【二次対策】今年こそ合格をつかむために。

一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

一次試験から早くも2週間が経とうとしていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

合格基準を余裕でクリアーし二次試験の権利を得られた方、自己採点ではボーダー付近で少し複雑な心境の方、今年は科目合格で来年捲土重来を期す方など様々だと思います。

二次試験への切符を手にされた方は迷わず10月22日に向けダッシュ!、少し複雑な方もまずは9月5日の合格発表までは走ってください。また、来年度再挑戦の方は新たな計画を立てましょう。

今後の計画についてはそのが、二次試験に向け準備すべきことはルナが投稿しておりますので、併せて確認してくださいね。

また、11日の道場セミナー @東京にご出席頂きました皆さま、この場を借りて、感謝申し上げます。Open dayの投稿で少し触れましたが、私も昨年このセミナーに参加し、多くの刺激と様々な情報に触れました。セミナー後、自分の状況を踏まえ、取捨選択をし、残りの学習期間を見直しました。まだ消化できていない方もいらっしゃると思います。もう一度反芻してみることで、ご自分の立ち位置を振り返ってみてはいかがでしょうか。なお、セミナーの状況についてはこちらにもありますのでご覧ください。


さて、私は一発道場ではレアな多年度合格者です。加えて、かなり迷いに迷っていた受験生でした。(今このような場で二次試験について書くなど、当時からすると全く信じられない事態です。)

そこで、本日は「二次試験に初めて挑戦し不合格となった2015年度」「合格した2016年度」の取り組みの違いをお話します。特に二次試験再挑戦で現状に不安を抱いている方に何らかの気づきとなれば幸いです。

端的に言えば、8月以降の違いは以下です。

2015年度(不合格:CACA)

  • 受験校のカリキュラムに従った受動的な学習。迷ったまま本番を迎えた。
  • 手を動かしていない。だから、どのノウハウが良いかも分からないし、身にも付かなかった。
  • 設問研究と設問に対応する一次知識の学習が不十分。どの一次知識を使えば良いか身についていないため、提案に自己の経験を踏まえた知識を使ってしまう。(今でも、鮮明に覚えていますが、事例3で苦し紛れにやってしまいました。結果、Cです。)

2016年度(合格:BAAA)

  • 一次試験までは基本的に受験校のカリキュラムに乗って学習。受動的なまま。道場セミナー参加後に能動的な学習に切り替える。何とかやり切った気持ちを得て、本番を迎える。
  • 手を動かし、自分でも使えるノウハウを何とか身に付けた。
  • 設問研究と設問に対応する一次知識の学習を行う。どの一次知識を使うべきかを何とか身に付け、本番では自己の経験を踏まえた知識を排除して、回答を作成した。

詳しくは以下です。

2015年度

8月

  • 二次試験の知識ゼロ。その為、自己採点終了後、某受験校のセミナーに参加し、初めて情報収集。
  • セミナーで通学の直前演習コースがあることを知り通学受講を開始。お盆明けから通学。初めて事例を知る。80分のやりくりに翻弄され、講師から「因果関係を意識して・・・」などの指導を受けるも、腹落ちできないまま、受講を続ける。また、なぜ点数が取れなかったのかに関し、自分で「振り返り」までは行わず。
  • 直前演習に加え通信で事例4特訓があることも知り、申し込む。事例4だけは結果が勉強時間に比例しやすいと思い始める。

9月

  • 当受験校で模試を開催していることを知り、9月に初めて経験。月末に戻ってきた結果は悪くなかったものの、本番で同じような評価が得られるか全く自信が持てず、何とも言えない思いが募る。
  • 直前演習の答練終了。やはりモヤモヤ感が募ったままとなる。

10月

  • 「全知識」を購入し、事例1〜事例3に関連する一次知識の見直しを開始。ルーズリーフに纏め始めるが、どういう設問でその知識を使うのかまで身に付けることができず。結果、本番でも設問が要求していない一次知識や自分の経験に基づいた知識を記述することになる。
  • 「全ノウハウ」を購入するが、ノウハウを試さないまま「読んだだけ」で終わる。全く身に付かないまま本番に臨む

2016年度

8月

  • 直前演習でお世話になった受験校の二次本科に1月から通学していたので、そのカリキュラムをこなす。結果、80分の使い方に不安はなくなる。また、事例4は安定しつつあったが、事例1〜3は演習の結果がバラついたままだったので、「このままではまた落ちる」と危機感が募る。しかし、なぜバラつきが起こるのかに関し、検討が出来ていなかった。
  • 二次本科の講師から「カリキュラム終了(9月末)以降、試験本番までの残り1ヶ月」をどう過ごすか考えておくよう、指導を受ける。
  • 今更ながら、悔いのない2年目にしたいと思い、道場の夏セミナーに参加する。合格者が実施してきたことをナマで聴き、他の受験校の情報も得る。つくづく自分の学習スタイルが受動的であったことを痛感する。前述の講師の指導も思い出し、当受験校の通信の受講を申し込む
  • 事例4の過去問研究が疎かになったまま8月を迎えてしまった為、事例4用の「全知・全ノウ」を購入し、優先度を付けながら過去問を振り返る。

9月

  • 5月に続け、2度目の模試を受験。事例4で事故を起こし、悲惨な結果となる。事例4の重要性を再認識し、会社の昼休みに事例4特訓の問題集に再度取り組み、本番での事故防止を目指す。
  • 8月下旬に申し込んだ通信講座の学習ガイドブックを読み、自分の回答がバラつく理由にようやく合点がいく。9月中にガイドブック記載の方法を体に染み込ませるべく、日単位でやるべきことを決め、ガイドブック記載の内容をエクセルに纏める。また、通信講座に付随していた過去問の設問とその回答をエクセルに纏め、設問と一次知識の繋がり、回答の仕方を見直す。
  • 二次本科の演習や模試の回答と解説を振り返り、これも前述のエクセルに纏め、自分がどこでコケたを意識する。
  • 9月下旬から通信講座の演習に着手。

10月

  • 引き続き通信講座の直前演習に取り組み、80分の感覚を維持する。
  • 昨年同様、一次知識の総まとめをルーズリーフに纏める。

如何でしょうか?

2015年度は学習が受動的で、2年目の2016年度も同じやり方を続け、迷走していたことがお分かりと思います。それでも残りの2ヶ月で自分を修正し、何とか合格にたどり着きました。今年初めて挑戦するスト生の方もまだモヤモヤだと思いますが、諦めずに能動的に取り組んでください。

次回以降はそれぞれ何をしていたかを具体的にお話ししたいと思います。

以上、TOMでした。

。:*:★道場夏セミナーin大阪のお知らせ★:*:。

一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017
〜2次試験の壁を乗り越えろ!〜

□ 開催日時:2017年08月26日(土) 13:30~16:45
□ 会場:大阪市立中央区民センター(堺筋本町駅 徒歩2分)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーの「壁」とその乗り越え方を紹介しながら、
こじんまりとした大阪セミナーらしく
個別相談の時間を多くご用意しています。

ただいま受付中

詳細はこちら

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です