【中小】データ分析

こんにちは。wackyです。

さて怒涛の7週間punchもいよいよ大詰め、最終科目中小企業経営・政策ですね。まずは今までの出来はいかがだったでしょうか?以前の記事に書きましたが、答練の結果を一喜happy01一憂sadしたうえで必ず改善へとつなげてください。企業経営理論のころからやっていたとしたら、すでに6回は改善を行うことができてますよねbleah。最初の頃に比べればかなりこなれてきたはず。それも成長の証ですよ。

それでは恒例のデータ分析いきます。

1.データ分析
まずは過去の平均点と科目合格率の推移についてです。

ここ数年は難と易を繰り返しています。昨年は易だったので今年は難でしょうか?中小という科目は科目特性の関係から、やや難しい科目であるといえます。ご存じのとおり、中小という科目は中小企業白書から出題される部分と、中小企業向け政策から出題される部分があります。中小企業白書は毎年作成されその年ごとに「テーマ」があり、グラフや統計データも変更されるため非常に対策しづらいという特性があります。ということは過去問は役に立たないということです。(どういう問題が出題されるかという参考にはなりますが)
次に政策ですが、こちらは中小企業向けの政策に関して出題されます。政策については中小企業庁が発行している中小企業施策総覧および中小企業施策利用ガイドブックに記載がありますが、これらの政策は日々変化していきます。私が受験生だったころは「事業仕分け」により多くの施策や機関が廃止になり結構影響を受けましたannoy
白書、政策ともに年度を経るごとに出題内容が変化することから、過去問が活用しづらく対策が取りにくい科目であるといえます。

次にランク別の傾向です。

毎年難易度は変化していますが、基礎知識(A,Bランク)で約5割程度、Cランクまで合わせれば約8割弱出題されていますので、この辺をきっちりおさえることが肝要と言えます。またこれを見るとH21年の難易度が非常に高かった要因というのがわかりますね。他の年度に比べるとDランクの問題が多く出題されています。

次に領域別ランクの傾向です。

これを見ると白書のほうがAランクの出題割合は多いのですが、B・Cランクの出題割合は政策のほうが多いというちぐはぐな結果になっています。白書のほうは、わからない問題はどんなに考えてもわからない一方で、見たことあったりすると瞬殺で解答できることもあることが特徴です。つまり「直感勝負」です。そのためにも重要なグラフやデータは何度も繰り返してみて視覚でも「記憶」しましょう。

なお、白書と政策の出題割合はほぼ半数ずつとなっていて、昨年は21問ずつの合計42問出題されました。中小は90分科目ですが時間sandclockが足りなくなるということは考えなくてもよいのではないかと思います。

2.まとめ
近年の傾向を見る限りだと今年の中小は難しくなるのではないかと思うのですが、しかしながら対策が取りづらいですdespair。過去難しかった年度の問題を使うわけにはいきませんからね。
そこでやはり王道ではありますが、過去の傾向を踏まえたうえで、
・どのような問題が出題されているのか?
・どのレベルまで対策が必要なのか?
・頻出論点は何か?
を丁寧に分析して対策を行うことが求められます。ということはやっぱり中小もほかの科目と同様です。
特に政策は頻出の政策の内容を覚えれば覚えるほど点が取れるようになりますので、これから2か月は費用対効果が高くなります。でも無意味な暗記は定着しにくいですから、なるべく興味を持てるようなやり方を工夫してみてください。

今週は政策について記事を書きますので、今日はこの辺で。

by wacky

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