【二次試験】金型を用意しよう

おはようございます
世界の畠ちゃんです。

先日は、地元で金融機関の方の講演を聞いていきました。
ローカルベンチマークや事業性評価、金融機関側の考えなど、聞いてみたかった話を聞くことができました。

 

それはそれでよかったのですが、改めて勉強の必要性を感じました。
よく「知識が積みあがるまで行動しないのは問題だ」と言われますが、「知識がないまま行動する人」もイヤですよね(笑)

やはり「知識を積み上げながら行動する」「走りながら考える」というのが正解でしょうか。
まずそれを目指して、自分の机に積読(つんどく)状態になった本を、早く読まなければ・・・!!


さて、自戒から入りましたが、二次試験まで58日となりました。

一次試験後から二次試験の勉強を始めた方も、事例を解いてみて感触を掴んできたころでしょうか?それとも、フワフワしてどうしたものか・・・と悩んでいらっしゃるかもしれません。

そこで今日は、金型(別な表現をすると、文書を書く時のフレームワーク)を利用しましょう、という話です。

私は、以前お伝えしたように、「ふぞろいシリーズ」と「M〇C直前答練(通信)」を利用しました。直前期の答練だけ利用した私がM〇Cを語るのはいかがなものかと思いますが、M〇Cの「文章の金型法」はシンプルで、再現性も高くて、大いに参考にさせてもらいました。

 

1.金型の効能

金型を利用する効能として、因果関係やキーワードを入れ忘れたりするのを防ぐこともできますし、比較的安定して事例を解くことができるようになります。

いま、「どう書いたら良いかわからない」「事例によって、できたりできなかったり」ということは、金型を利用することで、解決できると思います。そして何より、出たとこ勝負?を回避することで、本番での確実性を高めることができると思います。

 

2.金型ってどういうもの?

たとえば、
「① 切り口 + ②与件の引用 + ③改善キーワード + ④くくり(効果)のキーワード」
具体例だと、
「A社は、営業面で・・・、生産面で・・・のため、〇〇戦略を採り、××を目指す。」

「要因には、市場面で・・・、競合面で・・・など、〇〇がある。」

これの良いところは、設問解釈をして、金型を決めれば、あとは与件文から抜き出して書けばよいとシンプルに考えられるところです。(かなり大雑把な表現ですが・・・)
さらに、金型さえあれば、あとは、事例を解きながら、キーワードなどの引き出しを増やしていけばよいのです。

ただ、金型にこだわりすぎるのには注意が必要です。うまくいかないときもあるかもしれません。その時は、設問の要求にこたえることを第一に考えましょう。

ちなみに、「ふぞろいシリーズ」を読んでいても、上記のような書き方をしている再現答案も結構あるので、参考にしてみてください。

 

3.実際の解き方

シンプルに3つに分けて考えるとよいと思います。

1 設問要求解釈+解答骨子作成
2 与件文から答案に盛り込む要素を抽出する
3 答案を記述する

2と3はそのままなので置いておいて、一番大切な「1 設問要求解釈+解答骨子作成」についてです。

設問要求解釈のことを、人によっては、「設問分析」「設問解釈」「要求解釈」と表現したりします。
よく、「聞かれたことに答える」ともいわれますが、簡単なようで難しいことでもあります。特に、二次試験においては、相手(出題者)が答えてほしいものを作成しないと、当然点数が入りませんから、ここが一番重要だと思います。

4.昨年参考にさせてもらった主な記事

ここで、私が金型や設問解釈について、昨年参考にさせていただいた記事をご紹介いたします。

フェイマオさん 80分で合格答案を書くために何をすべきか?~その1~

フェイマオさん3部作(私が勝手に命名しました)のうちの第一部。
事例80分を①考える時間(40-50分)と②書く時間(30-40分)に大別し、①の時間内で「下地(=解答骨子)」を作っています。

「これなら私もできるかも!」と思わせてくれます。
「その2」、「その3」もありますので、あわせてお読みください。

 

はんたさん 【二次試験】レシピを増やしましょう

はんたさんは、スキマ時間に「設問文だけを読んで,作問者が何を答えて欲しいのかを読み取る訓練」をされました。私は車通勤でしたので、通勤中のスキマ時間活用というものはありませんでしたが、公共交通機関で通勤される受験生の方は、この設問解釈をすることで、良いスキマ時間活用になるのではないかと思います。
また、レストランのシェフのたとえ話もナルホドとうなずけます。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。
事例に取り組んで日が浅い方、特に独学の方は、色々悩みが多いかと思います。
また、「経験のある多年度生に早く追いつかなくては!」と焦る気持ちもわかります。
その気持ちは、心のどこかにおいておくべきですが、最初から難しく考えすぎると、答えのない試験だけに、ドツボにはまることもあるかもしれません。

難しいとは思いますが、極力、悩まずに!
事例を重ねることで見えてくるものも多いです。冒頭の話ではありませんが、「知識を積み上げながら行動する」「走りながら考える」スタンスで行きましょう!

Yes,you can!!


最後に、関西方面の方に朗報です!!
満員御礼となっていた大好評の「大阪 夏セミナー」ですが、なんと現在キャンセルが出ております!!
たっしープロデュース、個性派歴代メンバー(!?)も多数参加するセミナーは必聴です!
千載一遇のチャンス!!
今すぐアクセス!!

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

。:*:★道場夏セミナーin大阪のお知らせ★:*:。

一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017
〜2次試験の壁を乗り越えろ!〜

□ 開催日時:2017年08月26日(土) 13:30~16:45
□ 会場:大阪市立中央区民センター(堺筋本町駅 徒歩2分)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーの「壁」とその乗り越え方を紹介しながら、
こじんまりとした大阪セミナーらしく
個別相談の時間を多くご用意しています。

ただいま受付中

詳細はこちら

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です