験しました。

一度目は意図的に最終日に受験料を振り込んで、最終組の教室に入りました。狙いは、「受験を迷って申し込んだ人が多いので相対的にレベルが低く、自分の解答が良く見えるはず」実際、欠席者が沢山、遅刻してくる人もチラホラ、カード電卓を使っている人・・・など、全体に準備不足の、ややゆるーい雰囲気がありました。

2回目は逆に速攻で振込み先頭の教室でした。狙いは、「先頭組は十分に準備して自信のある人が多く、教室の雰囲気が締まって集中できる。」でした。確かに、遅刻者もおらず、欠席も居なかったです。その分、狭い部屋がさらに狭く感じ、教室に漂う気迫が凄かった。

どちらが合うかは、人それぞれですが、振込日で先頭、真ん中、最後はある程度選べるようなので、ご参考までに。

 

【7】これから合格を目指す方へのアドバイス

ドラッカーの言葉に、「人は、ほぼ二分の一の確率で、どちらかに分類される。『読む人』か、それとも『聞く人』か。」とあります。認知プロセスの違いもあり、独学に向く人、予備校や学習会に向く人、それぞれ自分の特性に合った学習方針を立てねばなりません。

私は、ストレート合格ではなく、寄り道も沢山ありましたが、この体験記を読まれた受験生の皆様が、ご自身に合った学習方法を固める参考になれば幸いです。

 

 

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いかがでしょうか?

私も独学のつもりで勉強を始めましたが、よこよこさんと同じように考え途中から予備校に通うことにしました。

診断士試験は「受かる」ことよりも、「受かってから何ができるか」の方が大切です。「合格する」ことでは無く、「診断士として活躍する」ことが目的なのであれば、常に自分にあった勉強法を求め、様々な選択肢を柔軟に検討する姿勢を失ってはいけないですよね。

今試験に向けて勉強している皆さんも、自分の勉強方法に自信を持ちつつ、さらに他に良い方法が無いか常に情報収集することを怠らないようにしてくださいね!

 

よこよこさん、合格おめでとうございます! これからのご活躍を期待しております。

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