捲土重来を期す方へ 〜受験校を選ぶ時に〜

一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

今年もあっという間に年末となり、皆さま、仕事や家庭など様々なことに追われ慌ただしい毎日を送られていると思います。そして、来週はいよいよ二次試験の合格発表ですね。当日しっかりとコミュニケーションが取れた方はまず合格されていると思いますので、次の準備を始めてくださいね。(準備についてはこちらをどうぞ。たっしーITOたけぴょん

また、合格・不合格問わず体験記を絶賛大募集しています。合格した方はこれから学習を始める方へのアドバイスとして一筆お願いします。残念ながら不合格となった方は自分の振り返りの為に是非体験記を活用してみては如何でしょうか?


さて、本題です。

間も無く受験校でも来年度の試験に向け二次試験対策の講座が始まると思います。そこで、受験校を利用して再挑戦される方を対象に受験校をどう選ぶかについて、実体験を基に自分の考えをお伝えしたいと思います。

これまで何度か触れましたが、私は2度二次試験に挑みました。一昨年、1度目の試験結果を見るや、どうしても翌年は合格したいと思った私は独学ではなく、ある受験校の門を叩きました。それは以下の理由からです。

【二次試験の特徴と自分の性格から】

  • 二次試験は一次試験と異なり、極めて短時間で長文の与件を読み、題意を捉え、纏まった文量の記述式の回答が求められるので、訓練と添削が必須。独学では難しいと判断した。
  • 易きに流れやすい自分の性格を踏まえると、学習のペースメーカーとなる受験校があったほうが良いと判断した。

【なぜその受験校を選んだか】

  • 元々、診断士の名前を知ったのも10年以上前に受講したこの受験校の簿記講座がきっかけ受験校自体に親しみがあり、一次試験の勉強では当受験校が販売していたテキストを利用していた。また、その年の夏の直前演習を受講していたので、答練の雰囲気もつかんでいた。
  • 通学が可能な範囲に複数の校舎があり、ネット等の通信教育もあり、勤務状況が変化してもフォローが可能だった。
  • 教育訓練給付制度が使えたので、カリキュラム修了時、所定の手続きを行えば、受講料の一部返金が得られ、金銭的なメリットがあった。

しかし、今から振り返ると一つ非常に重要なことを放置したまま、受験校を選んでしまいました。それは、以下の点です。

  • 直前演習の答練の解答や二次試験の模範解答を読んでも、あの限られた時間でこの解答を書けるようになるには相当なハードルがあるように感じていた。

皆さん、ご存知の通り、各受験校の学費は決して安い金額ではありません。受講するならば、翌年は必ずこの学費を意味のあるものにしたいと思うのが普通の感情だと思います。であれば、やはり、最初に抱いた疑問を放置したまま、安易に受験校を選択すべきではなかったというのが今の本音です。

なぜなら、結果として私はかなり迷走します。12月下旬から通学を始めた私は4月に受験校内で転校します。どうも3ヶ月強を受講しても、元々抱いていた疑問は解消できず、自分に変化が起きた気がしなかったからです。転校先の教室では既に独自の勉強会サークルがあり、アウェイ感が一杯で、気おくれもしましたが、色々な面で自分にフィットしたため、最後までそこで勉強を続けました。

転校をキッカケにより真剣に自分の学習方法を考えるようになり、主体的に診断士試験に関する情報を取りに行き、この道場ブログにも出会います。なので、別の面から見れば、良かった点もあるとは言えますが、もう一度、あの時に戻るならば、以下の考えで受験校を選びます。

  • 各受験校の二次筆記試験の模範解答を取り寄せ、解答と解説を読む。
  • 解答と解説に違和感がなく、訓練すれば自分でも試験時間内に書けそうなものを選び、受験校の候補を決める。
  • 日程、カリキュラム、テキスト、答練、添削の仕方、費用などを受験校に問い合わせ、可能であれば、実際に確認する。
  • 上記を踏まえ、総合的に自分に適した受験校を選択する。

二次試験を独学ではなく、受験校を利用して学習を進めていく事を決められた方は、受験校選択時の参考にして頂き、ご自分にあった受験校を見つけて頂ければ幸いです。また、当ブログには様々な受験校のリンク先が用意されていますので、そちらもどうぞ確認して下さい。

さて、本稿が年内最後の投稿となります。少し早いですが、皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

以上、TOMでした。


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募集要項

対 象:H29年度2次試験合格者および筆記試験受験者(不合格者)
–> 年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
応募方法 : igdojo8@gmail.com までメール
※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄頂き、当「一発合格道場」に帰すものとします。

受験体験記テンプレ

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

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