模試の反省不足で撃沈したオヤジの反省

こんにちは、久しぶりの投稿になる猫オヤジ(@きょくしん)です

 今週末は最大規模の受験数を誇る、某予備校の1次模擬試験が実施されます。なので、道場の記事も模擬試験がテーマ。

 私は、痛恨の反省不足を書きたいと思います。

 

ケースの背景として、昨年の今頃の状況を簡単に。

1.基礎養成期(前年10月から4月の約半年)から完成期(5月から6月末)

・養成答錬は平均84点。最低72点とまあまあ。
・完成期は予備校のレジュメと問題の復習が中心。答練は平均74点。最低62点。
(自信あったので、1次対策の時間を半分にし、自己流2次対策)←失敗!
・1次復習不足。問題の復習は、直近で間違えたもの&何度も間違えたものが中心。
 基礎養成期に出来るようになった問題は復習していない。←失敗!

2.公開模試(6月末)

・問題が難しかったが法務が出来ず35点!。合計も420点。
 ↑かなりマズイ!。 時間がもうない!
・一度学習したことを忘れているとようやく気がつく。

3.直前期(7月)

・予備校の直前まとめレジュメと、全科目の復習。
特に暗記系3科目、法務、中小、情報は大急ぎで復習。
しかし、運営と経済のスピ問はやり直しできず ←時間切れ!

4.1次試験本番(8月第1週末)以降

・経済採点36点で撃沈!
・来年再受験と認識して2次対策には本腰が入らず。
・9月に得点調整で合格して大喜び!
・でも2次試験まで残り1カ月半。貴重な2次切符2枚のうち、準備不足のうちに1枚使うことに・・・・shock

原因は模試の反省不足

本番失敗後に反省したことは、失敗の兆しは模擬試験の時にすでにあったこと。

教訓は「せっかく難しい模試を受けるなら、本試験が難しい場合の対応を練習すべき!」ということ。

★まず模擬試験で反省したところ

・既述のとおり養成期に出来るようになった問題や論点を忘れている事に気付いた。GMROIなんか定義すら忘れている。完成答練で平均74点だったのは毎週復習してすぐテストをやったから。短期記憶で乗り切ったに過ぎない。

(反省点1)

 → 直前に見直さないと忘れてしまうも部分も多い。1週間前に全科目おさらいする必要ある。見直しておけば出来ていた問題も多数あった。

(反省点2)

→ 復習の不足。1度できた問題も忘れている。再度やり直す。1次試験まで、特に暗記系3科目を強化。

 

★反省が不足だったところ・・・大後悔!・・・

(反省点)

・法務35点だったにも関わらず、問題が難化した場合の対処を検討しなかった。
「模擬試験は予備校がやる難しい試験。あてにならない。本番はこんなに難しくない」と思っていた。

1次試験本番だって問題は難しい。H22経済、H21情報・・・。難易変動が大きいことを認識しておくべきだった

(分析)

失敗原因は、試験中に最後まで考えることをせず、選択肢を絞った程度でマークして軒並みはずれる、というパターン。本番の経済でも同じように崩れた。

私の場合、答練の繰り返しで、1問当たりの所要時間を計算し、選択肢を絞ったら時間内で次々とマークしてしまう癖がついていた。ひとつずつきちんと検討していけば正解していた問題も多かった。

この方法で全問即答するという方法は、時間内に正解が見つかるor正答率も高いという程度に簡単な問題なら高得点を狙える。

しかし、難易度が高い問題では、2-3分で正解が見つからず(選択肢を絞り切れない)、どの問題も検討不十分でマークし、解答を次々に間違えるリスクがある。同じ時間をかけて全問題をやって、確率的にある程度の正答率を想定するのは、問題の難易度が平易かつ平準な場合に限る。

(教訓)

・難易度を見極め、問題が難しい場合は、簡単な問題から時間を割り当て、まず40点を確保する作戦にすぐさま切り替えたい財務のようにやさしい問題からやり、きちんと正解を積み上げたい。

 ・1次本番では、H22の経済、H21の情報のような難問が並ぶこともあると認識したい

対処法切替・40点確保作戦の実践の練習には、難問が多い模擬試験がちょうど良い!。

 みなさんはしっかり模試を練習台にしてくださいね!

模擬試験での実験結果(オヤジのケース)

 ・午後の集中切れの防止には、チョコレート(甘いもの)・メガシャキなどで対処。昼食は軽めに。首と肩の凝りには、湿布シールを貼るなど。体調維持対策の効果は確認できた。試験中ほとんど疲れは感じなかった。

 ・隣席の人の音がかなりうるさくても集中できた。鉛筆を机に投げ出す、焦って頁をめくる、ため息が大きいなど、とても癖のある人だった。集中力が切れずに取り組めたことは自信になった。

 ・心を整える練習が出来た。試験前の15-20分の休憩時間はレジュメや気になるところを見直す、テキストをしまってからは無心で腹式呼吸に専念する。こんなふうに、自分なりの集中手順が作れた。

 ・勝負パンツ「甲冑パンツ」をはいてみた。巨人の原監督はWBCの全日本監督の時にはいて優勝したとか。私のは「織田信長」で、謙信や信玄、真田もよかったけど、やっぱ大勝負は信長でしょうって感じ。ちなみに写真はwebのもの。自分のパンツ晒すのは遠慮しました。

 ただし、前の窓がなく小便には不便。男子トイレは長蛇の列なので、本番では穿きませんでした。焦って汚したりするとイヤだし(笑)。本番に穿かなかったから失敗した(?)なんて事はないと思うけど。 

 ちなみに女子にはパンツに加えて「甲冑キャミソール」がある。上下揃って甲冑っぽい。

最後に

・「起こり得る最悪の事態とは何か」と自問すること。

・それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること。

・・・D・カーネギー「道は開ける」より・・・

 模擬試験、本番のつもりで頑張ってください!

Byきょくしん

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模試の反省不足で撃沈したオヤジの反省”へ6件のコメント

  1. きょくしん より:

    ふふふ。らいじんの記事のコメントとおなじじゃな。らいじんの方でコメント返しちゃる。

  2. リチャードまる より:

    企業経営理論の試験中、五分くらい寝てしまいました。昼飯調整失敗したかな。文章量が多くて脳が疲れて面倒になって、試験を途中でほっぽり出したくなりましたわ。経済学はグラフ関係の復習が必要だわ。あー疲れた。

  3. きょくしん より:

    マルチネスさん

    はじめまして。コメントありがとうございます。

    ご質問の件ですが、
    今年の施策は試験直前なのであまり出ない、23年度版の「中小企業施策利用ガイドブック」も発表されてないし、とお答えしようかなあと思っていたのですが・・・・調べてみたらちょっと意見が変わりました。

    本件は未曾有の激甚災害だし、チェックすべきと思いました。仮に試験に出なくても、とっても多忙でも、覚える価値ある気がします。大事なところは僅かだし。

    ・まず、中小企業庁が震災直後に発表した全国的施策が大事ですね。
    http://www.meti.go.jp/press/20110313003/20110313003.html
    内容もシンプルだし、読んでおく(ある程度覚える)のはこれだけで良いかも知れません。

    ・他にも全国施策としては
    政策金融公庫の融資
    http://www.jfc.go.jp/c_news/news_bn/news230318.html
    商工中金の特別貸付
    http://www.shokochukin.co.jp/newsrelease/pdf/nr_110518_01.pdf
    などあるようですが、ここまではちょとフォローしきれないかな(笑)。

    とても勉強になる鋭いご指摘ありがとうございました。私自身の認識も改まりました。

    模擬試験に向けて頑張ってください。道場にはこれからもぜひお気軽にコメントください。
    今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。応援させていただきます。

    感謝合掌 byきょくしん

  4. 猫オヤジ(@きょくしん) より:

    リチャまるさん

    いつもお読みいただきありがとうございます。今日はリチャまるさんお薦めのD・カーネギーから引用しました。「道は開ける」「人を動かす」どちらもいい本ですね。・・・関係ない話題ですみません。
    リチャまるさんも模試頑張ってね。

  5. マルチネス より:

    はじめまして。
    いつも拝見しています。

    今年の中小企業経営・政策ですが、震災対応の新設支援策などは出題されそうでしょうか?

    ご意見お伺いしたいです。
    よろしくお願いします。

  6. リチャードまる より:

    面白い記事でした。

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